浮気の事実が自分の目からはどれだけ明らかでも、それを第三者に立証できなければ法的措置が認められない場合が少なくありません。
言い逃れを防ぐためには、浮気の事実をしっかりと証明する必要があります。そのためには、浮気の証拠を確保することが重要です。
今回は、どのようなものが浮気の証拠になるか、また証拠を集める具体的な方法について解説いたします。
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Contents
浮気の慰謝料請求には証拠が必要!
確かな証拠がないまま浮気を問い詰めると、相手が証拠隠滅に走るリスクがあります。また、事実を認めずに関係をうやむやにしようとする可能性も高いです。そのため、慰謝料請求を有利に進めるためには、相手が浮気を認める前にしっかりと証拠を集めておくことが必須です。
浮気の証拠になるものの例
証拠として有効なものには、以下が挙げられます。
- 通信記録(メールやSNSのメッセージ)
- 写真や動画
- 目撃証言
- GPSデータ
- 電話記録
- 銀行取引明細
- 探偵の調査報告書
これらの証拠を適切に収集することで浮気の事実を明らかにでき、適正な慰謝料請求が可能になります。浮気の証拠に関する詳しい内容は、後述いたします。
浮気の証拠になるものの条件
法律的には、「不倫」や「浮気」という言葉ではなく「不貞行為」という用語が用いられます。これは、配偶者が他の異性と肉体関係を持つことを指す言葉です。
不貞行為は民法第770条で定義される不法行為にあたり、被害者側は慰謝料を請求する権利があります。
不貞な行為とは、配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶことをいい、相手方の自由な意思にもとづくものであるか否かは問わない。
引用:裁判例結果詳細|裁判所
ただし、慰謝料請求を成功させるためには、肉体関係の存在を示す確固たる証拠が必要です。
複数回の不貞行為を証明できるのが理想
例えばパートナーが浮気相手の家に訪問する場合、家に出入りする姿を一度写真におさめただけでは肉体関係を立証できません。
複数回の訪問を証明するため、数枚の写真を用意する必要があります。個人で複数の不貞行為を証明するのは難しいので、浮気の調査は探偵事務所に依頼することをお勧めします。
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浮気の証拠として扱われるもの
浮気調査においては、以下のような証拠の収集が重要になります。これらの証拠は、不貞行為の証明や、後の法的な手続きにおいて、決定的な役割を果たすことがあります。
メールやSNSのやり取り
浮気相手との親密なメッセージやデートの計画を立てるやり取りが含まれると、その関係性を明らかにする強力な証拠となります。
具体的には、浮気相手の自宅への宿泊、ホテルでの滞在、2人きりでの旅行などが肉体関係の存在を示唆する有力な証拠となります。一方で、単にデートや食事を共にするだけの証拠では、友人との普通の付き合いと解釈されることがあります。
また、SNSに浮気の証拠が隠されている場合もあり、浮気の証拠や、浮気に気づくきっかけになる場合があります。SNSでの浮気に関してはこちらの記事をご覧ください。
写真や動画
浮気相手とのデートや親密な行動を捉えた写真や動画は、関係性の証明に非常に有効です。たとえば、手をつなぐ、キスをするなどの肉体的接触が写真や動画で確認できる場合、これらは浮気の証拠としてより有効に働くことが期待されます。
人が歩いていたり、食事をしているだけの写真では、単なる友人関係と解釈される可能性があります。このような写真は、浮気の直接的な証拠としては弱いと言えるでしょう。
自宅や共有している車にカメラを設置することで、浮気の証拠を獲得できる場合があります。カメラを使用した浮気調査については、こちらの記事をご覧ください。
録音データ
録音データは浮気の証拠として、非常に強力なものになる可能性があります。
特に、浮気相手との肉体関係を示唆する会話や、2人での旅行の計画を話している内容などが録音されている場合、それは浮気の直接的な証拠となり得ます。
音声は写真と異なり、関係性の親密さや二人で出かけたことの事実などが具体的になる場合が多く、証拠として有効な場合も少なくありません。また、他の証拠と組み合わせることで、全体としての証拠の信頼度を高めることができます。
探偵による調査報告書
プロの探偵が行った調査から得られる報告書は、証拠としての信憑性が非常に高いとされます。調査報告書には、調査対象者の行動の詳細な記録が含まれています。
これには日時、場所、具体的な行動、調査対象者と浮気相手との関係性など、事実関係が明確に記述されています。このような詳細な報告は、浮気の事実を立証する上で非常に有効です。
さらに、探偵が収集した音声や写真・動画などの証拠も同様に重要です。これらの証拠は、浮気の事実を示す具体的な証拠として、裁判や交渉の場で重要な役割を果たします。
誓約書や自認書
浮気を認めた上でその事実をまとめた自認書、または今後の浮気を防止するための約束をまとめた誓約書も、浮気の証拠として活用できます。
しかし、自認書や誓約書の作成には注意が必要です。文書が「脅迫や強要によって書かされた」と主張された場合、その内容が否定されるリスクがあります。そのため、文書を書かせたり署名を求めたりする際は、第三者の立ち会いのもとに行うのが望ましいです。
浮気の誓約書に関しては、詳しくはこちらの記事で解説しております。
浮気相手との手紙のやりとり
手紙によるやりとりの履歴も、浮気や不貞行為の証拠として有力です。
ここでもSNSやメール同様、浮気相手同士の親密な関係や肉体関係を示唆するやりとりが重要になります。
単なる近況報告のための手紙のやりとりや、挨拶程度の文言しかない場合は、浮気の証拠として十分ではありません。不貞行為の証拠になるような、その事実について直接的に言及されたやりとりを入手できるのが望ましいです。
浮気の証拠になるかもしれないもの
浮気の証拠収集は、法的措置に向けた重要なステップです。
ここでは身近に手に入る、浮気の証拠になるかもしれないアイテムや情報を紹介いたします。
クレジットカードの利用明細書
浮気相手とのデートやプレゼントのための支払いが記録されている場合があります。
高額なレストランやホテルの利用、異常な頻度の利用履歴が記載されている明細は、浮気の証拠を探る手がかりになります。
なぜなら明細から浮気相手の家のあるエリアや、よく利用するホテルのある地域を特定できる可能性があるからです。浮気相手と会う際の行動範囲が特定できれば、浮気調査をスムーズに進行できます。
ホテルの領収書
ホテルやラブホテルの領収書や明細書は、浮気の証拠として有効なアイテムの一つです。
これらの文書には日付、時間、場所、金額などの詳細情報が記載されており、浮気相手と過ごした可能性のある具体的な状況を示すことができます。
ただし、正確に誰とそのホテルを利用したかは明細書から直接は特定できないため、他の証拠と組み合わせて全体の状況を示すことが重要です。
相手からのプレゼント
贈り物やメッセージカードは、配偶者やパートナーが浮気相手と親密な関係にあることを示す重要な手がかりになる場合があります。
例えばクリスマスやバレンタインデーなど、カップルで祝うようなイベントの際に贈られたプレゼントやメッセージカードから、二人の親密さを証明できます。
さらには肉体関係を立証するようなプレゼント(下着やアダルトグッズなど)、通常の友人関係ではありえないような高価なプレゼントも、浮気の証拠として有効になる可能性があります。
カーナビによる移動記録
カーナビの履歴は、配偶者やパートナーの行動パターンや移動履歴を把握するための重要な情報源となります。特に浮気調査においては、以下のような点でカーナビの履歴が証拠として役立つ可能性があります。
例えば普段の行動範囲にはないホテル街や住宅街への移動の履歴が、そこから明らかになる可能性があります。
他の証拠と組み合わせてより強固な証拠にできる場合もあるため、確認しておきましょう。
交通系ICカードの利用履歴
SuicaやPASMOなどの交通系ICカードの利用履歴から、浮気の兆候が見つかる場合があります。
特に、普段利用しない駅への繰り返しの訪問や、浮気相手の住む地域への頻繁な移動が記録されている場合、これらは浮気の証拠となる可能性があります。
交通カードの利用履歴は駅の券売機や専用の端末で簡単に確認できるため、疑わしい動きがある場合は確認してみると良いでしょう。これだけでは証拠としては不十分ですが、頻繁に特定の駅を訪れている場合は、浮気相手の最寄えきを特定できる可能性があります。
第三者による証言
証人尋問による第三者の証言は信用性が高いと判断され、浮気の証拠として有効になる場合が多いです。
この時、親しい友人や家族の証言ではなく、あくまでも当事者とは利害関係のない第三者であることが望まれます。
また、証言内容が虚偽であった場合、偽証罪として法的な責任を問われる可能性があります。偽証罪は重大な犯罪であり、日本の法律では、3ヶ月以上10年以下の懲役に処される可能性があると規定されています。
【浮気調査】浮気の証拠を集める方法
ここまで浮気の証拠になるもの、また証拠として有効かもしれないものを紹介してきました。浮気の慰謝料を請求するためには、肉体関係の証拠を掴む必要があるため、配偶者の身辺を調査する必要があります。ここからは、浮気の証拠を集める方法を紹介いたします。
自分で浮気調査を行うリスクについては、こちらの記事をご覧ください。
スマホを調べる
パートナーのスマートフォンを調べることで、浮気の証拠を見つけることができます。メッセージや通話履歴、SNSのやり取りなどを確認し、浮気の兆候を見つけましょう。
スマホでの浮気調査、またその注意点についてはこちらの記事をご覧ください。
持ち物を調べる
パートナーの鞄や財布などを調べることで、浮気の証拠を見つけることができます。避妊具やホテルの領収書などがあれば、浮気の可能性が高まります。
さらには浮気相手の忘れ物が見つかるケースもあります。
尾行する
パートナーを尾行することで、浮気の証拠を集めることができます。行動パターンや不審な場所への出入りなどを観察し、浮気の兆候を見つけましょう。ただし、プライバシーには注意しましょう。
尾行の伴う浮気調査、またその注意点に関してはこちらの記事をご覧ください。
録音・録画する
パートナーとの会話や行動を録音や録画することで、浮気の証拠を集めることができます。密室での会話や怪しい行動を記録し、浮気の証拠として利用しましょう。
浮気の現場を自然に録音・録画できるツールがドライブレコーダーです。事故防止の名目で車に設置すれば法的に問われる心配はありませんし、自然に設置することが可能になります。ドライブレコーダーを使用した浮気調査については、こちらの記事をご覧ください。
第三者からの証言
パートナーの浮気を知っている第三者から証言を得ることで、浮気の証拠を集めることができます。友人や家族、共通の知人などに話を聞き、浮気の兆候を確認しましょう。
こちらも尾行と同じく、探偵事務所に依頼することをおすすめします。
探偵社へ依頼する
探偵社に浮気の調査を依頼することで、専門知識や技術を活用して浮気の証拠を集めることができます。探偵が尾行や盗聴などの方法を使い、確実な証拠を提供してくれます。
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自分で証拠を集めるのではなく探偵事務所に依頼する
浮気の証拠収集はデリケートな問題です。適切な証拠を手に入れることができれば、慰謝料請求の際に大きな力となります。しかし、プライバシーの侵害や違法な手段による証拠収集は、法的な問題を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。
自分ひとりで証拠集めを行うことに不安がある場合、専門的な知識と経験を持つ探偵社や興信所に相談することで、適切かつ効果的な方法で証拠を収集する支援を受けることができます。自分だけで抱え込まず、プロフェッショナルのサポートを得ることで、心理的な負担を軽減し、問題解決に向けた適切な一歩を踏み出すことができます。
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