近年、SNSをきっかけとした浮気・不倫が増えています。特に日本ではトップクラスにユーザー数の多いSNS、X(旧Twitter)は浮気の温床。パートナーが「裏アカウント」を作って見知らぬ異性と出会っているのではないかと、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
今回はX(旧Twitter)が浮気のきっかけになる理由や、浮気を見破る方法について解説いたします。
SNSを使用した浮気・不倫についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
Contents
X(旧Twitter)で浮気をする理由とは?
SNSは多くの人と繋がれることから、浮気相手を募集する目的でも活用されています。特にX(旧Twitter)は、異性との出会いを目的に利用する人も多いSNSです。浮気相手を探す目的で利用するユーザーも多いといえます。ここでは、X(旧Twitter)が浮気・不倫を目的として利用される理由を解説いたします。
X(旧Twitter)の特性
利用ユーザーが多い
X(旧Twitter)は、日本において4500万人以上のユーザーを有し、Instagramの3300万人、Facebookの2600万人と比較してもその人気の高さが際立ちます。
アカウントを作りやすい
X(旧Twitter)は多くのSNSとは異なり、ユーザーが複数のアカウントを持つことが許可されています。GmailやYahooメールなどのフリーメールを利用すれば、複数のアカウントを作成することが可能です。
投稿の自由度が高い
日々のちょっとした呟きから企業のプロモーションまで、X(旧Twitter)はさまざまな文章・画像・動画を投稿することができます。
浮気に利用しやすいX(旧Twitter)の機能
DM(ダイレクトメッセージ)でやりとりできる
X(旧Twitter)の「DM(ダイレクトメッセージ)」は、ユーザー間での直接的なやり取りを可能にする機能です。これを利用すれば、選択した相手とのみメッセージを送受信できます。
鍵アカウントに設定できる
鍵付きアカウント(通称:鍵垢)は、ツイッター上で非公開設定を施したアカウントを指します。この設定を行うことで、自分のツイートがフォロワー以外には見られなくなります。
趣味などの共通点をもつ人と気軽に知り合える
X(旧Twitter)は、共通の趣味で他のユーザーと繋がりやすいのが特徴です。ゲームなどの趣味があれば、そのコミュニティに参加したり、時にはオフ会のようなイベントに参加したりと、共通点をもつ人と気軽に知り合いになることができます。
「出会い」を目的としたユーザー同士の繋がりがある
X(旧Twitter)にはさまざまなユーザーがいます。中には性的な投稿を行う人、また男女の出会いを求めて利用する人も少なくないのです。半ばマッチングアプリと同じような目的で利用し、同じようなユーザー間で出会うケースも多々あります。
X(旧Twitter)での浮気を見破る方法
ここまで、浮気相手を探す目的でX(旧Twitter)を使う人が多い理由について紹介してきました。前述の通りX(旧Twitter)は匿名性の高いSNSであり、またアカウントに鍵をかける(非公開にする)ことも可能です。そのため、浮気に気づきにくいという特徴があります。
一体どうすれば、X(旧Twitter)での浮気を見破れるのでしょうか。ここでは浮気の見破り方を解説いたします。
パートナーのアカウントを特定する方法
多数のユーザーがいる中から、パートナーのアカウントを探すのは至難の業です。ですが、いくつかの手がかりを組み合わせれば、決して不可能なわけではありません。ここからは、パートナーのアカウントを特定する方法をお伝えいたします。
自分のアカウントを作成
X(旧Twitter)上でパートナーのアカウントを探る際には、自身のアカウントを作成するのが最も手っ取り早い方法です。アカウントはGmailやYahooメールなどのフリーメールサービスを利用すれば簡単に取得できます。
アカウントを作ればパートナーと思しきアカウントを閲覧したり、浮気に関係しそうな投稿をブックマークしたりできるようになります。この時、注意しなければならないのがプロフィールです。プロフィール画像や自己紹介文、ユーザー名の設定が求められますが、これらはパートナーに認識されないようなものを選択しましょう。特にユーザー名に関しては本名や普段から呼ばれているあだ名を極力避け、自分だとバレないようにしましょう。
ユーザー名検索
X(旧Twitter)は連絡先と同期することで、電話帳に登録された友人や知り合いのアカウントが「おすすめユーザー」として表示されます。ですが、この機能を使っている人は稀なので、パートナーのアカウントを特定する際にはあまり適しません。アカウントを探す際は、まずは「ユーザー検索」の機能を利用することをおすすめします。
X(旧Twitter)では、アカウント名やハンドルネームを検索できます。パートナーのニックネームや、他のSNSで使用しているハンドルネーム、プロフィールに記載していそうなキーワードを片っ端から検索してみましょう。簡単なやり方ですが、それでパートナーのアカウントが見つかる場合もあります。
キーワード検索
X(旧Twitter)にはGoogleやYahooと同じような検索機能があり、ユーザーの投稿をキーワードで検索できます。もしパートナーがマニアックな漫画やアニメ、ゲームのファンだった場合、その単語で検索するとアカウントがヒットする場合があります。この機能では鍵(非公開)アカウントの投稿は引っかかりませんが、公開しているアカウントの投稿であれば探索できるので便利です。
検索窓にキーワードを入力すれば、そのキーワードを含む投稿が一覧表示されます。投稿量が多いような語句は避け、パートナーの関心のある出来事の中でも特にニッチで、言及している人が少なそうな語句を検索するのが効率的です。そのためには、普段からの言動や関心事をつぶさに観察しておく必要があります。
フォロー欄から探す
共通の友人や知人をフォローしている場合、そのフォロー欄・フォロワー欄の中にパートナーの裏アカウントが隠れている可能性があります。たとえ鍵をかけているアカウントであっても共通の友人・知人のフォロワーからであれば見つけやすいでしょう。
問題なのは、知り合いのアカウントのフォロー・フォロワー欄からパートナーの裏アカウントを見つけたとしても、鍵がかかっていては見られないという点です。こればかりはフォロー申請が通らなければ閲覧できないので、浮気が疑わしい場合は他の方法で調査を行う必要があります。
浮気相手のアカウントを特定する方法
もしパートナーの裏アカウントを特定、閲覧できた場合は、浮気相手と思しきアカウントとのやりとりがないかを調べる必要があります。と言ってもDMを外部から覗けるわけではないので、周辺情報から浮気の形跡を調べることになります。具体的には以下の方法があります。
リプライ・いいねから探る
パートナーのアカウントと頻繁にリプライで会話しているアカウントで、明らかに異性と思われる場合は浮気相手の可能性があります。注目すべきは会話の内容。二人で会っていることが想像できるようなやりとりがあった場合は、かなり怪しいといえます。
フォローしているユーザーをチェック
パートナーが裏アカウントでフォローしているユーザーにも注目しましょう。明らかに異性であり、なおかつ出会い目的のアカウント、もしくは性的な内容を含む投稿が多いアカウントがあれば、要チェックです。フォローしていること自体が下心の表れである可能性があります。
アカウント分析のツールを使用する
パートナーのアカウントと浮気相手のアカウントの繋がりを分析するためには、アカウント分析ツールが非常に有効です。以下にいくつかのツールを紹介いたします。
「twiRy」はダウンロード不要で、パートナーのアカウントIDを入力するだけで、直近の400件のツイートからリプライを抽出できます。これにより、どのアカウントと頻繁に交流があるかが明らかになり、浮気相手の特定に役立ちます。
「whotwi」は、フォロー相手ややり取りの頻度の分析が可能であり、さらにツイート内容で多用される言葉も把握できます。これにより、パートナーのコミュニケーションの傾向をより深く理解することができます。
「Chirpty」は、リプライやリツイートを通じて交流したアカウントを視覚的に示し、交流の頻度が高い相手を円の内側に配置することで、親密な関係の相手を視覚的に把握できます。
「Mentionmapp」は、パートナーと関連するアカウントを相関図で表示し、やり取りの頻度を線の太さで示し、ハッシュタグの使用状況も表示するため、どのような話題でやり取りがされているのかも分かります。
X(旧Twitter)で得られる浮気の証拠
ここまで、X(旧Twitter)での浮気を見破る方法をお伝えしてきましたが、そもそもXはかなり匿名で利用でき、その上アカウント自体も非公開にできるため、浮気の証拠をつかむための情報収集はかなり難しいといえます。
また、パートナーの浮気に関する情報を得られたとしても、証拠として十分なものだと見なされない場合もあるので注意する必要があります。
写真・動画があれば証拠になる場合もある
しかしこれも、写真に写っているのが本人だと証明できなければ、浮気の証拠としては不十分だと判断される場合があります。X(旧Twitter)で投稿する写真であれば個人を特定できないよう加工されている可能性が高いので、それ単体での証拠能力が低いことも考えられます。
浮気の証拠について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
X(旧Twitter)の投稿は証拠にならない場合が多い
ツイッター上のやり取りや投稿は、友人以上の親密な関係を示唆していることは想像できても、肉体関係の存在を直接証明するものではありません。
また、プライバシーに関わる違法な方法で得られた情報(例えば、パートナーの同意なくログインしてDMを調べたなど)は、証拠として認められないどころか、自分の立場を不利にする可能性すらあります。
法的なリスクに注意
特に、ロックを解除してメールやSNSの内容をチェックすることは、個人の秘密を侵害する行為となり、法的な問題に発展する恐れもあります。
パスワードを用いたセキュリティが施されたデバイスやアカウントへの不正アクセスは、「不正アクセス禁止法」に抵触する恐れがあり、このような行為には懲役や罰金が科される可能性があります。これは、パートナーのプライバシーを守るための法律的保護措置であり、個人の権利と自由を尊重するための重要な規範です。
X(旧Twitter)で浮気調査するのは難しい
SNSは気軽に使えることから浮気の温床になりやすく、近年はX(旧Twitter)などのコミュニティをきっかけに浮気・不倫の関係へと発展するケースがかなりの数あります。
しかしX(旧Twitter)で得られる情報をもとに浮気の実態を探るのは難しく、十分な証拠を得られないケースも少なくありません。どうしても浮気の実態が掴めない場合は、SNS以外の側面からも浮気調査を行うことをおすすめします。
探偵事務所に依頼すれば、専門家の視点から効果的な浮気調査を実践できます。浮気の実態を押さえ、証拠をつかむことができれば慰謝料請求を行う際に非常に有利になります。浮気・不倫を理由とした法的措置を考えている方は、ぜひ相談してみてください。
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