不倫とは、配偶者ではない人と肉体関係をもつことを指す言葉です。パートナー以外の人間との肉体関係を立証できれば、相手への慰謝料請求が可能になります。
では、不倫をしている人の特徴はどのようなものなのでしょうか。この記事では不倫している人に共通するポイントや見抜く方法、また相手が不倫していることが判明した時の対処法を解説いたします。
Contents
不倫している人の特徴とは? 注目すべき10のポイント
パートナーが不倫をしているかどうか確信が持てず不安、という方も多いのではないでしょうか。不倫をしている人の特徴とはどのようなものなのでしょうか?
ここでは、不倫している人の特徴について、注目すべき10のポイントを紹介いたします。
生活パターンが変化した
- 週末の外出が増えた
- 休日出勤が増えた
- 残業が多くなった
- 会食や飲み会が多くなった
など、生活パターンが突然変化した時は、不倫の可能性があります。特に、「毎週金曜日だけ帰宅が遅い」のような変化が見られる場合は、警戒するようにしましょう。
態度がいつもと違う
- 急に口数が増えた
- 急に口数が減った
- こちらの機嫌を取るような発言
- 記念日でもないのにプレゼントを渡してきた
など、態度が普段とは著しく異なる場合、それは不倫のサインかもしれません。不倫をしている男性は罪悪感から急にパートナーに対し優しくなったり、逆によそよそしくなったりします。
言動に矛盾が見られる
- 発言内容に矛盾が多くなった
- 出張に行くと言っていたのにSNSの更新が多い
- 指摘すると言い訳してくる
言動に矛盾が見られるのも不倫している人の特徴の一つです。パートナーに不倫を悟られないように嘘の予定を話していて、ついうっかりそのことを忘れてしまう…というパターンがあります。
携帯やスマホを肌身離さない
- トイレやお風呂など、どこへ行くにもスマホを持ち歩く
- スマホの画面を伏せて置く
- スマホ画面を覗き込まれるのを極端に嫌う
- 通知音が鳴ってもすぐ開かない
不倫をしている人は、スマートフォンの画面がパートナーの目に触れるのを避けるようになります。特に肌身離さずスマホを持ち歩くようであれば、かなり怪しいです。通知が来た際のポップアップに目を光らせておきましょう。
お金の使い方が変わった
- 金遣いが荒くなった
- 普段買わないような物を買うようになった
- タクシーの領収書が異常に高い
- 高級なレストランのレシートを財布から発見した
金銭感覚の変化も、不倫をしている人に良く見られる傾向です。特に自分で利用したにしては高すぎるタクシーの領収書や、レストランのレシートなどが見つかった場合は、要注意。
たまに連絡がつかなくなる
- 就業時間が過ぎているはずなのに連絡がつかない
- 休日どこかへ出かけたきり連絡がつかない
- 電話をかけても出てくれない
- 連絡がつかなかったことの言い訳を事細かに説明してくる
平日の昼間であれば、連絡が取れないのも頷けます。しかし就業時間以降や、休日に連絡がつかないとなれば、少々注意が必要です。また連絡が取れなかった理由を聞いた時、事細かにその理由を説明するのも怪しい態度だといえます。
二人でいる時に周囲を気にしている
- デート中にそわそわしている
- 人目を気にしている
- 特定の場所を避けている
以上のような特徴が見られる場合も要注意です。近しい人物と不倫している場合や、不倫相手が普段の行動範囲に住んでいるような場合、「不倫相手に見られているのでは」という警戒心からこのような態度になる場合があります。
最近見た目に気を遣うようになった
- 普段買わないような服を購入した
- 髪型が変わった
- 下着にこだわるようになった
- ファッションの趣味が変わった
- いつもと違う香水をつけている
ファッションの変化も、不倫をしている人の特徴として挙げられます。不倫相手に合わせて服装や髪型を変えたり、ファッションにおいて明らかに異性を意識していたりといった傾向が見られるようであれば、かなり怪しいといえます。
帰ってきてからすぐお風呂に入る
- 帰宅後にすぐシャワーを浴びるようになった
- 匂いにやたらと気を遣うようになった
- シャワー前にいつもと異なる香水の匂いがした
不倫をしている人は、匂いを気にするものです。不倫相手の香水の匂いや、ホテルのシャンプーの匂いを消すために、帰宅時にはすぐシャワーを浴びる傾向にあります。怪しい場合は、洗濯前の衣類からいつもと違う匂いがしないかチェックしてみましょう。
夜の営みが少なくなる
- セックスレスが続いている
- ある時期から頻度が減った
- 普段と様子が異なる
性交渉に関する変化も、怪しむべきポイントの一つです。ある時期からあからさまに頻度が少なくなったり、拒まれるようになったりと、普段と様子が異なる場合は要注意。単なるセックスレスではなく、不倫が原因の可能性があります。
パートナーの不倫を見抜くには?
不倫を見抜くにはどうすればいいのでしょうか? ここからは不倫を見抜くためにチェックすべきポイントを紹介いたします。
身の回りのものをチェックする
もし本当に不倫をしているのであれば、思わぬところからその形跡が見つかるかもしれません。まずはパートナーの身の回りをチェックしてみましょう。
とりわけ確認すべきなのはパートナーの「財布・カバン」「車の中」「部屋の中」です。以下にチェックすべきポイントをまとめました。
- デートに使ったであろうレストランなどのレシート・領収書
- ラブホテルと思しき施設のレシート・領収書
- ホテル街にあるコンビニのレシート
- 助手席のシートの角度や位置
- 異性のものと思しき髪の毛
- 普段と異なる匂い
- 怪しいレシートや領収書
- 避妊具
- 化粧品
- 二人分の食事の形跡
- 普段と異なる匂い
給与明細・クレジットカードの利用明細をチェックする
不倫をしていると、お金の動きに不審な点がみられる場合があります。パートナーの給与明細、もしくはクレジットカードの利用明細から、不倫の証拠が見つかるかもしれません。以下の点に注目してみましょう。
休日出勤や残業を口実に不倫相手と会っている場合、給与明細をみるとその嘘が明らかになります。もし本当に休日出勤・残業をしているのであれば、その分の手当があるはずです。また労働時間も給与明細に記されることになります。
もし手当が出ていなかったり、そもそも休日出勤・残業の時間が一切記載されていないのであれば、仕事と称して不倫相手と会っている可能性があります。
不倫相手と訪れたレストランやホテル、また不倫相手へのプレゼントが、クレジットカードの利用明細から明らかになる場合があります。もし可能なのであれば利用明細を確認してみましょう。
例えば大きな買い物をしており、それについて何も知らされていない場合は、不倫相手に高価なプレゼントを購入している可能性があります。
相手に質問してみる
カマをかけて相手の反応を伺ってみるのも、不倫を見抜くのに有効な手段の一つです。例えば以下のようにカマをかけてみて、どんな反応を示すかチェックしてみましょう。
- この前一緒にいた女の人、誰?
- 車のシート、ズレてたよ
- 昨日仕事じゃなかったの?
もし狼狽えるようであれば、不倫の可能性が高いです。
不倫が判明した時の対処法
もしパートナーの不倫が判明した場合、落ち着いてできることから対処しましょう。感情に任せて相手を問い詰めると、喧嘩になったり、不倫の証拠を隠されてしまったりする可能性があります。まずは冷静に、以下の対処法を試してみましょう。
不倫の証拠を集める
浮気や不倫の疑いがある場合、確固たる証拠を収集することは、その後の法的な手続きにおいて極めて重要です。
しっかりとした証拠があれば、裁判での離婚理由として認められる可能性が高くなり、また、慰謝料の請求にも有効です。しかし、相手が不倫を否認する場合、証拠がなければその事実を証明するのは困難です。
不倫の証拠を収集する際には、以下の点に注意しましょう。
尾行に関する注意点
尾行は不倫調査における一般的な調査手法の一つですが、これにはプロの技が必要です。パートナーに気づかれないように行動するのは非常に困難なので、個人で行う際には二人体制で調査するなど、バレないような工夫が必要です。不倫調査の事実が発覚すれば、証拠が隠滅される可能性があります。
情報収集に関する注意点
証拠収集は法律を遵守して行う必要があります。GPSによる位置情報の捕捉、盗聴などの違法行為は、証拠としての価値を失い、逆に法的な問題を引き起こすことがあります。それらのリスクを理解した上で、罪に問われない範囲で情報を収集しましょう。
スマホチェックに関する注意点
自力で行える証拠収集方法として、スマートフォンのチェックをしたがる人は多いです。しかしスマホを所有者の許可なく勝手に操作することは、不正アクセス禁止法に抵触する恐れがあります。基本的にはあまりおすすめできません。
話し合いをする
不倫が発覚した後には、主に「離婚」または「婚姻関係を継続」するという二つの選択肢があります。どの道を選ぶかは、関係者双方がしっかりと話し合い、慎重に決定する必要があります。
離婚を選択する場合は、特に子どもがいる場合には親権の取り決めや、慰謝料に関する話し合いが必要となります。一方で、関係の修復に向けて話し合いを行う方もいます。この場合、「不倫をしないためのルールを設ける」など、具体的な改善策を講じることが重要です。
再発防止策を考える
「離婚しない」と決めた場合、再発防止のための具体的な対策を講じることが重要です。以下のような方法を検討し、お互いに合意の上でルールを設定することが望ましいです。
- 不倫相手の連絡先を自分の目の前で削除させる。
- 不倫のたびに罰金を課すようにする。
- パートナーが使えるお金を制限する(お小遣い制など)。
- 門限を決める。
これらのルールは、双方の話し合いを通じて合意に至ったものでなければなりません。また、こうした取り決めを行う際には、「次は許されない」という明確な線引きをしておくことも重要です。これにより、関係の修復を目指す中で、互いに約束を守ることの重要性を再認識する機会となります。
弁護士に相談する
「離婚の申し立てをしたいが、相手が同意しない」「慰謝料の請求を考えている」「パートナーと不倫相手に対して、法的な確約を取り付けたい」といった状況では、弁護士のアドバイスやサポートが非常に有力です。
経済的な理由で弁護士に依頼することに躊躇している場合でも、無料の法律相談を提供している弁護士事務所も存在します。このようなサービスを活用することで、法的な支援を受けつつ、自身の状況に最適な解決策を見つけることができるでしょう。
ちなみに「鷹の目探偵事務所」では、不倫調査を行った後、離婚裁判に強い弁護士への紹介などのアフターサービスも行っています。
不倫の証拠になるもの6選
不倫を理由に慰謝料を相手に請求したい場合、法的に優位性のある証拠を用意する必要があります。どのようなものが有効な証拠になりうるのでしょうか。ここからは証拠になりうるものについて解説いたします。
写真や動画
不倫の証拠として写真や動画は非常に重要です。特に、不倫相手と一緒にいる姿を捉えたものは、不倫関係の存在を示す強力な証拠となり得ます。
例えば、ラブホテルから二人で出てくる様子が動画に収められている場合、その映像は二人に肉体関係があることを強く示唆する証拠となります。男女が二人でラブホテルを出る様子を見れば、両名の間に肉体関係があることが誰の目から見ても明白でしょう。
その他にも、キスをしている様子、互いに親密に接して歩いている様子、腕を組んでいる様子など、親密な関係を示唆する写真や動画は、証拠として有効です。
この時、パートナーと不倫相手の顔がはっきりと識別できる写真、動画を撮影することが重要です。画像がぼやけていたり、人物が特定できないような状態では、相手側による言い逃れの余地が生じる可能性があります。
録音データ
パートナーと不倫相手の会話内容も、不倫の証拠として有力です。録音データを取得するのは難しいですが、例えばパートナーの車内にICレコーダーを設置するという手法が考えられます。
取得した録音データに肉体関係を示すような内容が含まれていれば、有力な証拠になり得ます。
会話内容が肉体関係を直接的に示唆していなくても、会話の日時や場所、密会を示す情報は、不倫行為を立証する上で非常に重要です。他の証拠と組み合わせることで、不貞行為をより確実に立証する助けとなるでしょう。
ただし、録音を行う際には、プライバシーの侵害や盗聴に該当しないよう、法的な観点からも慎重に行動することが非常に重要です。
カーナビの移動履歴
カーナビの履歴は、不倫の証拠収集に役立つ情報源の一つです。
特に、カーナビの検索履歴や走行履歴、地点登録に不倫相手の自宅、職場、ラブホテルなどが記録されている場合、これは不貞行為の重要な兆候となり得ます。
カーナビの履歴によって、パートナーが特定の場所を頻繁に訪れていたことが明らかになれば、他の証拠と組み合わせて、不倫の事実を裏付けるのに有効です。また、不貞行為の証拠を押さえるための写真・動画の撮影にも有効活用できます。
メールやSNSのメッセージ
不倫相手とのメールやSNSでのやり取りは、不倫の証拠として非常に重要な役割を果たすことがあります。ただし、単なる日常会話だけでは証拠としての価値は低いです。あくまでも肉体関係の有無が明確に推測できるような内容でなければなりません。
間接的ではあっても不倫関係を推測させるような内容が含まれていれば、有力な証拠になる可能性があります。ただし、メールやSNSのメッセージを証拠として使用する際には、プライバシーの権利や法的な側面を十分に考慮する必要があります。
相手のスマホやSNSアカウントに勝手にログインすると、不正アクセス禁止法に抵触する恐れがあります。ライバシーに関する法的な側面を考慮し、適切な方法で行うことが重要です。
クレジットカードの利用明細や領収証
クレジットカードの利用明細は、不倫の証拠として非常に有効です。特に、不倫相手とのデートに関連する支出が記録されている場合、その日付と場所が明確な証拠となります。
例えば、レストランや映画館、ホテルや旅館での支出がクレジットカード明細に記載されている場合、それらはその日にその場所にいたという直接的な証拠になります。これらの明細をメールやメッセージのやり取りと組み合わせることで、不倫行為の具体的な証拠として強化できます。
クレジットカード明細だけでなく、レシートや領収書も同様に、特定の場所で特定の時間にいたことを示す貴重な証拠になります。
調査報告書
探偵による調査報告書は、不倫や浮気の事実関係を正確に明らかにするため、離婚調停や訴訟において非常に有力な証拠となり得ます。
探偵事務所は、専門的な技術と経験を有しており、個人では収集が困難な証拠を確保することが可能です。探偵が行う調査では、対象者の行動を詳細に尾行し、その場の写真を撮影するなどして、具体的な証拠を収集します。
そして、その日の行動に関する報告書を作成し、事実関係を明確に記録します。これにより、浮気や不倫の事実を客観的に示す、反論の余地のない証拠を提供することができます。
不倫調査は自分でもできる?自分でできる調査内容
パートナーの不倫が怪しまれる場合、その真相を確かめたいと思うのは当然のことです。自分一人の力で不倫の証拠を集めることは可能ですが、調査できる範囲は限られています。
自分でもできる不倫調査
不倫調査は探偵に依頼するのが一番おすすめですが、自分でできる範囲もあります。例えば、前述したように「財布・カバン」「車の中」「部屋の中」など、パートナーの周辺を探って浮気の事実を探るのも一つの不倫調査です。
また、給与明細やクレジットカードの利用明細を探るのも、不倫調査の一貫だといえます。そのような調査内容であれば、個人で行っても問題ないでしょう。
自分で不倫調査を行うデメリット
一方で、不倫調査を自分で行うことには、デメリットもあります。
違法行為のリスク
例えば、パートナーのスマートフォンやパソコンからデータを無断で閲覧する行為は、プライバシーの侵害と見なされ、法的な問題を引き起こす可能性があります。また、尾行は一定の条件下でストーカー規制法違反とみなされることもあります。
さらに、不倫相手の自宅に無断で侵入する行為は、住居侵入罪に該当します。これらの行為は、相手方から訴訟を起こされ、損害賠償を請求される原因となる可能性があります。
パートナーにバレるリスク
自分自身がパートナーに顔が知られているため、証拠収集の過程で発覚するリスクは常に存在します。このリスクは、浮気や不倫の証拠を収集しようとする際に、特に注意を払う必要がある点です。
もしパートナーに証拠収集の事実が発覚した場合、夫婦関係に亀裂が生じたり、相手による証拠隠滅のリスクがあります。また、パートナーが不倫をしていない場合、自分が疑念を持っていたことに対する怒りや失望から、逆に離婚を提案されることも考えられます。
証拠を掴めないリスク
自力での証拠集めは、有益な情報を得るための努力に見合った結果が得られるとは限らず、多くの困難が伴うことがあります。
まず、不倫の証拠収集に際しては、絶対にパートナーに発覚しないことが必要条件です。しかしながら、既に互いに顔が知られている関係では、この要件を満たすことが非常に難しいと言えます。
また、ICレコーダーを用意したり、スマートフォンやパソコンのデータをチェックしたり、尾行を行ったりするなど、証拠を収集するための行動は多大な手間とコストを要求します。特に、小さな子どもがいる家庭の場合、こうした活動に必要な時間を確保することは一層困難です。
自分で浮気調査を行うリスクについては、こちらの記事をご覧ください。
不倫調査は探偵に依頼するのがおすすめ
不倫している可能性がある人の特徴を、再度振り返ってみましょう。
- 生活パターンが変化した
- 態度がいつもと違う
- 言動に矛盾が見られる
- 携帯やスマホを肌身離さない
- お金の使い方が変わった
- たまに連絡がつかなくなる
- 二人でいる時に周囲を気にしている
- 最近見た目に気を遣うようになった
- 帰ってきてからすぐお風呂に入る
- 夜の営みが少なくなる
以上の項目に複数当てはまる場合、不倫している可能性があります。
パートナーがもし本当に不倫をしていた場合、慰謝料を請求することができます。その際には、不倫をしていたことが第三者の目からも明らかになるような、確固たる証拠が不可欠です。
しかし、自分で証拠を収集するのは前述の通り非常に困難です。証拠を掴めない可能性があるばかりでなく、法的なリスクを伴うこともあります。
探偵は証拠収集の専門家であり、法的な枠組みの中で浮気調査を行います。明確な証拠を、迅速かつ確実に収集するためには、プロの探偵事務所への依頼を検討するのがおすすめです。
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