夫の浮気から数年。当時は黙って許したものの、今になって怒りが湧いてきた…。
こんなケースが往々にしてあります。
まずはなぜ夫の浮気を許せないのか、理由を整理してみましょう。
もし妥当な理由があるのであれば、後からでも責任を追及することができます。
今回は「夫の浮気が何年経っても許せない」という方に向けて、その気持ちを整理する方法や、仕返ししたい時の方法を紹介いたします。
鷹の目探偵事務所は男女の悩みに特化した探偵事務所です。
- 何から話すべきかわからない
- 相談内容がまとまっていない
- 費用が払えるか心配
という場合でも、ベテラン調査員が一つずつ丁寧にお伺いします。まずはお気軽にご相談ください。
Contents
まずは整理！夫の浮気が何年経っても許せない理由・原因
夫の浮気発覚から年月が経過しても、やはり許せないという方は多いです。
憤りや怒りが、月日を経ても摩耗することなく心のなかでわだかまっている場合、まずは「何が理由で許せないのか」を整理して考える必要があります。
時間が経っても夫の浮気を許せない理由は、主に4つのタイプに分類されるでしょう。
- 夫の浮気を思い出してしまい許せない
- 夫の今の態度に不満があって許せない
- また浮気されるのが嫌で許せない
- そもそも夫の浮気を許していない
自分がどのタイプに当てはまるのか、何が理由で夫の浮気を許せないのか、じっくりと考えてみましょう。
夫の浮気を思い出してしまい許せない
夫の浮気に対してショックを受け、それが忘れられない。
このタイプはいわば「過去」が原因で、浮気を許せない状態にあるといえます。
例えば、以下のような方はこのタイプに分類されます。
浮気がトラウマになって思い出される
表面上は許したと思っていても、トラウマとして残り続けることで、些細なきっかけが不安や怒りを再燃させてしまうのです。
PTSD（心的外傷後ストレス障害）に似た反応とも言え、過去の出来事がふいに思い出されることになります。
関係を再構築しようとしている夫婦にとって、このトラウマが障害になることも少なくありません。
信じていたのに裏切られた！という感覚が強い
夫が浮気はただでさえ大きな衝撃を与える出来事です。特にそれまで円満だった夫婦関係が浮気によって一息に崩壊するとなれば、そのショックははかり知れません。
浮気するはずなんてないと思っていた人物からの裏切りは、その信頼性の高さから受ける心理的ダメージも大きくなります。
これまでの信頼を裏切られれば、再び相手を信頼するのに高いハードルが生じてしまうのは無理もないことでしょう。
浮気の事実を受け入れられていない
浮気をされて相手を責めるのはもちろんですが、何よりも「他の女性に目移りした」ことが許せないと感じる人が多いのではないでしょうか。
夫への愛情が深いほど、一途に自分を見てくれないことに苛立ちを感じるもの。
その衝撃を受け止めきれないことが、何年経っても「許せない」原因になります。
夫の今の態度に不満があって許せない
浮気が発覚した後で、夫への不満が募る場合もあります。
このタイプはいわば「今」が原因で、浮気を許せない状態にあるといえます。
例えば、以下のような方はこのタイプに分類されます。
夫が何を考えているのかわからない
本当に浮気を反省し、夫婦関係を再構築しようとしてくれているのか。また、自分のことを本当に愛してくれているのか。
夫が何を考えているのかわからなければ、不安になるのも無理はありません。
このように夫の言動一つ一つに敏感になり、些細な変化でさえも再びの裏切りではないかと疑心暗鬼に陥ることがあります。
反省していないと感じる
夫が浮気した自分を正当化しようとしていたり、妻の側に責任転嫁しようとしていたり、反省していないと感じるのであれば、許すのは困難でしょう。
また妻を不安にさせた過去があるのにもかかわらず、夜遊びや朝帰りを繰り返すのであれば、「反省していない」と感じられても仕方がありません。
関係性を修復するためには、まずしっかりと謝罪してもらい、次に行動を改めてもらう必要があります。形ばかりの謝罪では、モヤモヤした感情が残ることになります。
家事・育児に協力してくれない
特に男性は家事や育児に非協力的になりがち。浮気してから数ヶ月は反省から協力的だったのに、みるみるうちに何もしてくれなくなる…といったことも少なくありません。
もちろん仕事の都合で家事・育児に協力できないことはあるでしょう。
しかし浮気をしてしまった手前、もう少し手伝ってくれても良いのに…と感じる方も多いのではないでしょうか。
また浮気されるのが嫌で許せない
また浮気されるのが嫌で、夫を許せないという方もいらっしゃるでしょう。
このタイプはいわば「未来」が原因で、浮気を許せない状態にあるといえます。
例えば、以下のような方はこのタイプに分類されます。
もともと浮気性だった
浮気が発覚してどれだけ厳しい制裁を加えられても、浮気性の男性は何度も同じ過ちを繰り返してしまいます。
反省してもう二度と浮気しないと誓ってくれるのであれば許せるかもしれません。
しかし、浮気を繰り返された過去があるのであれば、簡単に許せなくて当然です。
謝ってくれたが信じられない
特に夫への信頼度が高いほど、一度でも裏切られたことで信頼性が失われ、相手への不信感が募ってしまう場合が多いです。
夫を許すためには、何度もその気持ちを確かめる必要があるでしょう。心から悔いているのだと納得できれば、きっと許せるようになるはずです。
しかしそんな機会が訪れず、浮気を許せないまま年月が経過してしまうケースも少なくありません。
また浮気されているかもしれないと感じる
特に既にその兆候が見られる場合は、「またか！」と頭にくるのも無理はありません。許す許さない以前に、大いにその責任を追求すべきでしょう。
とはいえ、浮気が再発した場合はすぐ問い詰めるのではなく、しばらく泳がせてしっかりとした証拠を押さえることが重要です。
なぜなら一度浮気がバレた実績がある男性は、隠し方も巧妙になっている可能性があるからです。巧みに言い逃れされないよう、まずは証拠を集めるべきです。
そもそも夫の浮気を許していない
そもそも浮気をした夫を許すつもりがない、という方もいらっしゃるでしょう。
何年が経過したとしても、裏切りは裏切り。許すつもりはないものの、共に暮らしているという方も意外に多いのではないでしょうか。
許していないが生活のために我慢している
いわば、経済的な理由から一緒に生活するしかなく、「浮気は許せないけど我慢している」という状態です。
このようなケースは専業主婦にありがちで、モヤモヤを抱えたまま夫婦生活を継続することになります。
子供がいるから離婚できなかった
浮気による離婚は、子供への影響を考えるとなかなか踏み切れるものではありません。
また、子供を育てるにはお金がかかるもの。一人で稼げる能力があっても「自分に何かあったら」という考えがよぎって離婚にまで至れないこともあるでしょう。
「夫の浮気が何年経っても許せない」という方の対処法
夫の浮気が何年経っても許せない！
ふとした時に夫の浮気が頭をよぎってイライラしてしまう…。
ここからは、「夫の浮気が何年経っても許せない」という方の対処法を紹介します。
無理に夫を許す必要はない
浮気を許すためには、自分の気持ちに正直になることが重要です。
無理に夫と仲良くしようとすると、逆に許せない気持ちが強くなることもあります。まずは自分自身の気持ちを整理し、夫との関係をゆっくりと再構築していくことが大切です。
無理に会話をする必要はありませんが、あいさつ程度から始めて徐々にコミュニケーションを増やしていくことで、関係修復の一歩を踏み出すことができます。
夫に自分の思いを打ち明ける
浮気された苦しみを思い出したときに、旦那に素直な気持ちを伝えるのは大切なことです。
許すと決めた後でも、不安や疑問が生じるのは自然なことであり、それを夫婦で共有することが関係修復につながります。
自分の心の中にある不安や苦しみを正直に伝えることで、夫も理解し、サポートしてくれるかもしれません。
感情的にならずに落ち着いて伝えるために、文字でのコミュニケーションを活用するのも一つの方法です。
相手の反応を見ながら、少しずつ信頼を取り戻していくことが大切です。
自分の未来のことを考える
旦那の浮気を許すためには、過去よりも未来のことを考えるのが大切です。
感情的になってすぐに別れる決断をするのではなく、この先も夫婦として一緒に過ごすメリットがあるかどうかを冷静に考えることが重要です。
金銭面、子どもの教育、世間体など、さまざまな要因があります。
その中で夫婦関係を続けていく価値があると判断したら、許す努力をすることも一つの選択肢です。
夫への愛情を思い出す努力をする
旦那への愛情を再認識することは、浮気された苦しみを乗り越える上で有効な方法の一つです。
怒りや悲しみが湧き上がってくるときに、かつて旦那をどれだけ大切に思っていたかを思い出すことで、感情をコントロールし、ネガティブな考えから抜け出す手助けとなるでしょう。
愛情を思い出すことは、関係修復への一歩となるかもしれません。
思い出さないようにする
浮気された苦しみを思い出してしまうと、ネガティブな感情が増幅し、負のスパイラルに陥りやすくなります。
旦那に対する攻撃的な感情が湧いてきたら、上手に気分転換を図ることが大切です。
外出して新しい環境に身を置いたり、カフェでリラックスした時間を過ごしたりすることで、心の落ち着きを取り戻すことができます。
また、趣味に没頭することも不安を和らげる効果があります。自分自身の心のケアを優先し、ポジティブな気持ちを取り戻すことが重要です。
夫婦間のルールを作る
旦那の浮気を許す過程で、夫婦の決まりごとを作ることは互いに信頼関係を再構築する上で有効です。
ルールを設けることで、お互いの期待や約束を明確にし、安心感を得ることができます。
特に、次に浮気をした場合の離婚や、帰宅時の連絡、女性関係の連絡先の削除など、具体的なルールを決めることが重要です。
また、夫婦としての時間を大切にするために、定期的にデートをするなどの取り決めも効果的です。
これらの決まりごとを守ることで、信頼を回復し、夫婦関係を強化することができます。
夫にイニシアチブを取る
旦那が浮気をしたことにより、夫婦関係において一定の不信感や不平等が生じることは避けられません。
このような状況では、自分が夫より優位な立場に立つことで、バランスを取り戻そうとする気持ちが生まれるかもしれません。
家族に関する決定権を自分が持つことで、自信を取り戻し、心の平穏を保つことができるでしょう。
ただし、このような立場の変化は一時的なものであり、最終的には夫婦が平等な関係を目指すことが大切です。
時間が経てばお互いに対する理解が深まり、許すことができるようになるかもしれません。
誰かに相談してみる
一人で悩みを抱え込んでしまうと、ストレスが増大し、心身に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、旦那の浮気のようなデリケートな問題は、なかなか周りの人に相談しにくいものです。
そんなときは、プロのカウンセラーに相談するのがおすすめです。
カウンセリングでは、守秘義務が厳守されるため、安心して心の中を打ち明けることができます。
また、専門家の客観的な視点からのアドバイスを受けることで、新たな解決策や考え方を見つけることができるでしょう。
「仕返ししたい！」場合は浮気夫に慰謝料を請求するのもアリ
離婚を決断した場合、自立して生活できる基盤を作ることが重要です。
そのための第一歩として慰謝料請求があります。
浮気＝不貞行為を証明できるだけの証拠を集め、法的な手続きや交渉を行うことで夫に慰謝料を請求することができます。
しかし慰謝料請求には時効があるため、早めに行動を起こすことも大切です。
ここでは浮気の慰謝料を請求する方法と注意点、そして時効について解説いたします。
浮気に対する慰謝料を請求する方法
浮気に対処するための慰謝料請求手順は以下の通りです。
- 浮気調査・不倫調査を行う→探偵に依頼
妻の浮気の確固たる証拠を収集することが重要です。これには自分で浮気調査を行うか、専門家である探偵に依頼する方法があります。自分で証拠収集するのは大変困難であり、探偵に依頼する方が成功率が高いといえます。 - 慰謝料請求を行う→弁護士に依頼
浮気の証拠を掴んだら、法的措置を進めます。これには以下の3つの方法があります。- 内容証明郵便を送付する
慰謝料請求の意思を正式に相手方に通知します。相手への法的な圧力になり、結果として交渉や和解がスムーズに進む可能性があります。 - 弁護士に依頼する
不倫問題に対する法的な対応は複雑であるため、専門的な知識を持つ弁護士に依頼することが推奨されます。特に請求や交渉に関しては、弁護士への依頼がほぼ必須です。 - 裁判で慰謝料請求する
交渉が決裂した場合は、裁判による慰謝料請求が必要になることがあります。証拠提出や書面の準備など、非常に複雑な手続きが求められます。
- 内容証明郵便を送付する
重要なことは、浮気の証拠を適切に収集し、法的な手続きを適切に進めることです。また、感情的にならずに冷静に対処するようにしましょう。
浮気の慰謝料請求を行う際の注意点
慰謝料請求を行う際には、迅速かつ適切な手続きが重要です。特に、以下の2つのポイントに注意しましょう。
- 速やかに行動する
浮気が発覚したら、できるだけ早く慰謝料請求の手続きを開始することが望ましいです。時間が経過すると、有利な証拠を確保することが難しくなりますし、時効の問題も発生する可能性があります。 - 確固たる証拠を収集する
慰謝料請求には、浮気の証拠が不可欠です。特に、第三者から見ても不貞行為が明確であり、肉体関係の証拠があることが重要です。証拠が不十分だと、請求が困難になる可能性があります。
裁判による請求を避けたい場合でも、証拠を確保し、早めに行動することで、交渉や和解の際に有利な立場を確保することができます。
浮気の証拠収集は探偵に依頼するのが一般的です。信頼できる探偵に依頼し、確固たる証拠を獲得しましょう。
浮気の慰謝料請求には時効がある
浮気による慰謝料請求には「時効」という制限が設けられており、特定の期間内に請求を行わなければ、その権利は失われます。
慰謝料請求の時効は3年間
浮気の慰謝料請求には、被害者が浮気の事実を知った日から3年間の時効が設けられています。
この期間内に慰謝料の請求を行わなければ、請求権は時効によって消滅します。したがって、浮気が発覚した後は迅速に法的措置を検討する必要があります。
除斥期間は20年間
除斥期間とは、どんな状況でも慰謝料の請求権が消滅する最終的な期間を意味します。
この期間は、浮気の関係が始まった日から数えて20年間とされています。この20年間を超えると、たとえ被害者が浮気の事実を知らなかったとしても、慰謝料の請求は一切できなくなります。
20年の除斥期間は、社会的な安定や公序良俗を守るために設けられています。長期間にわたり未解決の権利関係が社会に不安定をもたらすことを防ぐ目的があります。
結論「夫の浮気が何年経っても許せない」場合は早めに行動するべき
何年経っても夫の浮気を許すことができず、復讐をしたいと考えている方は、慰謝料請求できるかどうかを検討してみましょう。
ただし、浮気の慰謝料請求には時効があります。「浮気の発覚から3年」が時効になるので、ご注意ください。
もし時効が過ぎておらず、慰謝料を請求する権利を有している場合は、まずは浮気の証拠を掴む必要があります。
浮気の証拠を一人の力だけで掴むのは難しいため、探偵に浮気調査を依頼しましょう。
鷹の目探偵事務所は男女の悩みに特化した探偵事務所です。
- 何から話すべきかわからない
- 相談内容がまとまっていない
- 費用が払えるか心配
という場合でも、ベテラン調査員が一つずつ丁寧にお伺いします。まずはお気軽にご相談ください。
浮気調査・婚前調査は
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