SNS・マッチングアプリ

マッチングアプリでの浮気率は?見破る方法や集めるべき浮気の証拠について解説

ここ数年の間にマッチングアプリのユーザーは一気に増加しました。純粋に恋愛や婚活を行うために使う方が多い一方で、既にパートナーがいるにもかかわらず、浮気目的で利用する方も中にはいます。

もしパートナーがマッチングアプリを利用していたら…。アプリのテレビ CMや動画広告などを目にするたびに、そんな考えが脳裏をよぎって不安になる方も多いと思います。

マッチングアプリでの浮気を見抜くには、どうすればいいのでしょうか? また、マッチングアプリでの浮気を理由に慰謝料請求、離婚を行いたい場合、どんな証拠が必要になるのでしょうか? 詳しく解説いたします!

SNSを使用した浮気・不倫についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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Contents

マッチングアプリでの浮気率は全体のどれくらい?

マッチングアプリ情報メディア「ふくむすび」が20〜60代の既婚の男性・女性500人に対し行った調査によると、既婚者の浮気率は男性が41.7%、女性が21.1%でした。

また浮気相手との出会いの場として、男性は19.2、女性は22.7%もの方が「出会い系アプリ」と回答しています。このことから、浮気経験のある男女のうち約2割の人が出会い系アプリ、すなわち何らかのマッチングアプリを利用しているということがわかります。

浮気相手とはどこで出会いましたか?
引用:既婚者の浮気率はどのくらい?男女500人に不倫の経験についてアンケート調査|ふくむすび

マッチングアプリのユーザーの多くは、一度ならず既婚者を見かけたことがあるでしょう。気軽に出会えるマッチングアプリは、浮気・不倫相手も見つけたい方にも広く利用されています。

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マッチングアプリで浮気相手を探す理由は?

浮気目的でマッチングアプリを利用する人が多いことは、データからも明らかです。では、一体どのような心理からアプリで浮気相手を探すのでしょうか? ここからは、主に考えられる理由を紹介いたします。

都合の良い相手を探しやすい

マッチングアプリは、プロフィールに自分の居住地や趣味、会いやすい曜日や時間帯などの項目を書くことで条件に合った相手を探せます。つまり、浮気にちょうど良い相手を見つけやすいのです。効率的に、浮気に適した異性へとたどり着くことができます。

悪質なケースだと、プロフィール情報に「浮気相手募集」などと書いている方もいます。そのように明記しておけば、割り切った関係を望む相手と簡単に巡り合えるからです。

特にTinderなどのアプリは、既婚者であっても登録できるため浮気目的の利用者も少なくありません。パートナーのスマホにアイコンがあれば要注意!

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パートナーにバレにくい

X(旧Twitter)やInstagramなどを通して出会った場合は、投稿内容などから浮気がバレてしまうことがあるでしょう。一方でマッチングアプリを利用した浮気は、パートナーにバレにくいという特徴があります

なぜならアカウントを持っているかどうか、外部からだと分かりにくいように設計されているからです。実際にサービスに登録しなければ、マッチングアプリを使っているか否か分かりません。

嘘の情報でも出会える

マッチングアプリは実質的に匿名で利用でき、また居住地や職業などに関しても嘘の情報を登録できます。お金を持っていそうな写真をプロフィール画像に使用するなど、一時的に自分を大きく見せて、その場限りの出会いを楽しむ方も少なくありません。

また、リアルな出会いの場では、相手に身分や収入を偽っても、知人や友人伝いにバレてしまう場合があります。マッチングアプリでは、お互いに共通の知り合いがいない、見ず知らずの状態から出会うことになるため、そのような心配がありません。

浮気相手を探していないケースもある?

マッチングアプリを利用しているからといって、浮気相手を探しているとは限りません。というのも、中には趣味の友人を作るために登録している人や、友達が欲しくて利用する人もいるからです。

また、過去にマッチングアプリを利用していたが今は使っておらず、アンインストールするのを忘れているだけという可能性もあります。パートナーのスマホにアプリのアイコンを見つけたからといって、感情的に責め立てると喧嘩に発展する恐れがあります。まずは様子を見てみるのがいいでしょう。

既婚者が独身のふりをしてマッチングアプリを使う危険性

既婚者がマッチングアプリを利用するのは、単に友人を探す目的であれば問題ないかもしれません。しかし、恋愛対象を探しているとしたら、それは大きな問題です。

配偶者が既婚であることを隠してマッチングアプリに登録しているなら、新たな恋愛相手を求めている可能性が高いと言えるでしょう。

独身だと偽る人は多い

既婚者が独身を装ってマッチングアプリを利用する心理には、何か不誠実な感情や目的が隠れていると考えられます。それは、浮気をしようとしている証拠かもしれません。

もし配偶者が独身としてマッチングアプリを利用していたら、注意が必要です。

マッチングアプリは、出会いの機会を広げる便利なツールである一方で、虚偽の情報が横行するリスクを孕んでいます。特に、既婚者が独身のふりをして利用することは、浮気のきっかけになりかねません。

浮気目的でなくとも注意

マッチングアプリに友達を作るために登録する人もいます。

最初は友人探しのつもりでも、マッチングした相手と親密になるうちに、恋愛感情が芽生えることは珍しくありません。

配偶者がマッチングアプリを利用していることに違和感を覚えたら、率直に話し合ってみることをおすすめします。コミュニケーションを通じて、お互いの関係を見直すきっかけになるかもしれません。

マッチングアプリの利用方法

近年、マッチングアプリを利用したことがある人が増えてきていますが、実際にどのようにアプリを使うのでしょうか?ここでは、マッチングアプリを利用する際の一般的な流れをご紹介します。

アプリをダウンロード

マッチングアプリを利用するには、まずアプリをダウンロードする必要があります。スマートフォンやパソコンから、自分の希望に合ったマッチングアプリを探してダウンロードしましょう。マッチングアプリには有料と無料のものがありますが、男性が有料で女性が無料というアプリも多く存在します。

アプリに登録

マッチングアプリを利用するには、名前やメールアドレスなどの個人情報を登録する必要があります。登録の際に入力する内容は、マッチングアプリによって異なります。必要な情報を入力し、利用規約に同意すれば、アプリを利用できるようになります。ただし、本登録と仮登録があるアプリもあり、本登録するまでは一部の機能に制限がかかる場合があります。また、安全面を考慮して、身分証の登録が必須のアプリもあります。

プロフィールの作成

マッチングアプリでは、ニックネームや居住地、趣味、特技、年収、利用目的などの情報をプロフィールに入力します。これらの情報は自己申告なので、正直に記入しない人もいるかもしれません。例えば、既婚者なのに独身と登録したり、恋人がいるのにフリーと登録したりする可能性があります。後に理想の相手を探す際、プロフィールの情報を元に検索することができます。

マッチングする相手を探す

多数の登録者の中から、自分の理想の相手を探します。居住地や年齢、趣味、外見などの条件を元に、自由に検索することができます。登録者が多いマッチングアプリでは、自分の理想の人が見つかる可能性が高くなります。

「いいね!」を送って相手とマッチング

気になる人や好みの人を見つけたら、「いいね!」などの機能を使ってアピールしましょう。相手からも「いいね!」が返ってくれば、マッチングが成立します。逆に、相手からの「いいね!」に自分が「いいね!」を返してもマッチングになります。

メッセージのやりとりをする

マッチングしたら、アプリ内のメッセージ機能を使ってやり取りを始めます。プロフィールの内容を確認したり、日常的な会話をしたりと、自由にコミュニケーションを取ることができます。仲良くなれば、アプリ内からLINEやカカオトークなどの個人的な連絡先を交換して、やり取りを続けることもあります。メッセージを通して相手の性格などを把握し、親密度を深めていきます。

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会う約束をしてデートする

十分にメッセージを交換し、お互いに直接会いたいと思ったら、実際に会う約束を取り付けます。アプリで待ち合わせしてからLINEなどのメッセージアプリの連絡先を交換する場合もあります。

これからも会うか否かを決める

メッセージでのやり取りと実際に会って話をするのでは、印象が違うこともあります。気が合えば関係を続け、そうでなければ関係を終了することもあるでしょう。

マッチングアプリで浮気しているかどうか見破る方法

パートナーがマッチングアプリで浮気しているかどうか知りたい、という方は多いかと思います。さて、どのように確認すればいいのでしょうか。ここからは、パートナーがマッチングアプリを利用しているか、また浮気をしているかを知る方法を紹介いたします。

スマートフォンに怪しいアプリがないか確認する

パートナーのスマートフォンを覗く機会があれば、見知らぬアプリがダウンロードされていないか確認してみましょう。見慣れないアプリからの通知を目撃し、のちにマッチングアプリだと発覚するケースもあります。浮気の疑いを持っているのであれば、なおのこと注意深く観察する必要があります。

マッチングアプリの中には趣味の友人を募集するものもあれば、肉体関係だけの出会いを求めるためのものもあるため、どんなマッチングアプリなのかも非常に重要です。もし後者だった場合は、浮気の疑いが強くなります。

カードの明細から課金履歴を見る

特に男性は、マッチングアプリを利用するとお金がかかる場合が多いです。相手とのメッセージを行うだけで課金を求められるようなアプリも存在します。クレジットカードやAppleID、GooglePlay決済の明細を見ると、マッチングアプリに課金しているかどうかが分かります。

もし相手の決済履歴を確認できるのであれば、マッチングアプリに課金しているか否かを確認してみましょう。課金額が多ければ多いほど、ヘビーユーザーだと分かります。

アプリのメッセージを確認する

パートナーのスマホを覗く機会があれば、マッチングアプリと思しきアプリの通知などがないかチェックしてみましょう。ポップアップ通知を切っておらず、浮気相手からのメッセージが表示される可能性があります。また、LINEなどのメッセージツールの通知も確認しておくと良いでしょう。

パートナーに内緒でアプリにログインしたり、ロックを外したりして確認するのは犯罪行為にあたる可能性がありますが、電源をつけた際に表示されるポップアップや、アプリの通知を覗き見する程度なら問題ありません。

自分でマッチングアプリに登録してみる

パートナーがマッチングアプリに登録しているかどうか知るための最後の手段が、自分もアプリに登録してみる、という方法です。マッチングアプリは距離によって出会いやすい相手を優先的に表示するため、登録すればパートナーのアカウントを見つけられる可能性は高いと言えます。

この際、パートナーの好みの相手を想定してアカウントのプロフィールを作成することをおすすめします。それらしい人物とマッチしたら、何通かメッセージをやり取りしてみて、浮気目的なのかどうかを探りましょう。

複数のスマホを使い分けていないか確認する

浮気常習者の手口に多いのが、普段使いと浮気用でスマホを使い分けるというやり方です。会社用のスマホと偽って、浮気用に一台スマホを持っている場合があります。仕事用と伝えておけば警戒心を薄れさせることができるので、疑われずに済むというわけです。

中でも、複数台のスマートフォンを使って浮気を繰り返している方はかなり多いです。仕事用だと言っているのにもかかわらず、月額費用を自分で払っているような場合は、怪しいので警戒しましょう。

マッチングアプリでの浮気を裏付ける「証拠」

マッチングアプリでの浮気を理由に、慰謝料の請求や離婚を考えているのであれば、証拠集めが重要です。パートナーの浮気を裏付ける客観的な証拠があれば、有利に交渉を進められる可能性が高いからです。

さて、どのようなものが浮気の証拠になるのでしょうか? ここからは、集めるべき証拠をいくつかご紹介いたします。

肉体関係を裏付ける写真

浮気の証拠として最も有力なのが写真です。中でも、性行為・肉体関係があったことを証明するような写真は確実性が高く、慰謝料請求などを有利に進めることに役立ちます。例えば以下のような写真が挙げられます。

有効な証拠
  • 裸や下着姿などで写ったツーショット写真
  • ラブホテル内でのツーショット写真
  • ラブホテルから出入りする瞬間の写真
  • 不倫相手と宿泊した証拠になるような写真
  • 配偶者が撮影したと分かる、浮気相手の裸や下着姿の写真
  • 性交渉中の写真

メッセージのやり取り

マッチングアプリ上でのメッセージのやり取りも、浮気・不倫の証拠として扱われる場合があります。といっても、単に会う約束をした、親しい様子だった、というだけでは強力な証拠たりえません。メッセージに関しても、性行為・肉体関係があったことを裏付けるようなものが必要になります。例えば以下のような文章が挙げられます。

有効な証拠
  • 性行為を持ちかける、双方の合意がなされたことをうかがわせる文言
  • 明らかに肉体関係があったことが分かる内容のやり取り
  • ラブホテルなどで過ごしたことが分かる内容のやり取り
  • 二人きりで旅行に行ったことが分かる文言
  • 自宅にて二人きりで長時間過ごしたことが分かる文言

SNSの投稿

マッチングアプリでの浮気がその場限りの関係にとどまらない場合は、SNSなどの投稿に証拠が残る場合があります。浮気相手と思しき人物とSNS上で繋がっていたり、やり取りの形跡がある場合はそれらをチェックしてみましょう。

マッチングアプリも広義のSNSに含まれますが、ここで言うSNSはX(旧Twitter)やInstagramなどのことです。それらの投稿から、浮気の証拠を探ることができます。

例えば裏アカウント(裏垢)を所有しており、浮気相手との肉体関係があったことが分かるような投稿を行っていた場合、有効性の高い証拠になります。

またパートナーのアカウントでなくとも、毎回コメントや「いいね」をしているユーザーが実は浮気相手であり、親密そうにしている写真や動画を投稿している場合もあります。

SNSでの浮気に関しては、こちらの記事をご覧ください。

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クレジットカードなどの明細やレシート

マッチングアプリの課金履歴のみならず、クレジットカードの明細やレシートなども浮気の証拠となる場合があります。例えば仕事だと言って出かけて、帰ってきたパートナーの鞄からレストランやレジャー施設のレシートが出てきたら…少なくとも妻・夫に対して嘘をついて出かけたことになります。

とはいえ、上記は浮気の証拠として十分ではありません。あくまでも行動範囲などを絞り込むために有効な手がかりです。ですが、もしそれがホテル街の近くにあるコンビニや飲食店のレシートだった場合は、浮気の可能性が高いと言えます。

証拠として扱える可能性があるのは「ラブホテルなどの領収書やクレジットカードの利用履歴」です。もし浮気が疑わしい場合は、怪しいレシートや明細情報がないかチェックしてみましょう。

ICカードの履歴

交通系ICカードは利用履歴が残るため、パートナーがどこを訪れたのかをある程度把握できます。職場など普段の行動履歴とは異なる駅を頻繁に利用していた場合、その駅付近で浮気相手と複数回あっている可能性があります。該当の駅付近がホテル街になっているような場合は、なおのこと怪しいと言えるでしょう。

こちらも浮気を理由とした離婚、慰謝料請求を行う場合に有効性のある証拠ではありませんが、浮気調査のとっかかりとして有力な情報になります。もし浮気調査を探偵事務所に依頼する場合、こうした手がかりから芋づる式に浮気の証拠を掴める場合があります。

ちなみにICカードの利用履歴は、駅の自動券売機などで閲覧できます。また簡単に調べられるアプリもあるので、パートナーの行動履歴を知りたい方は活用してみましょう。

マッチングアプリでの浮気で慰謝料を請求する方法

パートナーがもしマッチングアプリで浮気をしていたら、何らかの制裁を加えたいと思う方が多いと思います。

感情的な復讐はともかくとして、法的に制裁を加えられる方法の一つが「慰謝料の請求」です。ここからは、マッチングアプリで浮気された際に、相手に対して慰謝料を請求する方法を解説いたします。

証拠を集める

まずは浮気の証拠を集めるために、情報収集を行います。前述した通り、浮気・不倫の疑いがあるだけの状態では、慰謝料を請求できません。その事実が第三者から見ても明らかだと見なされるような、はっきりとした証拠が必要になります。

POINT①

証拠集めは自分一人で行うのは難しい側面があります。例えば「肉体関係」を証明するのであれば、浮気相手との密会現場を押さえ、ラブホテルへ出入りする瞬間を写真や動画で撮影する必要があります。尾行などに長けた、プロの探偵に依頼するのが最も確実です。

話し合いで交渉する

慰謝料を請求するにはまず「話し合いによる交渉」を行い、そこで交渉が難しい場合に「調停・裁判での交渉」を行います。まずはこの流れを理解しておきましょう。

話し合いによる慰謝料の請求、交渉は証拠をしっかりと押さえてから行います。そこで支払いについて合意がなされたら、示談書を作成して詳しい内容を整理しましょう。

POINT②

慰謝料に関する取り決めは、後から「言った・言わない」のトラブルになる場合があります。それを防ぐためにも、示談書をしっかりと作成しておきましょう。

調停・裁判で交渉する

話し合いでは解決できない場合や、話し合うこと自体が難しい場合は、調停・裁判において慰謝料を請求します。いずれも月に一度しか行われないため、早期に解決できない場合もあります。

POINT③

調停の場合は互いの合意による解決が着地点です。調停委員が双方の意見をもとに解決手段などを助言し、最終的には合意事項を書面にまとめて終了となります。裁判では和解による解決が目指されますが、双方の合意による解決が難しい場合は裁判官が慰謝料の妥当な金額、また支払うべきか否かの判断を行います。

マッチングアプリを介した不倫の慰謝料請求の条件

配偶者の浮気が発覚した際、被害者は加害者である配偶者だけでなく、不倫相手にも慰謝料を請求したいと考えるかもしれません。

しかし、マッチングアプリを通じて知り合った不倫相手に対して慰謝料を請求するには、一定の条件を満たす必要があります。

民法第709条によると、損害賠償を請求するには、相手方に故意または過失がなければなりません。つまり、不倫相手が「配偶者が既婚者であると知っていた=故意」、あるいは「注意を払えば気づけたはずなのに気づかなかった=過失」ことを証明しなければならないのです。

マッチングアプリでは、既婚者が独身を装って登録することもあるでしょう。

巧妙に既婚事実を隠されていては、不倫相手の責任を追及するのは難しくなります。

しかし、少しでも疑問を抱く余地があったにもかかわらず、確認を怠って既婚者と関係を持ってしまった場合は、過失があるとみなされ、慰謝料請求が認められる傾向にあります。

ただし、配偶者の既婚性を疑うべき要素が一切なかったのであれば、不倫相手の責任が否定される可能性もあるでしょう。

マッチングアプリを介した浮気の慰謝料相場

それでは、マッチングアプリで知り合った不倫相手に対して、どの程度の慰謝料を請求できるのでしょうか。

一般的に、夫婦関係により大きなダメージを与えた場合ほど、慰謝料額は高くなる傾向があります。

浮気の慰謝料相場は?

不倫が原因で「離婚」や「別居」に至ったケースでは、慰謝料の相場は100万円から300万円程度とされています。一方、離婚や別居には至らずとも、夫婦関係が継続できる場合は、数十万円から100万円程度の慰謝料が認められることが多いようです。

ただし慰謝料の金額は、不倫後の夫婦関係だけでなく、不倫前の関係性にも大きく左右されます。

結婚生活の長さ、子供の有無、夫婦仲の良好さなど、様々な要因が考慮されるのです。

裁判になれば、上記の相場が目安となりますが、示談交渉の場合は交渉次第でより高額な慰謝料を獲得できる可能性もあります。

慰謝料請求の手続きは困難

不倫の被害に遭った場合、慰謝料請求は重要な権利の一つです。しかし、マッチングアプリを介した不倫の場合、浮気相手の責任を追及するのは容易ではありません。

証拠収集や法的手続きには専門的な知識が必要となります。具体的な証拠収集は探偵に。法的な手続きは弁護士事務所に相談することをお勧めします。

専門家の助言を得ながら、冷静に状況を見極め、適切な行動を取ることが肝要です。

マッチングアプリでの浮気で慰謝料請求する際の注意点

マッチングアプリでの浮気は、到底許されるものではありません。浮気された時点で、非はパートナーにあると言えるでしょう。しかし、だからといって慰謝料請求が必ずしも滞りなくうまくいくとは限りません。

やり方によっては、浮気された側が不利な立場になることもありえます。そうならないために、ここからはマッチングアプリでの浮気を理由に慰謝料請求する際の注意点を紹介いたします。

無断でログインするのはNG

マッチングアプリなどSNSには、浮気の証拠が隠されている可能性が高いと言えます。しかしだからといってパートナーに無断でログインすれば、プライバシーを侵害したとして、逆に訴えられるリスクがあるので注意しましょう。

またスマートフォンのロックを無断で解除するのもNG行為です。浮気調査は法的に有利な立場になるために行うものなので、却って不利になるような違法行為は控えるようにしましょう。

浮気調査は素人には難しい

浮気の証拠を探るための調査は、プロでなければ難しい場合が多いです。例えばマッチングアプリでの浮気の場合、相手の名前や住所を入手するのが困難です。そのような状態でパートナーが浮気相手とどこでどのようにして会っているか探るのは困難でしょう。

また尾行や浮気現場の撮影なども、探偵や調査員でなければ難しいです。もし確実に証拠を押さえたいのであれば、探偵事務所に依頼することをおすすめします。

貞操権の侵害にあたる可能性

法律上保護される利益について定めた民法第709条、財産以外の損害に対する賠償の責任について定めた民法第710条から導かれる「貞操権」の存在も、浮気について考える際に見逃せない要素の一つです。

貞操権は「純潔を侵害されない権利」と言い換えられるものです。もしパートナーが既婚者であることを隠して浮気相手と性的関係を持ったとすれば、貞操権を侵害したとして不法行為と見なされる場合があります。

この場合、慰謝料として払う金額の相場は「50万円〜300万円程度」となっています。浮気相手にあたる人物がパートナーに対し、慰謝料を請求する可能性があることも留意しておきましょう。

マッチングアプリでの浮気での慰謝料請求は難しい?

マッチングアプリは相手がどこの誰なのか、プロフィール情報が真実なのかすらわからない状態で相手と出会えてしまいます。

またそうした性質上、慰謝料の請求が難しくなる場合があるのです。

ここからは慰謝料請求が難しいとされている理由についてお話いたします。

浮気相手の情報が不透明である

マッチングアプリによっては本名の登録を推奨しているものもあるでしょう。

しかし、多くのアプリではニックネームを使って登録でき、本名を知らない相手と気軽に出会うことができます。

そうしたマッチングアプリの性質は、浮気の事実を確かめる上で非常に厄介です。

なぜなら、パートナーの不貞行為を理由に慰謝料を請求するには、浮気相手の個人情報が必要だからです。

もし浮気発覚後、相手の情報がアプリ上から削除されてしまえば、こちらから連絡を取る手段はありません。そのため浮気相手への慰謝料の請求が、実質的に不可能になってしまうのです。

不貞行為が1回だけでは請求できない場合もある

慰謝料請求や離婚を行うには、一度限りの肉体関係だけでは理由として不十分な場合があります。

複数回の性交渉を証拠づける、写真や動画などがあれば法的には有利にはたらきます。

一方で一度の不貞行為だけでは離婚、および慰謝料の請求ができないケースも少なくありません。

民法第770条にも以下のような文言があります。

裁判所は、前項第一号から第四号までに掲げる事由がある場合であっても、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる。

引用:民法第770条 – Wikibooks

マッチングアプリは特性上いわゆる「ワンナイト」を求めるユーザーも多いです。もしパートナーが体の関係だけを求めてマッチングアプリを利用しているのであれば、一度の肉体関係で終わってしまうことも考えられます。そのようなケースでは、慰謝料請求が難しくなる場合があります。

そもそも夫婦関係が破綻していた場合


慰謝料請求は、被った損害に対する賠償金として支払われます。

浮気による慰謝料の場合、不貞行為によって家庭の平穏が破壊されたことが損害の根拠となります。

しかし、もし夫婦関係がすでに破綻していた場合は損害だと認められない場合があります。

たとえ不貞行為があったとしても、平穏が既に失われていたと見なされるため、慰謝料の請求は困難です。

したがって、別居中や離婚調停中など、既に関係が破綻している状態では慰謝料を請求することは一般的に認められません。

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証拠を掴めない場合もある

マッチングアプリでの浮気は、浮気相手の情報が不透明であり、もし仮に複数回会っていたとしても証拠をなかなか掴めない場合があります。

マッチングアプリをわざわざ利用するということは、かなり浮気慣れしている可能性があります。

そのような状況下で浮気の証拠をつかむのは難しいといえます。

再三申し上げている通り、複数回にわたる不貞行為が立証されなければ、慰謝料請求が認められない可能性が高いです。

浮気による精神的なダメージがある中で、地道に証拠を集めるのは困難でしょう。

もし確実に浮気の証拠を押さえたいと思うのであれば、探偵事務所に依頼するのがおすすめです。鷹の目探偵事務所は、プロの調査員が丁寧に調査を行います。また不倫裁判に強い弁護士の無料相談などアフターサポートも受けることができます。

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記事監修者
鷹の目探偵事務所 編集部
この記事は鷹の目探偵事務所編集部が企画・執筆いたしました。 ※本記事は公開日時点の法律に基づいて執筆しています。 本店所在地:東京都豊島区南大塚3-54-3山内ビル301 住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目15番6号5番街共同ビル301

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