一緒に暮らしているはずなのに、お互い他人のように振る舞う「家庭内別居」。
「最近、夫の顔を見ていない」「夫の態度が冷たくなった」そんな悩みを抱えていませんか？
会話が減り、顔を合わせる機会が少なくなっているなら、あなたも知らないうちに家庭内別居状態に陥っているのかもしれません。
この記事では、家庭内別居の実態について詳しく解説します。そのメリットとデメリット、さらには夫婦関係を修復するための方策にも触れていきましょう。
鷹の目探偵事務所は男女の悩みに特化した探偵事務所です。
- 何から話すべきかわからない
- 相談内容がまとまっていない
- 費用が払えるか心配
という場合でも、ベテラン調査員が一つずつ丁寧にお伺いします。まずはお気軽にご相談ください。
Contents
家庭内別居とは？特徴や理由、仮面夫婦との違いを解説
家庭内別居とは、夫婦が同じ家に住みながらも会話することなく、交流をほとんど持たずに生活することを指します。
もしあなたが、夫との会話や対面する機会が極端に少ないと感じているなら、すでに家庭内別居状態にあるのかもしれません。
ここでは家庭内別居の特徴と、同じようで実は意味の異なる「仮面夫婦」との違いを解説いたします。
家庭内別居とは何か
家庭内別居状態にある夫婦は、夫婦でありながらお互いがまるで他人であるかのように振る舞います。
家庭内別居の特徴
典型的な家庭内別居の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 配偶者に対して無関心
- 会話がほとんどない
- 顔を合わせても挨拶すら交わさない
- 子どもに対して無関心
- 食事や就寝の場所が別々
- お互いに家にいるかどうか分からない
必要最低限の会話しかせず、おたがいに干渉しないような夫婦は家庭内別居のような状態にあると言っても良いでしょう。
もちろんお一人の時間を大事にするために、あえて互いに干渉しないような夫婦もいるでしょう。
しかしそれも行き過ぎると、家庭内別居のような極端な状態に陥ってしまう場合があるので注意が必要です。
家庭内別居状態だから仲が悪いというわけではない
知っておいていただきたいのが、家庭内別居だからと言って、必ずしも夫婦仲が悪いわけではないという点です。
夫婦の会話や交流がないだけで、夫婦関係が崩壊しているとは限りません。
夫婦の形はそれぞれです。お互いにとって心地よい距離感に落ち着いた結果、家庭内別居のような状態に至るケースもあるでしょう。
中には、一定の距離を保ちながらも、良好な関係を維持している場合もあります。
家庭内別居に陥る理由とは？
好きで結婚したはずの男女が、なぜ家庭内別居のような状態になるのでしょうか。
婚活パーティーに関するイベントプラットフォームのE-venzが100名に対して行った調査では、家庭内別居のきっかけとして以下が挙げられました。
【男性】
引用元：私が家庭内別居にした理由とメリット・デメリットE-venz
・「けんか」（41歳/愛知県）
・「コミュニケーションの不足と性格の不一致」（66歳/埼玉県）
・「エアコンの設定温度」（56歳/大阪府）
・「セックスレス」（42歳/岐阜県）
・「子供の不登校」（57歳/東京都）
・「子育てのすれ違い」（35歳/埼玉県）
・「親族問題」（53歳/沖縄県）
・「収入減」（59歳/埼玉県）
・「失業」（61歳/神奈川県）
男性側としては、コミュニケーションの不和や経済的な理由がきっかけだったとの回答が目立つ一方、女性側が挙げるきっかけは少し異なるようです。
【女性】
引用元：私が家庭内別居にした理由とメリット・デメリット – E-venz
・「子供への暴力」（54歳/大阪府）
・「相手の浮気」（41歳/青森県）
・「価値観の違い」（49歳/東京都）
・「生活リズムの違い」（48歳/神奈川県）
・「夫の借金」（66歳/神奈川県）
・「夫が超絶モラハラだと確定したから」（51歳/石川県）
・「彼の酒癖の悪さ」（68歳/高知県）
・「生理的嫌悪」（39歳/北海道）
・「気持ちが冷めた」（63歳/北海道）
女性側が挙げるきっかけの方が男性側よりも少し深刻なものが多く、暴力やパワハラなど離婚の理由にも挙げられるようなものが目立ちます。
家庭内別居夫婦が離婚しない理由
家庭内別居状態にある夫婦は、なぜ離婚しないのでしょうか。
居心地が悪い夫婦関係を継続する理由が分からない、という方もいらっしゃることでしょう。
生活情報誌「ESSE」が行った調査では、家庭内別居状態にある夫婦が「離婚しない理由」として以下が挙げられました。
離婚をしない理由は？
引用元：離婚せず、あえて家庭内別居を続ける理由とは？「今の状態がラク」との声も | ESSEonline（エッセ オンライン）
1位 子どものため／29人
2位 経済的な事情／22人
3位 気持ちが踏みきれない／13人
4位 夫が離婚に応じない／8人、周囲の目が気になる／8人
＊複数回答あり
「子どものため」「経済的な事情」などが挙がる一方で、「夫が離婚に応じない」という理由で離婚できないという方も一定数存在するようです。
離婚を考えているものの夫婦間で意見が揃わず、その結果として家庭内別居状態に陥るケースもあるようです。
仮面夫婦との違い
仮面夫婦は、外出先や親族との交流の場では、仲の良い夫婦を演じます。
一緒に食事をしたり、同じ寝室を使ったりするため、家庭内別居とは一線を画します。
とはいえ、家庭内別居状態の仮面夫婦も存在するかもしれません。
人前では理想的な夫婦を装いながら、家に帰れば全く別の顔を見せるのです。
まさに両極端な生活を送っていると言えるでしょう。
男女トラブルに強い探偵事務所
「鷹の目探偵事務所」にお任せ！
鷹の目探偵事務所は浮気調査・婚前調査に強い探偵事務所です。
ご予算に合わせてプランを調整できるので、少額からの調査も可能！
「何から手をつけていいかわからない」という方のために、「無料相談」も承っております。いつでもお気軽にお問合せください。
家庭内別居のメリット・デメリット
家庭内別居のメリットとしては、夫婦が同居しているため生活費に困らないことや、お互いのライフスタイルを尊重し合えることなどが挙げられます。
反面、デメリットとしては、配偶者が同じ空間にいることでストレスが溜まる人がいる点や、夫婦の会話が減ることで寂しさを感じる人がいる点などがあります。もう少し詳しく見ていきましょう。
家庭内別居のメリット
家庭内別居の主なメリットは以下の通りです。
- 経済的な負担が軽減される
- 子供への影響を抑えられる
- お互いの生活スタイルを尊重できる
- 復縁の可能性を残せる
経済的な負担が軽減される
民法760条では、夫婦は互いに生活費を分担する義務があると定められています。完全に別居してしまうと、二重の生活費がかかってしまいます。その点、家庭内別居なら同じ家に住んでいるため、経済的な負担が少なくて済むのです。
完全に別居してしまうと、新たに住居を確保するための家賃はもちろん、光熱費やインターネット回線など、生活に必要なインフラを二重に契約しなければなりません。
一方、家庭内別居なら、こうした出費を最小限に抑えられます。同じ家に住み続けることで、経済的な負担を大幅に軽減できるのです。
子供への影響を抑えられる
家庭内別居は子供への影響を最小限に留められる選択肢と言えます。離婚は子供の生活環境を一変させてしまう可能性があり、そのせいでなかなか踏み切れない方も多いでしょう。
両親との別居だけでなく、友人との別れ、転校による新しい環境への適応など、離婚は子供にとっては大きなストレスになり得ます。こうした経験から、不登校に陥ってしまうケースも少なくありません。
また、離婚によって、子供の進学先の選択肢が狭まってしまうこともあります。受験に影響が出たり、地方への引っ越しで教育環境が変わったりと、子供の将来にも関わる問題が生じかねません。
お互いの生活スタイルを尊重できる
また、夫婦であっても、お互いに干渉されたくないと感じる人もいます。自分の時間を大事にする人間同士が結婚すると、どうなるでしょうか。
もともと一人の時間を大切にするタイプ同士が結婚した場合、自然と家庭内別居のような状態になることもあるでしょう。
会話はないもののお互いを信頼し合い、お互いの生活スタイルを尊重しながら夫婦生活を送ることができます。
この場合は夫婦関係が悪いわけではないので、一般的な家庭内別居という言葉につきまとうような「不仲」のイメージからはかけ離れています。
復縁の可能性を残せる
夫婦関係の改善を望んでいるなら、家庭内別居には復縁の可能性を残せるメリットがあります。
家庭内別居と言っても、ある程度は共同生活を送ることになるため、日常的に顔を合わせる機会があります。
会話すらままならないような関係性でも、家庭内別居で精神的な距離感が生まれることで、良好な仲を取り戻せるかもしれません。
一方で完全な別居に至ってしまうと、物理的な距離から心の距離がさらに開いてしまう可能性があります。別居をきっかけに離婚への秒読みが始まってしまう場合もあるので、注意が必要です。
家庭内別居のデメリット
一方、家庭内別居のデメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 同居によるストレスが蓄積する
- 離婚のリスクが高まる
- 離婚が認められない可能性がある
- 子どもに悪影響を及ぼす可能性がある
同居によるストレスが蓄積する
そもそも関係性が悪化している夫婦では、お互いが同じ空間にいるだけでストレスを感じることもあるでしょう。
相手の顔を見るだけでイライラが募ったり、台所やトイレ、風呂などの共有スペースの使い方をめぐって不満が爆発したりする可能性があります。
加えて注意しなければならないのが、気に入らないからといって邪険に扱ってはならないという点です。
配偶者からの話しかけられているのを無視し続けると、精神的苦痛を与えたとして慰謝料請求を請求されてしまう可能性があります。
離婚のリスクが高まる
メリットとしてお話ししたように、家庭内別居から夫婦関係の再構築に至るケースもあります。しかし、多くの場合が家庭内別居の期間と比例して夫婦関係が悪化することになるでしょう。
特に喧嘩などをきっかけに関係性が悪化している場合、顔を見るだけでもストレスに感じるはずです。
そのような状態で嫌でも顔を合わせなければならない同居を続ければ、関係修復のきっかけを失ってしまうかもしれません。それが離婚へとつながってしまう可能性もあるのです。
むしろ、物理的な距離を置くことで、感情的なしこりを解きほぐせる場合もあるでしょう。家庭内別居が、かえって夫婦の溝を深めてしまう可能性には注意が必要です。
離婚が認められない可能性がある
離婚について夫婦の合意が得られない場合には、離婚裁判を起こす必要がありますが、家庭内別居では婚姻関係は破綻していないと判断され、認められないケースがあります。
その際、民法770条に定める離婚原因が必要になります。例えば、不倫や悪意の遺棄などの事情がない場合、同条1項5号の「婚姻を継続し難い重大な事由」として、実質的な婚姻関係の破綻を認定するしかありません。
その判断基準の一つが、別居の有無と期間なのです。家庭内別居の場合、別居していないとみなされる可能性が高く、婚姻関係は破綻していないと判断されやすいのです。
子どもに悪影響を及ぼす可能性がある
家庭内別居のギスギスした環境は、子どもに悪影響を与える可能性があります。
子どもの前では仲の良い夫婦を演じられるなら問題ないのですが、成長するにつれて実は不仲であることがバレる場合もあるでしょう。
また、家庭内別居状態が長く続くと、子供がその異変に気づき、精神的な影響を受ける可能性があります。
両親の関係性は、子供の成長にも大きく関わってくるのです。
家庭内別居に至る男性心理について解説！
家庭内別居が始まるタイミングは夫婦によってさまざま。
喧嘩をして、お互いに頭を冷やすために家庭内別居になる場合もあれば、気づけばいつの間にかそうなっているというケースもあります。
では、家庭内別居に陥る際に男性はどのように考えるのでしょうか。
ここからは家庭内別居を始める男性心理を解説いたします。
生活リズムや価値観が合わないと感じている
同じ空間で夫婦生活を送っていても、生活スタイルまで合わせるのは難しいものです。
共働きの夫婦の場合、寝る時間・起きる時間が異なる場合もあるでしょう。
またどれだけ仲の良い夫婦でも、価値観の違いはあるはずです。特に金銭感覚の不一致は、夫婦生活を送る上で障壁になるはずです。
長く夫婦生活を共にすることで、多くの男女はお互いに合わせることを覚えていきます。
家庭でまで頭を使いたくない
仕事に追われる日々を送る男性にとって、家庭の問題に頭を悩ませるのは、正直言って面倒くさいことかもしれません。
職場での重圧やストレスに晒された後、家に帰ってもパートナーとの関係に気を遣わなければならないなんて、そんな余裕はないと感じているのでしょう。
一般的に、男性は女性に比べて、マルチタスクが苦手だと言われています。仕事と家庭という二つの問題を同時に抱えることに、大きな負担を感じてしまうのです。
自分一人だけの時間が欲しい
同居しているとどうしても一人の時間を作るのが難しくなります。
一人で本を読んだり、ゲームをしたりする時間がなくなり、仕事から帰ってきてもリラックスできないという悩みは同居したての男女によくある問題です。
「自分だけの時間を確保したい」という理由で、夫が家庭内別居を始めるケースもあります。「休日くらい自分のために時間を使いたい」と考える男性もいるでしょう。
妻と険悪なムードになりたくない
顔を合わせるたびに険悪なムードが漂い、会話すら憚られるケースが少なくありません。妻との言い合いを避けたいと感じる夫の心理には、いくつかの理由が考えられます。
例えば、妻に怒鳴られることへの恐怖心があるかもしれません。口論になるのが面倒だと感じているのかもしれません。
あるいは、どうせ無視されるのだから話しかけても無駄だと諦めているのかもしれません。妻が自分の言葉に耳を傾けてくれないことに、疲労感を抱いているのかもしれません。
こうした夫の感情は、決して不自然なものではありません。建設的な対話ができないのなら、話をしたくないと思うのは当然のことです。
妻とどう接すれば良いか分からない
長年連れ添った夫婦でも、関係が悪化してしまうと、お互いをどう扱っていいのか分からなくなることがあります。
特に、家庭内別居状態に陥った夫は、妻との接し方に戸惑いを感じているのかもしれません。かつての仲睦まじい日々を思い出しても、もはや過去の話でしかありません。
数々の言い争いを重ねるうちに、相手への嫌悪感が募り、お互いの存在を無視し合うようになってしまったのでしょう。
実は浮気相手がいる
あまり考えたくないことですが、夫に浮気相手がいるケースも考えられます。
浮気相手に心を奪われ、妻のことはどうでも良いと考えている可能性があるため、家庭内別居が長い場合には特に注意が必要です。
家庭内別居中とはいえ信じる夫に裏切られるのは辛いもの。
長期間の浮気は離婚のリスクも高まるため、これらの兆候が見られた場合は早めに探偵に相談するなど、何らかの方法で対処する必要があります。
家庭内別居後に夫婦関係を修復するには
たとえ家庭内であっても、一度疎遠になった夫婦が、再び仲良くなるのは簡単ではありません。とはいえ、お互いの本音を語り合うことで、理解を深められるカップルもいるでしょう。
また、夫婦としての適切な距離感を見出すことで、関係の修復に成功する例もあります。具体的な方法を見ていきましょう。
夫婦でしっかりと話し合う
家庭内別居状態から夫婦関係を修復するには、まず現状について率直に話し合うことが重要です。ただし、その際には相手を非難するのではなく、日頃の感謝の気持ちを伝えることを心がけましょう。夫の言葉に耳を傾け、最後まで否定せずに聞く姿勢が大切です。
対話の中では、お互いの希望や考えを率直に語り合うことが求められます。相手の立場に立って理解を示し、歩み寄る努力を惜しまないことです。もし、夫婦双方が本音を共有し、相手の気持ちを認め合えれば、家庭内別居からの脱却も夢ではありません。
話し合いの場では、感情的にならずに建設的な提案をすることを心がけましょう。例えば、「あなたと二人で出かける時間を作りたい」「もっと家事を分担し合いたい」など、具体的な要望を伝えるのです。
また、夫の気持ちを引き出すためには、オープンな質問を投げかけるのが効果的です。「最近、どんなことを考えている？」「私たち夫婦に必要なことは何だと思う？」など、答えを限定しない問いかけを心がけましょう。
いっそのこと別居する
夫婦関係が悪化した場合、別居を選択する夫婦もいます。住む場所を分けることで、お互いのストレスを軽減し、心地よい距離感を保てるかもしれません。
ただし、ここで注意したいのが、法律上の問題です。民法では、「夫婦は同居すべき」という規定があります。つまり、正当な理由なく別居状態を続けていると、離婚を求められるリスクがあるのです。
特に、夫から別居を切り出された場合は要注意です。もしかしたら、夫はすでに離婚を視野に入れているのかもしれません。あなたが夫との離婚を望んでいないなら、安易に別居に応じるのは得策とは言えません。
とはいえ、同じ家で暮らし続けるのがあまりにも辛いという場合もあるでしょう。そんな時は、別居に代わる選択肢を検討してみるのもよいかもしれません。例えば、しばらく実家に帰ってみるとか、単身赴任を機に距離を置くといった方法です。
大切なのは、夫婦でしっかりと話し合うことです。別居に踏み切る前に、そもそもどうしてそこまで考えるに至ったのか、お互いの本音を確かめ合いましょう。
男女トラブルに強い探偵事務所
「鷹の目探偵事務所」にお任せ！
鷹の目探偵事務所は浮気調査・婚前調査に強い探偵事務所です。
ご予算に合わせてプランを調整できるので、少額からの調査も可能！
「何から手をつけていいかわからない」という方のために、「無料相談」も承っております。いつでもお気軽にお問合せください。
家庭内別居中の浮気のリスクと慰謝料請求について
家庭内別居は、夫婦関係の修復を目的とした選択肢の一つですが、時として逆効果になることもあります。
夫婦の絆が弱まった状態で別居を続けていると、不倫へのハードルが下がってしまうのです。つまり、配偶者が浮気に走るリスクが高まるということです。
家庭内別居中の浮気のリスク
確かに、家庭内別居によって、一時的にはお互いのストレスを軽減できるかもしれません。しかし、物理的に距離を置くことで、かえって精神的な距離感が広がってしまう危険性もあるのです。
特に、コミュニケーション不足に陥っている夫婦の場合、別居中に互いの気持ちを確かめ合う機会が減ってしまいます。
また、家庭内別居が長期化すれば、それだけ不倫のチャンスも増えていきます。
配偶者の目を気にせずに自由な時間を過ごせるようになれば、新たな出会いに心踊らせてしまうかもしれません。
別居中の浮気でも慰謝料を請求できる？
配偶者がありながら、他の異性と性的関係を持つ行為は「不貞行為」と呼ばれます。
家庭内別居中の浮気であっても、慰謝料請求が成立する場合があります。
夫婦として協力し合っており、お互いに険悪な雰囲気でなければ夫婦関係は破綻していないとみなされ、にも関わらず不貞行為を行ったとして法的措置を行えます。
家庭内別居の状態によっては慰謝料を請求できない
ただし、家庭内別居によって夫婦関係が既に破綻している場合は、不貞行為が成立しないケースもあります。
以下のような状況は、「夫婦関係の破綻」と判断される可能性が高いとされています。
- 相手の食事、洗濯、掃除などを全く行わない
- 性的交渉が皆無である
- 生活費を別々に管理している
つまり、夫婦として協力し合う部分が残っているかどうかが、判断の分かれ目になるのです。
家庭内別居状態の原因が浮気の可能性があるなら探偵へ相談するのがおすすめ
家庭内別居が長期化すると、夫婦はそれぞれ独自の生活スタイルを築くようになります。まるで、ルームシェアをしている他人同士のように、別々の時間を過ごすことが日常となってしまうのです。そうなれば、もはや夫婦関係の修復は容易ではありません。
夫婦の絆を取り戻すためには、お互いの胸の内を吐露し合う機会を設けることが不可欠です。しかし、そのきっかけを作るのは簡単ではありません。特に、夫が対話を拒むようであれば、夫婦関係の改善は難しいでしょう。
そもそも、家庭内別居のきっかけが夫にあるのなら、それは不倫の兆候である可能性も否定できません。妻の目を盗んで、別の女性と密会を重ねているのかもしれないのです。
もし、そうした疑念を払拭できないのなら、思い切って探偵社に相談してみるのも一案かもしれません。プロの調査員に依頼すれば、夫の素行を詳しく洗い出してもらえます。隠された真実を明らかにできる可能性は十分にあるでしょう。
鷹の目探偵事務所は男女の悩みに特化した探偵事務所です。
- 何から話すべきかわからない
- 相談内容がまとまっていない
- 費用が払えるか心配
という場合でも、ベテラン調査員が一つずつ丁寧にお伺いします。まずはお気軽にご相談ください。
浮気調査・婚前調査は
「鷹の目」まで！
業界歴10年のベテラン調査員が浮気・不倫調査や婚前調査に対応いたします。また、男女トラブルに強い弁護士を無料で紹介するなど、アフターフォローも万全。無料のLINE相談も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
