【妻の浮気の証拠】有力な浮気の証拠を自分で集める方法と注意点を解説！

浮気・不倫された場合、浮気をした妻と浮気相手に対して慰謝料を請求できます。慰謝料請求を行う上で、重要なのが「証拠」です。

浮気の慰謝料請求を行うためには、「肉体関係を証明」する必要があります。性行為を撮影した画像や動画、または肉体関係があったことを推認できる情報（探偵による調査報告書など）が不可欠です。

この記事では、具体的にどのようなものが浮気の証拠にあたるか、また証拠をどうやって集めれば良いのかについて解説いたします。

妻の浮気を見破る方法や、浮気が発覚した際の対処法についてはこちらの記事をご覧ください。

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浮気する女性の割合は？

マッチング情報メディアの「ふくむすび」が2023年に20代〜60代の既婚男女を対象に行ったインターネット調査の結果、既婚女性の浮気率は21.1％となりました。

さらに、相模ゴム工業株式会社のアンケート結果によると、配偶者・交際相手がいる女性の浮気率は16.3％となりました。

これらの結果を総合すると、既婚女性の6〜5人に1人は浮気をしていると判断できるでしょう。

数値から明らかなように、実はかなりの割合の女性が浮気を経験しています。

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妻の浮気が発覚！まずは証拠を集めましょう

妻に浮気されていることが明白な状態であっても、証拠を用意できなければ慰謝料を受け取るのは難しいとされています。証拠がなくとも相手が罪を認めれば問題ないのですが、浮気を否定する可能性があるからです。浮気が事実であると証明できなえれば、裁判で負けてしまう恐れがあります。

浮気を証明するにはどうすれば良いのでしょうか。法的に浮気とみなされる条件を理解すれば、自ずと答えが見えてきます。

性交渉を直接的に撮影した写真や動画でなくとも、複数の証拠を組み合わせれば不貞関係を証明できる場合があります。

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それでは、ここからは「具体的にはどのようなものが浮気の証拠になるのか」を確認していきましょう。

妻の浮気の証拠集め！有効な証拠とは？

前述の通り、浮気の証拠を集める上で「配偶者以外の人物との性交渉を伴う関係」を証明するものかどうかが、慰謝料請求の鍵を握ります。

以下は有効な証拠の一覧です。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

写真や動画

直接的な性交渉を示す写真や動画などは、不貞行為の証拠として非常に強力です。妻や浮気相手のSNSアカウントなど性行為中の写真や動画があれば、証拠として活用できます。また、不貞行為を裏付けるような「間接的な証拠」も強力です。たとえばラブホテルを入退室する様子なども、証拠として有効となります。

とはいえ、実際にはこのような証拠を入手することは極めて難しく、プライバシーの侵害や法律に触れる可能性があるため、注意が必要です。

浮気を認める自認書や録音データ

配偶者や浮気相手が肉体関係を認めた自認書や録音データは、不貞行為の直接的な証拠として非常に強力です。これらは、浮気関係の存在を明確に示すものであり、法的な手続きにおいて重要な役割を果たします。不倫の証明には、

しかし、書面や録音データに「デートをしたことがあります」という内容だけで、具体的に肉体関係があったことを示す情報が含まれていない場合、その証拠価値は限定的になります。ここでもやはり、性交渉の有無が重要になるのです。単なる一般的な会話の記録では、親密な関係や不貞行為の存在を直接的に証明するには不十分です。

LINEなどのチャットツールのメッセージ

SMSメッセージ、SNSのダイレクトメッセージなど、メールやチャットツールでのやり取りの記録も浮気の証拠として有力になる場合があります。ここでも重要視されるのが肉体関係の有無。直接的に性行為に関する言及がある、ないしはホテルや旅館、相手宅に泊まったことなど、肉体関係を推測させる内容が含まれている場合は十分な証拠能力を持ちます。

また具体的な場所や日時、行動が記されている場合、不貞行為があったことを強く示唆する証拠となります。一方で、親密な間柄を伺えたとしても、やり取りの内容が一般的な会話の範疇を出ない場合は、証拠価値が認められない場合もあります。

ホテルの領収書

ホテルやラブホテルの領収書・明細書は、浮気の直接的な証拠として非常に強力です。これらの文書は、特定の日時にホテルやラブホテルが利用されたことを示し、不貞行為があったと推測させる強い根拠を提供します。特に、浮気の疑いがある当事者の名前が領収書や明細書に記載されている場合、その人物が実際にホテルを利用したことが証明されます。

ただし、ホテルの明細書には通常、代表者1名の氏名のみが記載されるため、誰と一緒に宿泊したかを直接的に示すことは難しい点があります。このため、領収書や明細書をもって浮気を証拠するには、他の補足的な証拠と組み合わせる必要があります。

手帳や日記

手帳、スケジュール帳、日記などに不倫相手とのデートの日時や内容が記載されている場合、これらは不倫の証拠として利用することが可能です。これらの文書は、特定の日に不倫相手と会ったこと、またはデートをしたことを示す直接的な記録であり、不倫関係の存在を示唆する有力な情報源となり得ます。

しかし、これらの記録は肉体関係の直接的な証明にはならない場合が多いです。デートの日時や場所、行動の詳細が記されていても、それだけでは肉体関係の証拠とはみなされません。反対に性交渉に至った日やその予定などが細かに記されているような場合は証拠能力があります。

産婦人科の診療報酬明細書・エコー写真

エコー写真や産婦人科の診療報酬明細書など、妊娠や堕胎がわかる資料は、浮気における肉体関係の存在を示す強力な証拠となり得ます。これらの資料は、浮気相手が妊娠したこと、およびその結果として産婦人科を訪れたことを示しており、不倫関係が性的な関係を伴っていたことを強く示唆します。

この種の証拠は、不貞行為の存在を証明する上で決定的な役割を果たすことができます。離婚訴訟や慰謝料請求の際には、このような資料を提出することで、不貞行為の事実を裁判所に認めさせる有力な根拠となり得ます。

探偵による調査報告書

探偵事務所や興信所に浮気調査を依頼すると、調査報告書を受け取ることができます。調査報告書も、離婚調停や訴訟、慰謝料請求において非常に有力な証拠となり得ます。

探偵事務所は、専門的な技術と経験を有しており、個人では収集が困難な証拠を確保することが可能です。探偵が行う調査では、対象者の行動を詳細に尾行し、その場の写真を撮影するなどして、具体的な証拠を収集します。

調査報告書には対象者の行動や正確な時刻を記した報告書であり、事実関係を明確に記録します。これにより、浮気や不倫の事実を客観的に示す、反論の余地のない証拠を提供することができます。

妻の浮気調査を自分で行う！証拠集めの方法

ここまで、妻の浮気を証明するための「証拠」をまとめてきました。浮気の証拠としては、法的には「肉体関係の有無」が重要になります。これを集めるのは非常に困難であり、基本的には探偵や興信所へ調査を依頼することをおすすめします。

とはいえ「自分でできることは自分でやりたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここからは、自分で浮気の証拠を集める方法について紹介いたします。

SNS・ブログ・メール・手紙など

浮気相手とのメッセージのやり取りや、手紙などは親密な様子がわかる重要な手がかりです。肉体関係に関して言及していれば、浮気の証拠としても活用できる場合があります。

特に、スマートフォンは浮気の証拠が集約されやすい場所です。連絡に使われるアプリケーションや、二人で過ごした時の写真など、浮気の証拠が見つかることがあります。

スマートフォンをチェックして浮気の証拠を探りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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自宅から痕跡を探す

女性の浮気の場合、浮気相手を自宅に連れ込んでいる可能性があります。「怪しい」と感じる場合は、自宅に痕跡が残っていないか確認してみましょう。

例えばゴミ箱の中は、証拠が残る可能性が大。避妊具や二人分の食事の形跡など、不自然なものが残っている可能性があります。

クレジットカードの明細書を見る

デートで利用したレストランや娯楽施設の支払い記録が証拠となる場合があります。これらはクレジットカードの利用明細書に記録が残ることになります。確認できるようであれば、カードの明細書も見ておくと良いでしょう。

交通系ICカードの利用履歴を見る

交通系ICカードをよく使用するパートナー（妻）の場合、利用履歴から浮気の証拠が掴める場合があります。例えば浮気相手の家の最寄駅や、ホテル街に近い駅などを頻繁に利用した形跡がある場合は浮気の可能性が高いです。不自然な利用履歴がないか調べたい場合は、駅の券売機を操作すれば簡単に情報を入手できます。

相手からのプレゼントがないか

浮気している人は、身につけるものに相手からのプレゼントの品が混じる可能性があります。それまで目にしたことのない高級なアクセサリーや衣服を急に身につけるようになった場合は要チェックです。

位置情報を確認する

相手の位置情報がわかるようなものがあれば、浮気の手がかり・証拠をそこから得ることが可能です。例えば前述したように、カーナビの検索履歴にラブホテルの名前を入力した形跡があれば、浮気の疑いがあります。また相手の車や鞄などにGPSを取り付け、居場所を追跡することも可能です（違法に当たる可能性があるため、探偵や興信所の指示のもとに行うのがおすすめ）。

GPSを使用した浮気調査に関してはこちらの記事をご覧ください。

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そのほかの情報

妻が家出して浮気相手の自宅に住んでいる場合など、住民票を移している場合があります。また、浮気の事実が子どもの血液型や、かなり稀なケースですがDNA鑑定によって明らかになる場合もあります。さらに、第三者からの目撃情報や証言も証拠となり得ます。

自分で浮気調査を行いたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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妻の浮気の証拠を自分で集める時の注意点

ここまで、妻の浮気の証拠を自分で取得する方法を紹介してきました。前述した通り、個人的に浮気の証拠を押さえるのは非常に困難です。何より、リスクがあるため注意が必要です。ここからは浮気の証拠を自分で集める際の注意点を紹介いたします。

浮気を疑っていることがバレないようにする

妻の浮気を疑っていると、普段と異なる挙動をとる可能性があります。妻がそれを察知すれば、「なぜそんなことをするの？」と疑問を持ちかねません。女性は小さな変化に気付きやすいため、ほんの小さなきっかけで浮気を疑っていることが相手にバレるリスクがあります。もし疑っていることがバレれば、証拠隠滅を図られる恐れがあります。

このようなリスクを避けるためにも、日常生活に変化を与えずに、専門の探偵事務所などのプロに調査を依頼する方が賢明です。プロであれば、バレるリスクを最小限に抑えつつ、必要な証拠を確実に集めてくれるでしょう。

盗撮・盗聴・不法侵入などはNG

小型カメラやボイスレコーダーなど、浮気の証拠を得られるグッズは多数存在しますが、これらの使い方を間違えないよう注意しましょう。不倫の証拠収集を目的とした場合でも、相手の住居に無断で侵入する、盗聴や盗撮を行うといった行為は、法律に違反します。

不倫相手の住宅内にカメラを設置すれば、確かに肉体関係の証拠は押さえられるかもしれません。しかし、こっそりと家に侵入することは、住居侵入罪をはじめとする犯罪行為にあたり、刑事責任を問われる可能性が高いと言えます。反対に、自宅の共有スペースであればカメラ・ボイスレコーダーを設置しても問題ありません。これらのグッズは自宅や共有の車などに設置することをおすすめします。

写真を捏造・加工するのはNG

証拠が不足しているからと言って、自ら不正を行ってはいけません。写真の加工や文書、メールの偽造などは絶対に避けてください。こうした不正行為は最終的に発覚し、慰謝料請求が不可能になるだけでなく、犯罪行為として法的責任を問われるリスクがあります。

デジタルデータを証拠とする場合は、ただでさえ証拠能力の高さが疑問視される可能性があります。なぜなら、上記のような加工・改ざんの可能性があるからです。そのため、他の証拠と組み合わせる、または加工が不可能な形式での記録を心がけるなど、証拠収集の方法に工夫を凝らすことが重要です。

不正に情報を取得するアプリは使用しない

妻の行動を監視する目的で「浮気調査アプリ」を利用する方がいます。実際には子どもの見守りなどを目的として開発されたアプリですが、本来の目的と違った用途…例えば配偶者の位置情報やアプリでのメッセージのやり取りなどを監視することが可能です。

ただし、ご注意いただきたいのがスマートフォンに無断でインストールする行為は、不正指令電磁的記録供用罪にあたる犯罪行為となる可能性が高く、法律違反となるため絶対に避けるべきです。無断ではなく、許可を取った上でスマートフォンにアプリをインストールしましょう。そうすれば「浮気調査」ではなく「防止」には少なくとも役立ちます。

妻の浮気調査は探偵に依頼した方が良い

ここまで、自分で妻の浮気を調査する際の方法や、注意点を紹介してきました。なんでもお話している通り、自力での浮気調査にはさまざまなリスクがあり、基本的には探偵・興信所に依頼するのがおすすめです。

ここからは、妻の浮気調査を探偵に依頼した方が良い理由、また探偵による浮気調査の内容について紹介いたします。

探偵に依頼した方が良い理由

浮気調査を探偵に依頼した方が良い理由として、以下が挙げられます。

調査の難易度が高いため

自力での浮気調査は非常に難しく、何よりも感情のコントロールが不可欠になります。信頼していたパートナーの浮気を目の当たりにすると、冷静さを保つことが困難になるでしょう。証拠を集める過程で、感情が爆発し、本人に直接問いただしてしまうリスクもあります。

浮気を疑っていることが相手にバレてしまうと、証拠隠滅を図られる恐れがあります。そのため、浮気の証拠集めは水面化で進める必要があるのです。一方、探偵は専門的な技術と経験を活かして、冷静かつ効率的に調査を進めることができます。

浮気相手の身元を押さえられる場合がある

自力での調査では、妻の浮気行為の証拠を掴むことはできても、浮気相手の詳細な情報を得ることは難しいです。探偵に依頼すれば、浮気相手の身辺調査が可能です。具体的には、以下の情報が手に入ります。

浮気の慰謝料は自分のパートナーだけでなく、浮気相手にも請求できます。この時に身元の情報が役立ちます。

法的な証拠を確保できる

離婚裁判や慰謝料請求の際には、確固たる証拠が必要になります。浮気の証拠として法的に有効なのは「浮気相手と配偶者の肉体関係＝不貞行為」を証明するもの、あるいは推察できるものです。これには調査技術や法的な知識が必要になるので、探偵に依頼するのが最も効率的だといえます。

自力で集めた証拠には限界があり、場合によっては相手に反論の余地を与えてしまう可能性もあります。探偵は法的に有効な証拠を確保する方法を熟知しており、相手に言い逃れの余地を与えない質の高い証拠を提供できます。

探偵に依頼した際の調査内容

探偵に依頼した場合の調査内容は以下になります。

聞き込み調査

聞き込み調査は、浮気の情報収集において使用されることがあるが、一般的ではない方法です。これは、調査対象者やその周辺に調査が露見するリスクがあるためです。

調査対象者の親しい関係者が調査の目的を察知し、情報を隠蔽したり、調査を妨害したりする可能性があります。そのため、この方法は慎重に使用する必要があり、調査対象者と距離のある、いわゆる「中距離的」な関係にある人物から情報を得る場合が一般的です。

尾行調査

尾行調査は探偵業務の中でも特に専門技術を要する領域であり、浮気調査において重要な役割を果たします。探偵が行う尾行には以下の特徴があります。

張り込み調査

張り込み調査は、特定の場所で隠れて対象者の動きを監視し、証拠写真や映像を捉えるために行われます。この調査手法は、浮気や不倫の証拠収集において非常に有効です。調査対象者が頻繁に訪れる場所や予想される浮気現場での待機が主です。これにはラブホテルの出入り口、レストラン、相手の自宅などに張り込んで調査します。

以下のようなスキルが必要になります。

対象者や周囲の人々に発見されないよう、慎重に張り込み場所を選ぶ必要があります。また、私生活の侵害にならないよう法的な範囲内で調査を行うことが必須です。探偵の専門技術・知識が不可欠です。

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