浮気の証拠を探る際、おそらく多くの方はパートナーのスマホ・携帯に注目するのではないでしょうか。スマホは現代人の必需品。相手に隠したいような情報も、スマホを見れば明らかになるに違いありません。
しかしパートナーのスマホを勝手に操作したり、中身を確認したりすると、プライバシーの侵害や違法行為にあたる可能性があります。一つ間違えれば立場が不利になってしまうので、注意が必要です。
今回はスマホ・携帯から証拠をつかむ際にチェックすべきポイント、また一般的にスマホ・携帯を無断で操作することが浮気調査において推奨されない理由についてお話いたします。
鷹の目探偵事務所は男女の悩みに特化した探偵事務所です。
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Contents
スマホや携帯には浮気の証拠がたくさん
今やスマホ・携帯を一人一台持つのが当たり前の時代。特にスマホは単なるコミュニケーションツールの域を超えて、あらゆる個人情報が集約された個々人の分身であるとすらいえるでしょう。
さまざまな情報が集約されるツールであるがゆえ、スマートフォンには浮気の証拠がたくさん。スマホに浮気の証拠が集まる理由について、解説いたします。
写真や動画を気軽に撮影できる
浮気相手とのデートや旅行などの楽しい瞬間を記録したくなるのは自然なことです。浮気相手に対する好意が高まると、共に過ごす時間の記録を写真や動画で残したいと考えるようになるでしょう。また、SNSやチャットアプリなどを利用して、写真や動画を共有したりすることも少なくありません。
常に持ち歩いている
スマートフォンは基本的にいつでも持ち歩くものです。時間や場所に関係なくコミュニケーションを取ることができるため、メッセージのやり取りや電話をするうえでこれほど便利なツールはないでしょう。
プライベートな情報が保存される
スマホ・携帯を誰彼構わず触らせるという人は少ないでしょう。基本的に本人以外の第三者が触れることはありません。極めてプライベートなアイテムであるがゆえに、浮気のやり取りや浮気相手との写真の保存は「スマホで」という方がほとんどです。
スマホで分かる?浮気を見抜くためのチェックポイント
スマートフォンや携帯電話から浮気の事実を確かめたい場合、どのような点を確認すればいいのでしょうか。もし手元でパートナーの端末を操作できる場合、確認した方が良い項目をご紹介いたします。
- SNSのメッセージ履歴
- メールの送受信
- 電話の発信履歴
- 写真や動画などのデータ
- アプリ
SNSのメッセージ履歴
最近は、SNSを通じて浮気相手と連絡を取るケースが増えています。浮気相手のSNSアカウントや、パートナーの浮気用アカウントを調べることで、さらなる証拠を見つけることが可能です。例えば2人が一緒に写っている写真が投稿されていることが、浮気の証拠になり得ます。
一方、LINEなどのメッセージングアプリでは、特定の相手を非表示に設定することが可能です。浮気調査を行う際には、LINEの非表示リストも確認することが重要です。非表示リストには、普段のチャットリストからは見えないように設定された相手が含まれているため、ここに浮気相手が隠されている可能性があります。
メールの送受信
ビジネス上のコミュニケーションに使われることの多いメールですが、浮気相手とのメッセージのやり取りをあえてLINEではなくメールで行う方も多いので、見逃さないようにしましょう。
なぜメールを使用するのかといえば、それは浮気を隠すためです。「親しい人との連絡のやり取りはLINEで行うもの」というイメージがあるので、浮気相手とのやり取りを隠すのにメールフォルダは最適なのです。
電話の発信履歴
電話の発着信履歴を見ると、頻繁に連絡を取り合っている相手を特定できます。特に重要なのは通話相手の登録名と通話時間です。
異性と思しき人物と長時間通話しているようであれば、不自然だと思います。例え仕事上の連絡であっても、1時間以上会話するとは考えられません。また連絡の頻度が著しく多いような場合も、注意が必要です。
写真や動画などのデータ
どんなスマホにも、写真・動画を保存するフォルダが存在します。浮気相手との写真や動画が保存されている可能性があり、そこから浮気の証拠を取得できる場合があります。
また、通常のフォルダとは別に浮気用の写真・動画フォルダを作成し、そこにデータを保存しているケースが考えられます。疑わしいフォルダがないかを確認しましょう。
アプリ
インストールされているアプリケーションにも注目しましょう。特に、マッチングアプリや出会い系アプリがインストールされている場合、浮気をしている、または浮気をしたいという気持ちがある可能性が高いと考えられます。
非表示に設定している場合もあるため、ホーム画面だけでなくアプリ一覧などから非表示に設定されているアプリも確認しましょう。
【スマホチェックがおすすめできない理由①】無断でパートナーのスマホを覗くのは違法行為?
パートナーのスマホや携帯を覗くことは、浮気の証拠を見つける上で有効な手段ですが、法的な側面を考慮すると推奨できません。なぜなら、不正アクセス禁止法に抵触する、もしくは相手のプライバシーを侵害してしまう恐れがあるためです。
いずれのケースも、離婚裁判や慰謝料請求の際に不利になる可能性があります。ここからは無断でパートナーのスマホ・携帯を覗くことによる法的なリスクについて解説いたします。
不正アクセス禁止法に抵触する可能性
不正アクセス禁止法は、アクセス権限のないコンピューターネットワークへの侵入や、正規利用者のパスワードの不正取得を禁じる法律です。例え自動ログインが可能なアプリであっても「他人のIDやパスワードを使用してネットワークにアクセスする」こと自体が法律違反になる可能性があります。また、以下のような行為も抵触する恐れがあります。
- LINEのトーク履歴の復元
- LINEのトーク履歴の転送
- LINEの内容を確認するためのアプリを使用する
不正アクセスを行った場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金の刑事責任を負う可能性があります(不正アクセス禁止法第11条)。また、他人のパスワードを不正に取得した場合は、不正取得罪に該当し、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられることがあります(不正アクセス禁止法第12条)。
プライバシーの侵害にあたる可能性
パートナーの携帯を無断でチェックする行為は、たとえ他人に内容を話さなかったとしてもプライバシーの侵害に当たり、損害賠償責任を負うリスクがあります。偶然、置き忘れた携帯の通知を見ることは侵害には当たりませんが、意図的にプライベートな情報を見る行為は法的な問題を引き起こす可能性があります。
プライバシーは基本的人権の一つであり、夫婦間であってもパートナーの携帯電話やSNSのやり取りを無断で閲覧することは避けるべきです。プライバシーには「個人的な生活上の事実」「まだ公になっていない情報」「本人が他人に知られたくないと望む情報」が含まれます。
プライバシーの侵害以外にも、場合によっては名誉棄損や侮辱罪(名誉感情の侵害)に該当する可能性もあるため、軽率な行動は避けるべきです。例え浮気が疑わしい場合でも、相手のプライバシーを尊重した上で慎重に証拠を探りましょう。
【スマホチェックがおすすめできない理由②】法的リスク以外にもデメリットが多い
法的なリスクの他にも、パートナーのスマホや携帯を無断で操作して浮気の証拠を集めることには、さまざまなデメリットがあります。ここからは、主な3つのデメリットを紹介いたします。
パートナーとの関係性が悪化する
スマホを無断で確認しているのがもしパートナーにバレてしまうと、信頼関係を大きく損なう可能性があります。このような行動が一度でも露見すると、夫婦間の関係性が悪化し、喧嘩などトラブルの原因になるため注意が必要です。
スマホや携帯を調べたとして、必ずしも浮気の証拠が見つかるわけではありません。リスクがある上に、思ったような証拠を得られない可能性があるのです。安易にスマホを覗くのではなく、別のアプローチから浮気の証拠を探るようにしましょう。
浮気の証拠を結果的に掴めなくなる可能性がある
携帯電話の中身を確認しても、必ずしも明確な浮気の証拠を得ることができるわけではありません。時にはメッセージの内容が曖昧であったり、特定の人物を指し示す具体的な情報が含まれていなかったりするため、これを確固たる証拠として扱うのは難しいです。
さらに、浮気をしている相手がスマートフォンの使用に慣れている場合、証拠を残さないように様々な工夫をしている可能性があります。例えば、メッセージを即時に削除する、秘密のやり取りをするための特定のアプリを使用するなどの方法が考えられます。このような工夫が施されている場合、浮気の具体的な証拠を掴むことは非常に困難です。
対策を打たれている可能性がある
浮気調査対策アプリがパートナーのスマホにインストールされている可能性も、考慮する必要があります。アプリの仕様はさまざまですが、スマホへの不正なアクセスや調査を検知する機能を持つ場合もあるので注意しましょう
無理やり携帯の中身を調べようとすると、そのようなアプリが作動し、配偶者に調査を行った事実が露見してしまうリスクがあります。このようなアプリが存在する場合、スマホを無断で操作して調査を行うことが非常に難しくなります。
スマホ・携帯チェック以外の浮気調査方法
ここまでパートナーのスマホ・携帯を無断で使用することのリスクについてお話してきました。法的なリスクに加え、パートナーに浮気調査を行っていることがバレてしまう可能性もあるため、基本的にはお勧めできません。
スマホ・携帯チェック以外にも浮気調査を行う方法はあります。また自分で調査するのも一つの方法ではありますが、プロの手を頼るのが最も確実だといえます。法的に有効性のある浮気の証拠を獲得したいのであれば、探偵事務所への依頼も検討してみましょう。
浮気調査グッズの活用
パートナーの行動履歴の確認は、浮気調査の有効な手法の一つです。ドライブレコーダーやGPSトラッキングデバイスなどを利用すれば、パートナーの位置情報を把握することができます。位置情報の証拠能力は限定的ですが、例えばラブホテルや浮気相手の家に長時間滞在した形跡が見られた場合などは、その後の浮気調査において有効な手がかりになり得ます。
ドライブレコーダーやGPSトラッキングデバイスなどの機器は、数千円程度で購入可能です。手軽に試せるのも大きな利点と言えるでしょう。一方で、使い方や設置方法には注意が必要です。不適切な使用や不注意により、調査を行っていることがパートナーに露見する恐れがあります。
さらに重要なのは、夫婦関係の悪化や違法行為につながるリスクを避けることです。特にGPSトラッキングデバイスの使用には法的な制約がありますので、違法とならないよう慎重に行動する必要があります。
自分で尾行する
対象者を尾行して浮気の証拠を探るのは、探偵事務所や興信所などでも行われる一般的な手法です。浮気調査といえば多くの方が「尾行」や「追跡」によって浮気の現場を突き止める様子を思い浮かべることでしょう。よく知られている反面、高い注意力と機敏な反応が必要であり、特に初心者には難しい作業でもあります。
露骨に尾行しすぎて相手に気づかれてしまったり、警察による職務質問を受けてしまったり、最悪の場合「つきまとい行為」と見なされ職務質問を受ける可能性もあります。不法侵入などの違法行為のリスクもあり、基本的に個人で行うことはお勧めできません。
もし自分で行うのであれば、細心の注意を払い、可能であれば複数名で実施するのが望ましいといえます。また、もし予算が許すのであれば、専門的な知識と技術を持つプロの探偵に依頼することが一般的に推奨されます。
パートナーの周辺や持ち物を探る
パートナーの持ち物から浮気の手がかりが出てくる場合があります。例えばクレジットカードの利用明細やレシートから、高級レストランやホテルを利用した形跡が見つかるかもしれません。見慣れない店舗での支払い履歴から、行動履歴を探ることができます。
またカバンの中から見慣れない香水のサンプルや、ホテルのアメニティが出てくることも考えられます。セックスレスが続いているのにもかかわらず、避妊具などが見つかる可能性もあります。スマホや携帯を無断で覗く前に、このような物的証拠がないかを確認してみましょう。
探偵に浮気調査を依頼する
浮気の証拠を集める際には、プロの探偵に依頼するのが一般的に推奨されます。探偵は探偵業法の範囲内で浮気調査を行うため、調査過程において違法性を帯びる心配がなく、浮気の証拠収集を確実に進めることができます。
自分で浮気調査を行うリスクについては、こちらの記事をご覧ください。
プロの探偵に依頼する利点は、精度の高い証拠を集めやすいことです。これは慰謝料請求や離婚協議において大きなアドバンテージとなり得ます。依頼内容や調査期間によって費用は異なりますが、自分で調査を行う場合に比べて、より効率的かつ効果的に進めることが可能です。
安全に浮気調査したいなら探偵事務所まで
スマホの中身をチェックし、証拠を収集する方法は浮気調査において効果的な手段の一つですが、このアプローチにはいくつかのリスクが伴います。何よりも考慮すべきなのは、無断で相手のスマホを覗くことに対する法的なリスクです。また無断で操作していることがパートナーにバレると、警戒が強まりその後の調査が困難になる可能性があります。
これらのリスクを最小限に抑えるためには、専門知識と経験を持つ探偵に浮気調査を依頼することが効果的です。「鷹の目探偵事務所」は、浮気や不倫の証拠収集に特化した専門家チームを擁しており、豊富な経験と専門知識を活用して、効率的かつ適法な浮気調査を提供しています。
鷹の目探偵事務所は男女の悩みに特化した探偵事務所です。
- 何から話すべきかわからない
- 相談内容がまとまっていない
- 費用が払えるか心配
という場合でも、ベテラン調査員が一つずつ丁寧にお伺いします。まずはお気軽にご相談ください。
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