浮気や不倫をしたパートナーが素直に謝らずに、なぜか正当化してきた……、という経験は多くの人があると思います。
しかも、まるで自分こそが被害者であるかのように逆ギレする人もいます。
なぜ明らかな罪を、正当化しようと試みるのでしょうか?本記事では男女それぞれの心理を解説します。加えて、パートナーへの対応についても説明します。
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Contents
【男性編】浮気を正当化する心理・理由
まずは、男性が不倫などを正当化する際の心理・理由について解説します。ここでは特に典型的な4つの心理を取り上げます。
今回紹介する正当化の心理は、大半の男性が胸の奥で抱えていると言っても過言ではありません。そのため、浮気がバレた際に仮に表面的には謝罪していたとしても、男性は心の中で正当化している可能性があります。
男性は浮気をするものだから
「男性ってたくさんの異性と性行為しちゃう生き物だからしょうがない」と考えている男性は実に多くいます。
動物のオスはできる限り自分の遺伝子(子孫)を残すために、いろいろなメスと交尾するのが一般的です。「人間も動物だから、本能として体だけの関係を求めてしまう」という理論を展開するのです。
もちろん、基本的に一夫一妻制を取る動物も多くいます。そのため「動物の本能として仕方がない」という理論は絶対ではありません。
あくまでも体だけの関係
「あくまでも体だけの関係だった。心から愛しているのは君だけだ」という言葉は、男性の常套句の1つです。根底には「心変わりはしていない。だから、他の女性とセックスしても罪にはならない」という考えが存在しています。
実際は、性交渉という動かしがたい事実から目を逸らせるために、見えない「心」を利用しているにすぎません。
魅力的な女性がいて口説かないのは無理
「魅力的な女性がいたら、口説かないと失礼だろ」。男性がパートナー以外の女性と親密になった際に頻出するセリフです。言葉の裏側には、「女性に興味を持たなくなったら、男としての魅力がなくなってしまう」という心理が隠されています。
もちろん、自分が肉体関係を持ちたいから口説いたことを誤魔化し、責任を相手の女性に押し付けているだけの言い訳です。自分の非を認めたくない、罪悪感を軽減したいとの理由から相手の女性のせいにしているのです。
昔は浮気するのが当たり前だった
「昔は妻以外の女性とセックスするのは当たり前だったんだ!」というような、歴史的な事実と絡めたパターンもよくあります。論理的に反論したいという心理が働いています。
たしかに、大昔は世界中の多くの国で一夫多妻制を取っていたことは間違いのない事実です。日本でも将軍家の血筋を絶やさないように、大奥や側室を制度化していたことは有名です。しかし、時代・文化・背景など何もかもが違う現代の日本において、まったく意味のなさない言い訳に他なりません。
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【女性編】浮気を正当化する心理・理由
続いて、女性が浮気や不倫を正当化する際の心理・理由について解説していきます。ここでは特に典型的な3つの心理を取り上げます。
仮に最初は自分の非を認めて謝罪していたとしても、男性がなかなか許してくれない状況になると、正当化を始める女性は少なくありません。その際には以下のような心の動き、考え方がもとになっています。
寂しくさせた夫に非がある
「寂しくさせた夫・彼氏に非がある」は、女性が浮気を正当化する際の常套句です。浮気だけでなく、何か別の原因で口論になった際も「寂しかったんだからしょうがないじゃない」と言われた経験がある男性は少なくないでしょう。
この考え方や言葉の根底には、パートナーに罪の意識を植え付けることで、自分の罪を軽くしたいという心理があります。
もちろん、自分の過ちを棚に上げて、人のせいにしているだけの誤魔化しです。
半ば無理やり迫られた
「半ば無理やり迫られた」も、前述の「寂しくさせた夫・彼氏に非がある」と根っこにある心理は同じです。つまり、自分の罪を軽くするために、相手に責任を転嫁しているのです。
また、「男性に積極的に求められるほどの女を手放すなんてもったいない」と男性に思わせたいとの思いもあります。
相手に責任転嫁しながら、自分の価値もアピールできるという、女性にとって非常に都合のいい考え方です。
当然ながら真実は、自分の罪を軽くしたいという自己弁護にすぎません。
浮気ではなく相手が本命である
「浮気ではない。なぜなら相手が本命だから」。もはや禅問答のようですが、このように考えている女性にとっては、ある意味での真実とも言えます。
なぜなら、女性の場合は相手に対して好意を抱いていないと、セックスまで至らないという人が大半だからです。性交渉している時点で、本気の恋なのだから浮気には当たらないと考えているのです。
もちろん、突き詰めて考えれば、仮に相手との関係が本気の恋だとしても、今のパートナーとは浮気の関係になるという矛盾を含んだ考え方です。
男性が浮気を正当化する際の常套句である「あくまでも体だけの関係」と真逆のベクトルの正当化と言えるでしょう。
浮気を正当化するよくある言い訳
浮気・不倫が発覚すると、夫婦やカップルで話し合いが持たれます。時には口論やケンカに発展するケースもあるでしょう。
その際にはいろいろな言い訳が出てきます。ここでは、浮気を正当化する際に多く用いられる言い訳を紹介しながら、それぞれについて詳しく説明します。ほとんどの言い訳の裏側には、前述の「浮気を正当化する心理」が働いています。
どこからが浮気なのか分からない
「どこからが浮気なのか?」は男女にまつわる永遠の論争テーマでしょう。二人きりで食事をしたらアウトという人もいれば、セックスをしても気持ちが移ろいでいなければセーフという人もいます。
だからこそ、「そもそも、どこからが浮気なのかが分からない」という言い訳が通用すると考える人が多いのです。
「今モメているけれど、まずはどこからが浮気なのかについて議論しよう!」といった、話を逸らしたいとの心理があるのです。
自分の意志で浮気したわけではない
「自分から積極的に性行為に及んだわけではない」と強調した言い訳です。「自分の意志でセックスしたのではない。だから自分は悪くない」という心理が働いています。
意志が働かない浮気は基本的にありませんし、何よりも結果がすべてです。肉体関係といった結果がある以上、浮気です。
結果について議論しては全面的に自分が悪者になるため、論点をずらしたいという思いから発せられる言い訳です。
相手から誘ってきたから仕方がない
「相手から誘ってきたから仕方がない」は、責任を相手に押し付ける言い訳です。もちろん、男女問わず自身が拒否すれば浮気には至らないので、秒で論破されてしまう意味のない言葉です。にもかかわらず、このような発言をする理由は「自分は悪くない」と思い込みたいからです。
「魅力的な女性がいて口説かないのは無理」や「半ば無理やり迫られた」と同様の心理が働いた言い訳です。
セックスを拒絶されたから
「パートナーにセックスを拒絶された。だから、他の相手とセックスをするしかなかった」という言い訳も非常によく飛び出します。肉体関係を持ったことは否定しようがない場合、パートナー以外とのセックスになんとか理由を持たせようとして、セックスレスを言い訳に使うのです。
女性側の浮気を正当化する心理で紹介した「寂しくさせた夫に非がある」と共通した心理が働いていますが、もちろん男性もよく口にする言い訳です。
自分だけに原因があるわけではない
「自分だけに原因があるわけではない。あなたにだって悪いところがあるし、それが浮気という最悪の結果につながったのだ」と、ある意味で逆ギレのような言い訳です。
- セックスしてくれない
- 二人の時間を作ってくれない
- 優しくしてくれない
- 愛情表現をしてくれない
- 束縛しすぎる
上記のような理由を挙げ、とにかく相手の落ち度を引き合いに出すことで、自分の罪を軽くしたいという心理が働いています。
酔っていたから覚えていない
「記憶にございません」という、政治家の常套句のような言い訳です。しかも「お酒に酔っていたから」と、記憶にない理由までつけていて、非常にタチが悪いです。
「自分には記憶がないから真実は分からないし、仮にセックスしていても、それはお酒のせいであり、自分自身は悪くないのだ」と、無実を主張する言い訳です。
また「お酒に酔った自分は本当の自分ではないから、仮にクロだったとしても許してほしい」というメッセージも込められています。
浮気を正当化するパートナーへの対処法
浮気を正当化する心理や代表的な言い訳について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?浮気をされた立場で、前述のような言い訳を言われたら、怒りの炎が燃え上がってしまい、冷静な対応ができなくなる恐れがあります。
そこで、ここからは浮気を正当化してくるパートナーへの対処法について詳しく解説していきます。
パートナーが謝罪もせず、逆ギレのような態度を取ってくると、頭に血が昇ってしまうかもしれません。しかし一度グッと堪えて、この記事を見返してください。そして、適切な対応を取るようにしてください。
しっかりと話し合う
浮気が発覚した際はまずしっかりと話し合いましょう。その際に気をつけるべき点は、相手のペースに飲まれないことです。
浮気を正当化してくる人間は、基本的に自らを責めることなく強気な態度を崩しません。話し合いの席でも、浮気の加害者でありながら、スキを見せるとどんどんと堂々とした振る舞いをしてきます。それにより、浮気をされた被害者側が責められ、いつの間にか立場が逆転してしまう危険性があるのです。
相手のペースに飲まれてしまうと、浮気の再発が防げないのはもちろん、反省すら促されず、むしろ自分の方が悪かったと責任を押し付けられるといった最悪の結果にもつながりかねません。
「悪いのは浮気をした側だ」という意識を絶対に忘れずに、毅然とした態度で接するようにしてください。
今後についてルールを決める
大切なことは浮気を繰り返させないことです。そのために効果的なのは、今後についての明確なルールを決めることです。
ルールとしてはいろいろな項目が必要になります。
まず、今回発覚した浮気についての後始末です
- 浮気相手には二度と会わない
- 浮気相手の連絡先を削除する
- もし浮気相手と次に会ったことが発覚したら、●●する
といったルールを明文化しましょう。
また、将来的な浮気についてもルールを設定しましょう。
例えば、「今度浮気をしたら、●●することを誓います」といったようなルールを作っておけば、浮気を防止できます。
さらに、二人が不満をため合わず、パートナーとして仲良く過ごしていくためのルールも作成するのがおすすめです。
- どんなに忙しくても1週間に1度は必ずデートをする
- 月に1回はお互いの不満や改善してほしいところを言い合う
などをルール化するのです。
次はないと宣言する
浮気を正当化しがちな人に共通しているのは、「浮気がそこまで悪いものではない」という考え方です。浮気をそこまで悪いととらえておらず、「最終的には許してもらえる」と思っているのです。その考え方が治らない限り、今後も浮気を繰り返す可能性が非常に高いです。
一方で、成人した人間の考え方というものは、そう簡単には変わるものではありません。だからこそ、考え方を変えさせるためには、きっぱりと「次に浮気をしたら別れる」と宣言しましょう。
「浮気したら離婚」という事実を突きつけられて、ようやく自分のしたことの重大さに気づき、「浮気はそこまで悪くない」という考え方を変えるきっかけになります。
浮気を繰り返されたら離婚・慰謝料請求
浮気を正当化した発言をする人は、残念ながら何度も浮気を繰り返してしまう可能性がとても高いです。もしも実際に何度も浮気を繰り返された場合は、先ほども述べた通り「別れる」という決断をしっかりと選択するべきです。そして、慰謝料請求をしてください。
もちろん生活や子どもの心配もあるでしょうし、いきなり「別れる」という道を選ぶことに躊躇してしまうかもしれません。その際は、「別居」というワンクッションを置くのもいいでしょう。
浮気を理由に離婚・慰謝料請求するには証拠が重要
浮気・不倫を理由に離婚・慰謝料請求する際、重要になるのが客観的な証拠です。最終的には裁判という法的な手続きを行っていくため、第三者が見て「確実に浮気をしている」と証明できる客観性がなければなりません。
ここでは、「自分で浮気の証拠を収集する方法」や「どのようなものが浮気の証拠になるのか」などについて解説します。
自分で浮気の証拠を収集する
まずはパートナーの言動に注意を払い、浮気しているかどうかを見極めます。その上で、冷静かつ客観的に浮気の証拠を収集していきましょう。
ただし、必ず合法性や倫理的な観点を考慮しなければなりません。浮気の証拠を集めるためとはいえ、自分が相手のプライバシーを侵害したり、法を犯したりすることは絶対に避けてください。法を犯してしまった場合、逆に慰謝料を請求される可能性があります。
例えば、勝手にパートナーのスマホのロックを解除して浮気相手とのLINEのやり取りを見たと仮定します。たしかに「浮気をしている」という証明はできるかもしれませんが、逆に相手からプライバシー侵害で慰謝料を請求される可能性も多分にあります。法律的に違法となる行為は絶対にやめましょう。
浮気の証拠になるもの
では、どのようなものが浮気の証拠になるのでしょうか。
基本的には
- 性交渉の動画・写真
- 夫婦で使用していない避妊具やアダルトグッズ
- 浮気相手とのメッセージのやり取りの記録
などは強力な証拠になるでしょう。
- 浮気・不倫を認めさせて書かせる、不貞の自認書
- 夫婦の話し合いの中で「浮気をした」と認めた際の録音データ
も浮気の証拠になります。
また
- GPSの記録
- クレジットカードの明細書
- メモ
なども場合によっては有効です。
例えば、ホテルや特定の家に何度も通っていることがGPSの記録から証明されたり、家族以外とレストランやホテルに行っていたことがクレジットカードの明細から読み取れたりすると、客観的に「浮気をしている」と推察浮気の証拠として採用されるケースもあります。
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浮気の証拠収集は探偵に依頼するのが一番確実
自分で浮気の証拠収集を行うのは、非常に困難であり危険です。客観性に乏しいものしか集められず裁判で使えなかったり、プライバシー侵害など法律的に違法となる証拠収集を行って、逆に相手から訴えられたりするケースは非常に多いです。
だからこそ、浮気・不倫の証拠収集はプロである探偵に依頼するのが最も確実です。何が有効な証拠になるかを熟知し、その証拠を収集するための効果的な調査手法やテクニックを持っているからです。法的な規制や倫理規定を遵守して調査するため、「プライバシー侵害で逆に慰謝料を請求される」など依頼者が不利益を被ることもありません。
もちろん、違法な調査を行う質の悪い探偵に依頼してしまうと依頼者も違法行為で問われる可能性があります。必ず、信頼のおける探偵に依頼するようにしてください。
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