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浮気を問い詰めるには? 手順やポイント・注意点を解説

パートナーに浮気の疑いがあり、ほとんど確信できている場合でも、どのように問い詰めれば良いか迷う方が多いと思います。中には、相手の浮気を半ば黙認してしまい、自分の望まない夫婦生活がその後も続いてしまうケースもあります。

そうならないためには、浮気の事実を問い詰め、その後の関係性についてきちんと二人で考える必要があります。この記事では、浮気を問い詰める手順やポイント、注意点を紹介いたします。

Contents

浮気を上手に問い詰めるには? 具体的な8つの手順

パートナーに浮気を問い詰めるためには、手順が非常に重要です。なぜなら証拠が不十分な状態で問い詰めると、言い逃れされたり、言い訳の隙を与えてしまったりする恐れがあるからです。

前もって準備し、適切なタイミングかつ、適切な順序で問い詰める必要があります。ここでは、浮気を問い詰める際のステップを紹介いたします。

【浮気の問い詰め方①】浮気の証拠を集める

まずは、浮気の証拠を確実に集める必要があります。証拠がなければ容易に否定されてしまいますので、問い詰めたところで有意義な結果には至りません。

浮気の証拠は法的には「肉体関係の有無」が重要視されます。しかし相手を問い詰めて浮気の事実を認めさせることを目的とする場合には、必ずしも必要なわけではありません。「言い逃れできないだけの証拠」を集めるようにしましょう。例えば、以下のようなものが有効です。

問い詰める時に使える浮気の証拠
  • 浮気相手と思しき人物との通話履歴
  • 浮気相手と思しき人物とのメール・SNSのやりとり
  • ラブホテルの利用を証拠づけるクレジットカードの明細
  • 交通系ICカードの利用履歴

なんの証拠もなく浮気を問い詰めると、相手に警戒心を抱かせ、その後の証拠集めが難しくなる可能性があります。どうしても確固たる証拠を見つけられない場合は、探偵事務所に相談すると良いでしょう。

浮気の証拠に関しては、こちらの記事で詳しく解説しております。

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【浮気の問い詰め方②】問い詰めた後のことを考える

浮気を問い詰める前に、その後の展開について考えておくべきです。許してあげるのか、夫婦関係を見直して再構築するのか、はたまた離婚して慰謝料を得るのか…。

どのような選択を取りたいかを明確にしておくことで、浮気の事実を問い詰めた後のアクションが異なります。例えば離婚を考えているのであれば慰謝料や財産分与、子供の親権などについて考える必要があるでしょう。

もし慰謝料の請求を考えるのであれば、確固たる証拠を得る必要があります。これには当事者間で浮気を問い詰める場合と異なり、「肉体関係」を伴う関係であったという客観的な証拠が必要です。探偵事務所などに依頼してしっかりと証拠をつかみましょう。

【浮気の問い詰め方③】準備物を揃える

浮気を問い詰める前に、しっかりと準備物を揃えておきましょう。準備物といっても、多くのものが必要になるわけではありません。最低限、以下を用意しておけば良いでしょう。

準備物
  • 証拠のコピーや複製
  • 対話中に必要なことを書いたメモ書き
  • ボイスレコーダー

証拠のコピーや複製

その場で見せられるように、浮気の証拠はプリントアウトしておきましょう。また破壊されたり、データを消されたりすることがないよう、複製して保管しておくことをおすすめします。

対話中に必要なことを書いたメモ書き

いざ浮気を問い詰めるとなると、緊張してうまく言葉が出てこない場合もあるでしょう。対話中に投げかけられるであろう質問に対する返答や、言わなければいけない言葉をメモに取って、用意しておくと良いでしょう。

ボイスレコーダー

どんなことを言ったか、あるいは言っていなかったか、でトラブルになるのを防ぐために、ボイスレコーダーで録音できるようにしておきましょう。事前に許可を取って会話を記録していれば、後々のトラブルを防ぐことができます。

ボイスレコーダーを使用した浮気調査の方法についてはこちらの記事をご覧ください。

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【浮気の問い詰め方④】タイミングをみて問い詰める

事前に「話したいことがある」などと言ってしまうと、パートナーに「浮気について問い詰められる」と勘繰られてしまいます。言い訳を考える隙を与えないためには、唐突に切り出すのが良いでしょう。以下のように、相手が油断している時がベストです。

浮気を問い詰めるタイミング
  • 部屋でくつろいでいる時
  • お風呂上がり
  • 晩酌をしている時
  • 何も予定のない土日

また、浮気についての話し合いは長丁場になることが予想されます。お互いに十分な時間が取れて、なおかつ落ち着いて話あいができそうなタイミングを見計らいましょう。

【浮気の問い詰め方⑤】浮気を否定されたら証拠を提示する

浮気を問い詰める際には、手順が非常に重要です。証拠が揃っていてもいきなり見せるのではなく、相手が浮気の事実を否定してきたタイミングで提示しましょう。

なぜなら、言いくるめられ、浮気の事実を有耶無耶にされる可能性があるからです。こちらに証拠が揃っている状態で、相手から「浮気をしていない」と言われた場合、こちらは証拠を武器に反論できます。一方で最初から手札をすべて見せると、相手に言い訳する隙を与えてしまうのです。

例えば、ホテルの利用履歴(利用日や時刻)がわかっている状態で、その日何をしていたのかを問い詰めます。そこで「友達の家にいた」「買い物をしていた」などと相手が嘘をつけば、そのタイミングで証拠を提示するのが良いでしょう。

【浮気の問い詰め方⑥】浮気の事実を認めさせる

浮気を問い詰めて、その事実が明らかになったら、当人に事実を認めさせましょう。【⑤】の手順でロジカルに証拠を提示すれば、誤魔化されたり、言い逃れされたりする心配はなくなります。決して言い訳のできない状況を作ってから、改めてその事実を認めさせるのです。

またこの時、しっかりとパートナー自身の口から認めてもらうように注意しましょう。問い詰め、無理やり丸め込むのではなく、自分が浮気をしたと当人に言ってもらうのです。「謝罪させる」「事実を話させる」のではなく、自分から「謝罪する」「事実を話す」ような状況を作ることが重要です。

【浮気の問い詰め方⑦】浮気を認めた事実を記録する

相手が浮気を認めたことを、記録に残しましょう。ここで重要なのが、「浮気念書」を書かせることです。念書とは、事実や約束ごとなどを証明するための書類のことです。浮気念書では「浮気したという事実」を当事者が認め、そのことを書面に記します。

これには言った言わないのトラブルを防ぐ効果のほかに、第三者に対して証明できる効果があります。のちに慰謝料請求、離婚裁判を行う場合、念書は証拠として裁判所に提出できるものです。以下の情報を踏まえたフォーマットを、前もって作成しておきましょう。

浮気念書に含めるべき内容
  • 念書を作成した日付・場所
  • 浮気をした相手の情報
  • 不貞行為の回数や場所など詳しい内容
  • 今後についての約束
  • 約束を破った際の制裁
  • 相手の署名と捺印

【浮気の問い詰め方⑧】今後について話し合う

浮気の事実を認めさせた後は、二人の今後についてしっかりと話し合いましょう。浮気された場合の選択肢として「離婚」と「関係性の修復」の二択があります。どちらを選ぶにしても、冷静に話し合う必要があるでしょう。

離婚する場合は、慰謝料や財産分与、子どもがいる場合はその親権について話し合う必要があります。浮気の事実が明らかになり、離婚の意志が固まった時点で検討しておくのが良いでしょう。まずはこちらの考えを伝え、話し合いによって調整することをおすすめします。

反対に、関係の修復を図るのであれば、浮気相手との関係をきっぱりと断ち、もう二度と浮気をしないこと、そして再び信頼を得るためにどうしてもらうかを話し合う必要があります。この際、浮気をした原因や、関係性構築のための改善案についても話し合うのがベストです。

浮気を上手に問い詰めるためのポイント

男女の仲に関する話し合い、ことに「浮気」が絡むとなれば、結論が出ないまま泥沼化してしまいがちです。

上手に問い詰め、二人のその後のことを決められるよう冷静に話し合う必要があります。ここからは浮気を上手に問い詰めるためのポイントを紹介いたします。

関係を修復したい場合のポイント

「浮気されたけど別れたくない」という場合には、相手に二度と浮気をさせないよう後悔と反省を促す必要があります。ここで浮気された側が追い縋るような真似をすれば、相手は「どうせ許してくれる」と解釈し、二度三度と浮気を繰り返す恐れがあります。間違っても、簡単に許したり、自分から関係を継続するようお願いしたりと、下手に出ないようにしましょう。

感情的に指摘しない

どちらか片方でも感情的になれば、冷静な話し合いができなくなります。浮気を指摘された側が狼狽して感情を顕にすることはもちろんあるでしょう。しかし、指摘する側が冷静さを欠いた結果、感情同士のぶつかり合いに発展する恐れもあるので注意しましょう。浮気・不倫された怒りはもっともですが、あくまでも抑えて話し合いに臨むことをおすすめします。

浮気を繰り返させないためには?

男性の中には浮気を繰り返す人もいます。ある種の男性にとって、これは病気のようなものだと言えるでしょう。繰り返させないためには、「許す」というポーズを簡単に取らないことが重要です。大きな罪を犯したことを、相手に理解させるのです。そのためには、どれだけ自分が傷ついたのか、またどれほど信用を失う行為だったのかを、冷静にしっかり言葉にする必要があります。

自分がどうしたいのかを先に決めておく

浮気を問い詰める前に、相手が浮気を認めた場合にどうしたいのかを決めておく必要があります。「相手の出方を見て決める」のも大事ですが、情に絆されて決意が揺らいでしまう恐れがあるからです。条件付きで関係性を継続するにしても、離婚を決断するにしても、自分がどうしたいのかは話し合う前に決めておきましょう。

浮気を問い詰める際の注意点

浮気を問い詰めると、否応なく「許す / 許さない」という選択を余儀なくされます。今後の関係に関わる判断をするための重要な話し合いの場なので、建設的に進める必要があります。ここではそのための注意点をお伝えいたします。

証拠集めが不十分だと言い逃れされる恐れがある

口が達者な相手であれば、言い逃れされたり、言い訳されたりして、浮気の事実が有耶無耶にされてしまう恐れがあります。十分な証拠を集めてから、問い詰めるようにしましょう。

証拠を提示したからといって、そのリスクがなくなる訳ではありません。言い逃れを防ぐためには、証拠はあえて出さずに浮気の事実を聞き、相手が嘘をついてから証拠を出す、という流れを心がけましょう。

証拠集めが違法行為にならないよう注意

浮気の証拠を集めたいと思うあまり、不法侵入などの違法行為を行うケースもあります。パートナーの許可なくスマホのロックを開けてメッセージ等を確認するのも、厳密にいえば違法行為にあたる恐れがあるのです。

感情的にならず、冷静にできる範囲で浮気の証拠を集めましょう。最も安全なのが、探偵を雇うことです。探偵に依頼すれば、法的にも有効な証拠を掴むことができます。

感情的になると建設的な話し合いができなくなる

浮気を問い詰めるうちにヒートアップしてしまい、怒鳴り合いの喧嘩になることもあるでしょう。裏切りってきたのはあくまでも相手ですが、だからといって問い詰める側が感情的になって責め立てすぎると、そこから泥試合に発展する恐れがあります。

有意義な話し合いを望むのであれば、まずはこちらが冷静になる必要があります。あくまでも事実と、自分の考えを伝え、そこから「今後」について話し合うのが最も建設的であり、お互いに疲弊せずに済むでしょう。

相手に逆ギレされる恐れがある

浮気の証拠を突きつけられ、自暴自棄になって逆ギレしてくる可能性があります。普段から感情的になりがちなパートナーであれば、理不尽に怒鳴られたり、暴力を振るわれたりする場合もあるでしょう。

そうならないための対策として、「互いの同意の上で会話を録音する」「第三者に同席してもらう」などが挙げられます。冷静に話し合いができない相手なのであれば、それらの対処を取りましょう。

望まない結果になる恐れがある

関係の再構築を目的に浮気を問い詰めた場合でも、相手から家を出ていってしまう可能性があります。また、離婚を考えていても相手の謝罪や反省の弁を聞くうちに気持ちが揺らいでしまう可能性もあるでしょう。ことほど左様に、自分が望まない方向へと決着が付いてしまう場合があるということを、留意しておくべきです。


浮気を問い詰め、その事実を問いただし、その後の関係性について考えるのは、自分だけではありません。相手側にも考えがあり、その擦り合わせによって結論が出されるのです。まずは予め、そのことを受け入れましょう。

浮気を問い詰める前に探偵に依頼すべき!

浮気を問い詰めるには、言い逃れできないような証拠が必要です。証拠は自分で浮気調査をして手に入れることも可能ですが、個人でできる範囲には限界があります。確実に浮気の証拠を手に入れるためには、探偵社に依頼するのが良いでしょう。

浮気の証拠が手に入る可能性が高い

浮気調査は自分で行うよりも、探偵に依頼した方が確実です。 探偵は専門的な調査技術を持っており、尾行や決定的瞬間の写真撮影など、素人には難しい調査内容を任せることができます。

自分の目からは浮気の事実が明らかだとしても、第三者が見て納得できる客観的な証拠がなければ慰謝料を請求できない可能性があります。もし離婚や慰謝料請求を考えているのであれば、探偵への依頼を検討しましょう。

自分で浮気調査を行うリスクについては、こちらの記事をご覧ください。

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客観的な視点から調査できる

探偵に依頼すれば、感情に流されずに事実を収集することができます。浮気の事実がまだ確定しておらず「白か黒か」分からないような場合でも、探偵に依頼することは可能です。その場合はまず、浮気をしているか否かを調査によって明らかにし、「ほぼ確定で浮気している」という場合には証拠を集めるための調査に切り替えます。

浮気の事実が明らかになっていない段階においても、どの程度怪しいのかなどの客観的な意見をもらうことができ、また調査を継続すべきかどうかも判断できます。

浮気調査がパートナーにバレる心配がない

「浮気を疑っている」とパートナーにバレれば、信頼関係にヒビがはいるでしょう。また相手が本当に浮気をしている場合は、今度は悟られないように注意深く浮気を継続されてしまう恐れがあります。

探偵に依頼すれば浮気相手にバレずに調査を行うことができます。探偵は、パートナーにとって赤の他人であり、警戒される心配はありません。浮気相手とラブホテルに入る瞬間など、確固たる証拠を押さえられるのは、何より第三者だからです。

弁護士の紹介を受けられる

調査を実施後、専門カウンセラーの関係修復のサポートや、離婚裁判に強い弁護士の無料紹介など、アフターケアを受けることができます。

もし自分で浮気の証拠を押さえても、どのように活用すれば良いか分からない場合もあるでしょう。探偵に依頼すれば証拠そのもののクオリティはもちろんのこと、様々なサポートを受けられます。

浮気の証拠を掴みたい方は鷹の目探偵事務所へ

「鷹の目探偵事務所」は浮気など男女トラブルの調査に特化した探偵社です。さまざまなケースのご相談を承ります。パートナーの浮気を突き止めて慰謝料を請求したい、浮気の証拠を掴んで反省を促したい、などの相談理由が固まっていない方でも、ご心配要りません。ベテラン調査員が一つずつ丁寧にお伺いしますので、まずはお気軽にご相談ください。

記事監修者
鷹の目探偵事務所 編集部
この記事は鷹の目探偵事務所編集部が企画・執筆いたしました。 ※本記事は公開日時点の法律に基づいて執筆しています。 本店所在地:東京都豊島区南大塚3-54-3山内ビル301 住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目15番6号5番街共同ビル301

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