浮気

セカンドパートナーが許せない!浮気・不倫とはどう違うの?相手にいた場合の対処法について解説

「セカンドパートナー」という言葉をご存知でしょうか。配偶者以外の異性と特別な関係を持つことを、このように呼びます。

一般的にセカンドパートナーはプラトニックなものであると言われており、不貞関係とは見做されません。つまり、必ずしも離婚や慰謝料請求が可能になるとは言い切れず、法的措置を行うには複雑な条件があります。

この記事では、セカンドパートナーとは何か、およびその発覚がもたらす離婚や慰謝料請求の可否について詳しく解説します。

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Contents

【徹底解説】セカンドパートナーとは?

最近よく耳にする「セカンドパートナー」という言葉は、実は7~8年前から使われています。

セカンドパートナーは家庭を持つ人間もつ、二番目のパートナーのことです。

これは単なる異性の友人関係とは異なり、ある程度の恋愛感情が伴います。

しかし同時にプラトニックな関係でもあり、限りなく恋愛関係に近い友人関係といった趣です。

セカンドパートナーは既婚者同士が多い

一般的にセカンドパートナーの関係は、既婚者同士で結ばれることが多いです。

これは、ファーストパートナー(配偶者)を最優先に考える状態について、双方が合意した上で付き合うことができるからです。

浮気・不倫関係のように、あわよくばパートナーを奪ってやろうという気概はなく、あくまでも互いに「2番手」として振る舞います。

友達以上恋人未満という微妙な立場が成立するのも、このような距離感を保つ必要があるからなのです。

セカンドパートナーと浮気・不倫との違いは?

セカンドパートナーと浮気・不倫の最大の違いは、肉体関係の有無にあります。

一般的にセカンドパートナーとは、肉体関係を伴わない関係だとされています。

感情的な結びつきを持ちながらも、性的な関係は持たないというのがセカンドパートナーの特徴です。

そのため、セカンドパートナーのことを「プラトニック不倫」とも呼ぶ場合もあります。

不倫とは違う…でも7割以上が肉体関係を持つというデータも

前述の通り、セカンドパートナーは一般的に「配偶者以外の異性との、性的行為を伴わない関係」を指しますが、その定義とは矛盾するデータもあります。

出会い・マッチングアプリ情報メディア「ふくむすび」が20代から60代までの既婚者を対象に行った調査によると、「セカンドパートナーがいる」という人の7割強が相手との「肉体関係がある」と答えています。

「セカンドパートナーとは体の関係はありますか?」と質問したところ、女性は63.3%、男性では83.1%が「ある」と回答。全体では約74%が「肉体関係がある」と答えています。

【不倫、婚外恋愛中の既婚者に聞いた】セカンドパートナーがいる人の7割以上「肉体関係がある」(マイナビ子育て)|dメニューニュース(NTTドコモ)

感情的な結びつきがあると、それが性的な関係に発展してもおかしくはないでしょう。

肉体関係はない、などと油断して配偶者のセカンドパートナーを放置していると、浮気・不倫につながる可能性があります。

実際、配偶者のセカンドパートナーに悩む方も多いようです。

セカンドパートナーに悩む人もいる

前述のデータを見ると、セカンドパートナーにもかかわらず肉体関係に及ぶ人がかなり多いことが伺えます。

このような裏付けもあってか、配偶者のセカンドパートナーに悩む人も多いようです。

(前略)

不貞の証拠はありませんが、潔白の証拠もありません。さすがに自分の出張中に突然家に泊めることってどうなんでしょうか?妻も子供も好きで一生懸命仕事も頑張ってるつもりですが、どこか心にポッカリと穴が開き疑心暗鬼になっている自分がいます。このままセカンドパートナーの存在を認めるべきでしょうか?夫としてセカンドパートナーを作る権利にまで踏み込めるのでしょうか?長々となってしまいましたが、ご意見を聞かせてください。

引用:Yahoo!知恵袋

こちらはYahoo!知恵袋からの引用ですが、やはり「セカンドパートナー」という存在自体に釈然としないものを感じる方もいます。

また、浮気・不倫についての体の良い言い換えとしてこの言葉を使っている人もいるようです。

「セカンドパートナー」という存在にはついてどう思いますか? 妻の浮気(不倫?)が発覚した際に問いただしたところ、「セカンドパートナー」という言葉が出てきました。

(中略)

ちなみに妻のドラレコの記録からは車内でわいせつ行為をしている音声が得られているので、私はこれは不倫と捉えています。(本番行為ではない模様)

引用:Yahoo!知恵袋

この例では、妻側が単に「浮気」「不倫」だと認めていないだけで、実際には肉体関係の伴う不貞行為に該当することがわかります。

Yahoo!知恵袋などの質問サイトを閲覧すると、セカンドパートナーという扱いに納得していない方が多いことが分かります。

もし自分の配偶者、夫や妻のセカンドパートナーが発覚したら、「本当に肉体関係がないのか」「肉体関係がなくとも、配偶者への裏切り行為ではないのか」などと考えるべきでしょう。

肉体関係がないからと油断していると「浮気・不倫を許された」と考え、セカンドパートナーとの関係がどんどんエスカレートしていく可能性があります。

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セカンドパートナーを求める心理を男女別に解説!

セカンドパートナーを求める人は、一体どのような心理状態から配偶者以外の異性と関係を持つのでしょうか?

ここでは、セカンドパートナーを求める「男女共通の心理」「男性の心理」「女性の心理」をそれぞれ解説いたします。

セカンドパートナーを求める男女共通の心理

セカンドパートナーを求める「男女共通の心理」として、以下が挙げられます。

ストレス解消のため

仕事や家庭生活、人間関係のストレスを発散する一つの方法として、セカンドパートナーを作ることもあります。

セカンドパートナーは、配偶者や家族には話しにくい仕事の悩みや家庭の愚痴を気軽に聞いてくれる存在となり得ます。

互いに既婚者であれば、家庭の愚痴も話しやすいはず。セカンドパートナーのような関係は、大きなストレスの解消手段として機能することがあります。

刺激が欲しい

結婚生活は時間が経つにつれて初めのドキドキ感が失われ、マンネリ化しやすいものです。

セカンドパートナーを持つ方の多くは、安定と共にマンネリ化した夫婦生活にはない刺激を求めています。

退屈な日常を脱し、生活に新鮮なスパイスを加えたいという願望が、セカンドパートナーを求める動機の根本にあるのです。

セカンドパートナーを求める男性の心理

セカンドパートナーを求める「男性の心理」として、以下が挙げられます。

男性としての自信を取り戻したい

結婚生活が長くなると、多くの男性は妻から恋人時代のように異性として見てもらえなくなることがあります。それが性的な自信喪失に繋がることも多いです。

自信を取り戻すことを目的にセカンドパートナーを作る男性は多いです。

異性から好かれる体験を通して自己肯定感を高め、男としての自信を取り戻すことが可能になるのです。

不倫よりもリスクが低いから

不倫に比べリスクが低いという理由から、セカンドパートナーを作る人もいます。

これは、肉体関係を伴わない恋愛のような関係を楽しむことで、離婚や慰謝料請求などの法的なトラブルを避けたいという考えからです。

セカンドパートナーであれば、もし関係が発覚しても「不倫ではない」と主張しやすいため、一部の既婚者にとっては魅力的な選択肢となるのです。

家庭を守りつつ、妻以外の異性との新鮮な感情を求める人々にとって、セカンドパートナーはリスクの少ない代替手段として機能しています。

妻以外にも肯定されたい

男性既婚者の多くは、妻には話しにくい悩みを持っています。

夫婦関係はなんでも話せるような状態が理想ですが、妻には言い出せない家庭の問題やプライベートな不満がある人が非常に多いのです。

妻には言い出せない悩みも、セカンドパートナーであれば打ち明けられる場合があります。

既婚者同士であれば相互に理解し合えるため、自分の状況を共感してもらいやすく、具体的なアドバイスを交換することができる場合があります。

セカンドパートナーを求める女性の心理

セカンドパートナーを求める「女性の心理」として、以下が挙げられます。

女性としての自信を取り戻したい

結婚生活が長くなるにつれて、夫婦間で恋愛感情が薄れ、異性としての魅力を感じなくなることは珍しくありません。

かつては楽しみにしていたデートや記念日のお祝いが次第に減っていき、女性はその変化に焦りや物足りなさを感じることがあります。

特に、夫から女性としてではなく、家政婦のように扱われていると感じると、女性は自己価値を見失いがちです。そうした状況の中で、失われた自信や女性としての誇りを取り戻す手段として、セカンドパートナーを求めることがあります。

寂しさから異性との関係を求める

夫の帰宅時間が遅くなるなどの理由で夫婦間でのコミュニケーションが減少し、妻の側が感じる孤独感を覚える場合があります。

特に結婚に伴い職を辞めたり、夫の転勤で新しい環境に移り住むことが多い女性は、孤立無援の状態になることがあります。

このような状況で孤独感や疎外感を覚え、誰かに支えられたい、自分が必要とされていると感じたいという心理が働きます。寂しさを紛らわせるために、セカンドパートナーを求める場合も少なくありません。

恋愛のドキドキ感がほしい

結婚後、日常の中で徐々に恋愛時のドキドキや緊張感が薄れていき、パートナーとの関係がマンネリ化していくことは珍しくありません。

このような状況に不満を持つ女性は少なくなく、日常生活の退屈から抜け出し、再び恋愛のときめきを感じたいと願うことがあります。

セカンドパートナーを求める女性は、新たな恋愛感情や刺激を追求して、日常からの一時的な逃避を図ることがあります。

既婚者は一体どこでセカンドパートナーを作るのか

セカンドパートナーは主には既婚者同士の関係性であり、お互いの家庭事情を相互に理解し合う必要があります。

そのような「ちょうど良い」相手を見つけるのに、既婚者はどのような手段を取っているのでしょうか?

職場の同僚や部下・上司

職場の同僚とはすでに日々接しているため、互いの性格や人柄が理解しやすく、親密な関係に発展しやすいです。

ただし、親密になりすぎると元の関係に戻るのが難しくなり、職場内での不倫と疑われるリスクもあります。

職場で出会った場合は片方が既婚者ではないケースも多く、そのような場合はセカンドパートナーではなく不倫関係に至るケースも少なくありません。

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既婚者向けの合コン

既婚者専用の合コンや社交クラブは、同じ状況にある人々が集まりやすいため、新しい出会いを提供します。

都市部に集中している傾向があり、地方ではアクセスしにくい場合があります。

また、事前にどんな人々が参加しているかわからないため、思惑と異なる場合もあります。中には実質的な不倫関係を求める人もいるでしょう。

既婚者マッチングアプリ

最近は、既婚者専用のマッチングアプリが登場しており、そちらでセカンドパートナーを探す方もいます。

条件を設定して理想の相手を探すことができ、初めから既婚者であることが明確なため、共通の理解のもとで関係を築くことが可能です。

しかしこのようなマッチングアプリは実質的に不倫の温床になっている場合も多く、肉体関係が伴う仲へと発展する可能性が大いにあります。

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セカンドパートナーを持つメリット・デメリット

既婚者がセカンドパートナーを持つことには、メリットとデメリットがあります。

ここからは、セカンドパートナーを持つメリットとデメリットを紹介します。

セカンドパートナーを持つメリット

POINT
  • 寂しさを埋められる
  • 悩みを打ち明けられる
  • 日々の生活の活力になる

寂しさを埋められる

夫婦間の仲が良くても、仕事などが原因でコミュニケーションが十分に取れていない場合もあります。このようなケースは特に熟年の夫婦に多いです。

セカンドパートナーはそんな時、寂しさを埋める役割を果たします。

特に女性は日頃から気にかけてくれる存在がいれば精神的に満たされるため、自己肯定感から明るく過ごすことができるでしょう。

特に子育てが一段落し、夫婦の間に虚脱感を感じる時期において、セカンドパートナーは心の支えとなることもあります。

悩みを打ち明けられる

セカンドパートナーの存在は、同世代の異性として、共通の悩みや興味を共有することができる点で大きな魅力があります。

職場や趣味が同じであれば話題を理解してもらえることが多く、異性ならではの新鮮な視点でのアドバイスを受けることができます。

また、セカンドパートナーには配偶者には話しにくい家庭の悩みも打ち明けやすいです。

配偶者には言いにくいことでも、異性の友人には気兼ねなく話せることもあるでしょう。相手が真剣に耳を傾けてくれることで、精神的にも満たされるのです。

日々の生活の活力になる

セカンドパートナーは、「恋人ではないが、お互いに好意を持つ関係」であり、その関係は肉体的な接触を伴わないものです。

この点で不倫とは異なりますが、精神的な繋がりを持つことから恋愛感情が芽生えることもあります。

男女ともに40代を過ぎると日常がルーチンワーク化し、夫婦間のドキドキ感が失われがちになります。そんななか、異性との出会いが心に刺激をもたらすでしょう。

新鮮なドキドキ感が、日々の生活に活気を取り戻させる場合も少なくありません。

セカンドパートナーを持つデメリット

POINT
  • セカンドパートナーの存在を周囲に理解されない
  • 離婚につながる可能性がある
  • 浮気・不倫の慰謝料を請求される

セカンドパートナーの存在を周囲に理解されない

セカンドパートナーという関係は、体の関係がないとはいえ、配偶者への裏切りと見なされることが一般的です。

社会的には、配偶者以外との親密な関係を不倫と同等に扱うことが多く、公には受け入れがたいとされています。

そのため、セカンドパートナーがいることが周囲に知られた場合、否定的な反応や冷たい視線に晒される可能性が高いです。

一部にはこのような関係を容認する意見もありますが、「お互いのパートナーが承諾している場合」という大前提が存在するため、理解を得るのは容易ではありません。

離婚につながる可能性がある

たとえ肉体関係のないセカンドパートナーだったとしても、配偶者が精神的に別の人に心を許していることを容認できる人は少ないでしょう。

初めは単なる友情や遊びだと思って見過ごしていても、時間が経つにつれてその関係に嫉妬や不安を感じ、許せなくなることがあります。

このような感情が積もり積もって、最終的には夫婦関係に大きな亀裂が生じる可能性があります。

「セカンドパートナーは不倫ではないから問題ない」と思っている場合でも、配偶者がそれを受け入れられずに、最悪の場合は離婚を求めるような事態になることも考えられます。

浮気・不倫の慰謝料を請求される

セカンドパートナーとの関係が深まることで、その関係が不倫に該当すると見なされるリスクがあります。

また、セカンドパートナーの配偶者がこの関係を不倫と判断し、慰謝料を請求してくるケースも考えられます。

もしセカンドパートナーの領域を超えて相手と肉体関係が生じており、その証拠が残っている場合には慰謝料を支払う義務が生じます。

慰謝料は数十万〜数百万円と高額になり、家計に大きな負担をもたらすことになります。

セカンドパートナーを持つ配偶者目線のメリット・デメリット

既婚者がセカンドパートナーを持つことには、配偶者目線でもメリットとデメリットがあります。

ここからは、セカンドパートナーを持つ配偶者目線でのメリット・デメリットを紹介します。

セカンドパートナーを持つ配偶者目線のメリット

POINT
  • 夫婦関係が良くなる場合がある
  • 仕事にも影響する
  • 自分の時間ができる

夫婦関係が良くなる場合がある

セカンドパートナーを持つことで、一時的に日常の物足りなさや不満を埋めることができます。

異性からの好意を受けることにより、自己評価が向上し、新たな自信を得ることもあります。

これが心の余裕に繋がった結果、家族に対する態度が普段よりも優しくなる場合があります。

セカンドパートナーとの関係が、間接的に家庭生活に良い影響をもたらすことがあるのです。

仕事にも影響する

セカンドパートナーを持つことが、一時的に仕事への活力を与える可能性はあります。男性としての自信が回復し、そのエネルギーが仕事のパフォーマンス向上に繋がることも考えられます。

仕事への姿勢が改善されれば業績向上が期待でき、それが結果的に収入増加に繋がるかもしれません。

しかしながら、セカンドパートナーを持つことによるポジティブな影響は一時的なものであり、この行為が長期的な解決策になるとは限りません。

自分の時間ができる

セカンドパートナーが夫の関心を分散させることで、主婦にとって自分だけの時間が確保される場合があります。

夫が他の人と時間を過ごしている間、自由に自分の趣味や休息を楽しむことができるかもしれません。

しかし、このような状況は夫婦間の信頼とコミュニケーションによって大きく左右されます。

夫がセカンドパートナーと過ごすことによって生じる自由時間が心地良いものであるためには、関係の透明性と相互の了解が必要です。こうした関係を黙認するなら、基本的にお互いにノータッチなのが良いでしょう。

セカンドパートナーを持つ配偶者目線のデメリット

POINT
  • 夫婦関係が冷めきってしまう可能性がある
  • トラブルに巻き込まれる可能性がある
  • 浮気・不倫へとつながる可能性がある

夫婦関係が冷めきってしまう可能性がある

セカンドパートナーの存在を許せないという感情を抱えつつそれを無理に抑え込んでいる場合、夫婦間の関係が徐々に冷え切ってしまう可能性があります。

そのような不満が態度や言動に表れ始めると、夫も妻から感じる愛情が薄れ、より一層の距離感を生む原因となるかもしれません。

もし離婚を選択しない場合、表面的で満たされない夫婦関係を継続することになり、双方にとって苦痛な生活が続くことになります。

この状況を改善するためには、お互いの本音を語り合い、解決策を模索することが重要です。

トラブルに巻き込まれる可能性がある

セカンドパートナーとの関係は、本来軽い気持ちで始まることも多いですが、その関係性が深まるにつれて複雑な問題に発展するリスクがあります。

特に恋愛経験が浅い人や、長い間恋愛から離れていた人は、感情のコントロールが難しくなることがあります。

セカンドパートナーとして関係を持っていたはずが、相手が本気の恋愛感情を抱いてしまい、関係が泥沼化する例や、関係の解消がうまくいかず相手がストーキング行為に出るケースも報告されています。

このような事態は、恋愛に慣れていない既婚者に特に多いとされ、セカンドパートナーが思わぬトラブルの元となることもあります。配偶者がセカンドパートナーとして関わる人が複雑な人物である場合、その影響が自分にも及ぶ可能性があるため、注意が必要です。

浮気・不倫へとつながる可能性がある

セカンドパートナーは性交渉を伴わないプラトニックな関係であっても、時間が経過すると心の結びつきが肉体関係へと進展する可能性があります。

特に女性は精神的なつながりを重視し、その結果、より深い関係へと進むことがあります。

また、男性も初めはプラトニックな関係を望んでいても、最終的には肉体関係を求める傾向があります。

このため、セカンドパートナーとの関係が、いずれ不倫に発展するリスクがあることを認識しておく必要があります。

配偶者がセカンドパートナーを作っていた場合の対処法

配偶者がセカンドパートナーを作っていた場合、やめさせたいと思う方は多いでしょう。

また、配偶者との関係を考え直す方も多いはずです。

ここでは、配偶者がセカンドパートナーを作っていた場合の対処法を紹介します。

①セカンドパートナーとの関係を解消させる

対処法の一つとして、セカンドパートナーとの関係を終わらせるという方法があります。

婚姻関係を継続するつもりであり、なおかつ「セカンドパートナーといえど許せない」と考えるのであれば、この対処法が一番です。

一番良いのは、配偶者とそのセカンドパートナーに関係解消を約束させ、それを誓約書に記載することです。

この誓約書には、関係を解消することの他、もし約束を破った場合に発生するペナルティ(違約金や慰謝料など)も含めると良いでしょう。

②一時的な別居を選択する

配偶者がセカンドパートナーを作っていた場合、多くの方はショックを受けるでしょう。

夫婦関係を継続するか否か、考える期間が欲しいという場合は別居も選択できます。

双方が一旦頭を冷やして考えを固める、法的措置が必要になる場合にはその準備を進めるなど、別居中にできることは済ませておきましょう。例えば、子供の養育費や生活費などについて考えておくべきです。

別居期間が一定期間経過したら、夫婦関係の再検討を行いましょう。関係の修復が見込めるか、それとも離婚が適切かを冷静に判断します。

③どうしても許せない場合は離婚する

セカンドパートナーとの関係が離婚の法的根拠となるかの判断は複雑です。

法定離婚事由や不貞行為に該当するかどうかが肝になります。探偵に浮気調査を依頼して、肉体関係の有無を探ってもらい、もし不貞を証明できれば離婚・慰謝料請求は可能です。

その場合は弁護士などに相談し、離婚に必要な手続きや準備を進めるのが良いでしょう。これは財産分割、子供の親権、住居の手配などもさまざまな点から考える必要があります。

また、別居することで離婚が可能になるケースが多いです。なぜなら、婚姻関係の継続が難しくなったことを証明しやすいからです。もし離婚を望む場合は、一旦の別居を選択するのが良いでしょう。

配偶者がセカンドパートナーを作った場合、慰謝料を請求できるのか

セカンドパートナーとの関係を理由に離婚や慰謝料を請求することは、一般的な不倫と異なり複雑な場合があります。

なぜなら、肉体関係が証明されない限り、不貞行為として法的な扱いを受けるのは困難であるためです。

ここからは、配偶者がセカンドパートナーを作った場合の慰謝料請求について解説いたします。

プラトニックな関係の場合は慰謝料請求できない

セカンドパートナーとの関係がプラトニックであった場合、肉体関係が存在しないため、法的には「不貞行為」とは認定されにくいです。

このため、セカンドパートナーの存在が発覚しても、配偶者やそのパートナーに対して慰謝料を請求することは一般的には困難とされます。

また、日本の法律下では、離婚を求めるには法定の離婚事由が必要であり、「不貞行為」はその一つですが、セカンドパートナーとの関係がプラトニックな場合はこの条件を満たさない可能性があります。

したがって、配偶者が離婚に同意しない限り、離婚を進めることは難しいでしょう。

慰謝料請求が可能になるケースもある

セカンドパートナーとの関係が肉体的なものでなくとも、非常に親密な関係があると認められる場合、それが配偶者の精神的な苦痛を引き起こし、婚姻関係を継続しがたい状況を作り出すことがあります。

このような場合、不貞行為とは認定されなくとも、その行為が配偶者の尊厳を傷つけ、婚姻関係を損なうと判断されれば、法的に慰謝料の支払いや離婚の認可が認められる可能性があります。

具体的には、「精神的な不貞」と見なされることで、その行為が「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当するとされ、これが法定離婚事由として扱われるケースも考えられます。

このような判断は、関係の具体的な内容や、配偶者に与えた影響の度合いに基づいて裁判所が検討します。

重要なのは、こうしたケースでは、セカンドパートナーとの関係が配偶者にとって明確な精神的負担となり、その結果として婚姻関係が破綻に至ったと認められるかどうかです。

そのため、こうした事態を避けるためにも、夫婦間でのコミュニケーションを保つことが極めて重要と言えるでしょう。

不貞行為を推認できるケースもある

確かに、セカンドパートナーとの関係がプラトニックであると主張されても、一定の行動が観察された場合、裁判所は不貞行為があったと推認することがあります。

特に、ラブホテルのような場所での出入りが目撃されたり、証拠として提出されたりすると、そこで何が行われたのかについて具体的な証拠がなくとも、性的な関係を持ったと推定されることが一般的です。

法律上、「不貞行為」とは性的関係を指しますが、ラブホテルへの出入りといった行動は、そのような関係を強く示唆します。

これに対する反論として、「性的関係がなかった」と主張するのは、証明が極めて困難です。

通常、「何かが存在しないこと」を証明するのは非常に難しいため、疑わしい状況証拠がある場合、その主張が裁判所で認められることは少ないです。

セカンドパートナーとの関係は本当に浮気じゃない?疑わしい場合は探偵に相談!

セカンドパートナーなどと称していても、本当のところは肉体関係があるというケースも珍しくありません。どころか、データとしては全体の7割以上が肉体関係に及んでいるのです。

また現段階でプラトニックな関係でも「浮気ではないから」「不倫ではないから」などと放置してしまうと、関係を深める可能性があります。

「セカンドパートナーが許せない」という方は、まずは浮気・不倫だとみなせるような証拠を探ってみましょう。

明確な証拠があれば、離婚・慰謝料請求などの措置が可能になります。

セカンドパートナーというのは建前で、実際には浮気・不倫である可能性が高い場合には、探偵に相談するのが効果的です。

探偵は特殊な技術によって浮気の証拠を探ります。「慰謝料請求」や「セカンドパートナーとの関係をやめさせる」など目的に応じてさまざまな情報を収集します。

一刻も早く問題を解決したいという方は、早めに探偵に相談してみましょう。

鷹の目探偵事務所は男女の悩みに特化した探偵事務所です。

  • 何から話すべきかわからない
  • 相談内容がまとまっていない
  • 費用が払えるか心配

という場合でも、ベテラン調査員が一つずつ丁寧にお伺いします。まずはお気軽にご相談ください。

記事監修者
鷹の目探偵事務所 編集部
この記事は鷹の目探偵事務所編集部が企画・執筆いたしました。 ※本記事は公開日時点の法律に基づいて執筆しています。 本店所在地:東京都豊島区南大塚3-54-3山内ビル301 住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目15番6号5番街共同ビル301

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