浮気調査

ドライブレコーダーでの浮気調査は可能? 調査方法や設置方法、選び方を解説!

交通事故に遭った際の備えとして設置するドライブレコーダーですが、実は浮気の証拠を集めるためにも活用できます。

ドライブレコーダーのみで浮気の決定的な証拠をつかむことは困難ですが、浮気の現場を特定できたり、相手の名前を知ることができたりと、浮気調査に置いて非常に役立つツールです。

今回は、ドライブレコーダーによる浮気調査に関して、効果的な調査方法や設置方法、また注意点などについて解説いたします。

ドライブレコーダーで浮気調査は可能なのか

ドライブレコーダーは、車両内に取り付けられ、運転中の外部や内部の様子を映像や音声で記録するデバイスです。これにより、万が一の事故や事件の際に重要な証拠となる映像を提供することが可能になります。

運転中でなくとも、車に一定以上の強さの衝撃が加わった際に、映像や音声の記録を開始するドライブレコーダーも存在します。駐車中の事故や不審な行動をも捉えられる、非常に便利なツールです。

そんなドライブレコーダーですが、実は浮気調査において重要な手がかりをもたらす場合があります。時として、裁判に有利な証拠をドライブレコーダーから掴むことができる場合もある、非常に有効なツールです。

ドライブレコーダーの情報は浮気の証拠になる?

前述した通り、ドライブレコーダーは浮気の証拠を得るためにも活用できます。しかしながら前提として、万能のツールではないということを理解しておく必要もあります。

浮気を理由に相手に対して慰謝料を請求する場合には、他の有力な証拠と組み合わせる必要があります。また、証拠として提出する際のフォーマットにも気をつけるようにしましょう。

慰謝料請求のためには他の証拠も必要

ドライブレコーダーの記録内容によっては、離婚や慰謝料請求のための十分な証拠とはならない場合があります。

例えば、パートナーが浮気相手と車で頻繁にラブホテルを利用していたとしても、不倫相手と一緒に出入りするなどの映像が残っていなければ証拠としては不十分です。ドライブレコーダーの視界が狭いと、決定的な証拠を捉え損ねる可能性があります。

離婚や慰謝料請求を行うためには、十分に説得力のある証拠を確保することが重要です。ドライブレコーダーの映像だけでは不十分な場合もあるため、関連する他の証拠や情報と組み合わせることが求められる場合があります。

証拠として提出する方法

浮気の証拠として取得したドライブレコーダーのデータは、裁判所に提出します。通常、ドライブレコーダーや他の映像・録音データは、DVDなどの物理メディアに保存して提出します。この際、データの内容を明確にするための書面を添付することが求められます。

また、GPSデータの場合は行動履歴やその他の関連情報を印刷し、それを証拠として提出します。これにより、裁判所において、証拠の内容が正確かつ明瞭に理解されるようになります。

ドライブレコーダーを使った浮気調査方法

ドライブレコーダーは事故などのトラブルを記録するだけでなく、浮気調査における情報収集に利用することができます。

例えば、以下のような情報を得ることができます。

  • 浮気相手と密会している場所・位置情報
  • 浮気相手と会話している内容
  • 浮気相手の名前や
  • 性行為の音声や動画

ドライブレコーダーは事故発生時のやりとりなどを音声で記録する機能があります。これを活用すれば、浮気相手との会話を記録することも可能です。また録画機能からは、浮気の現場を突き止めることができます。

具体的な活用方法は以下になります。

位置情報を確認する

GPS機能付きのドライブレコーダーを用いた浮気調査では、専用ビューワソフトを活用して、GPSデータをGoogleマップと連携させることで、パートナーの行動履歴を詳細にデータ化することができます。

例えば、パートナーが浮気相手の家を頻繁に訪れている場合、行動履歴を利用してその不貞行為を立証することが可能です。

さらに、状況によっては行動履歴と映像データを組み合わせることで、不貞行為の証拠を強化できる可能性があります。そのため、将来的にこの情報が重要になる可能性を考慮して、行動履歴を保存しておくのがおすすめです。

録画・録音機能を使用する

浮気調査において、ドライブレコーダーの録画や録音は非常に強力な武器になり得ます。

例えば、車内での親密な会話や行動が録音されるだけでなく、場合によっては映像によって相手との肉体関係が確認できることもあります。

車内を撮影できるドライブレコーダーも市販されており、これにより後から映像を確認したところ、浮気相手との性行為が明確に記録されているというケースも珍しくありません。

浮気調査用のドライブレコーダーの選び方

浮気調査に使用する際、どのようなドライブレコーダーを選べば良いのでしょうか?  浮気の証拠をつかむために、これからドライブレコーダーを設置したいという方は、以下の3つの点を考慮して選ぶと良いでしょう。

GPS機能のあるドライブレコーダー

パートナーまたは浮気相手の動きを追跡したいのであれば、GPS機能が搭載されているドライブレコーダーを選択することが重要です。

GPS機能付きのドライブレコーダーを利用することで、パートナーや浮気相手がたどった経路を詳細に分析することが可能になります。これにより、浮気相手との密会に使われている場所や、具体的なルートを確認できるため、証拠収集に大いに役立ちます。

さらに、このタイプのドライブレコーダーは日時を正確に記録できるため、浮気が行われる曜日や時間などの傾向を把握するのにも非常に便利です。

車内撮影が可能なドライブレコーダー

パートナーが助手席に浮気相手を載せているようであれば、車内撮影が可能なドライブレコーダーを選ぶようにしましょう。

事故などが起こった際に、安全運転を証明するために車内を撮影できるレコーダーも少なくありません。これを利用すれば、浮気相手の顔や特徴などの詳細な情報を映像として記録することができます。

ただし、ドライブレコーダーで車内を撮影すること自体が、「浮気を疑われている」という不信感を抱かせるリスクもあるため、注意が必要です。

常時録画が可能なドライブレコーダー

浮気調査においては、いつ重要な証拠が撮影されても撮影できるように、常時録画機能があるモデルを選ぶようにしましょう。

衝撃検知機能を持つドライブレコーダーは、主に事故が発生した際の映像のみを記録するため、浮気調査には適していません。

また、エンジンが切られた後も録画を続けることができる、駐車監視機能付きのドライブレコーダーがおすすめです。この機能があれば、車を駐車した後でも、車内での会話や行動の記録を確実に残すことができます。

相手に怪しまれずにドライブレコーダーを設置する方法

浮気調査のためにドライブレコーダーを設置する場合、パートナーに導入する理由を聞かれる可能性があります。

まさか「浮気しているかどうかを確かめるため」などと正直に答えるわけにもいきませんので、別の理由を答える必要があります。パートナーに怪しまれないためにも、設置する理由を自然に説明できるよう、前もって回答を用意しておき魔yそう。

交通事故の際の証拠

浮気調査のためにドライブレコーダーを設置する際の言い分として「交通事故に遭った時に役立つから」というのは理にかなった説明だといえます。

交通事故では過失割合がどれだけあるかが重要になります。事故の映像によって状況を確認することは、ドライブレコーダーで映像を撮影する本来の目的です。説得力のある設置理由になりますし、本当に事故に遭った際にも活用できます。

盗難防止のために設置

防犯目的でドライブレコーダーを設置する人も少なくありません。当て逃げや車上荒らしの被害を受けた際のために設置すると言えば、説得力のある言い訳になるでしょう。

さらに、車上荒らしの被害に遭った時のため、と説明すれば車内の映像を記録するタイプのドライブレコーダーも自然に導入することができます。

煽り運転対策に設置

煽り運転対策に設置する、というのも説得力のある名目です。

近年煽り運転による事故は問題視されており、ドライブレコーダーの普及にも少なからず影響したと言われているほどです。

「煽り運転の被害に遭った際の備えとして」という名目であれば、ドライブレコーダーの設置を持ちかけても否定されることはないでしょう。

ドライブレコーダーから浮気情報を証拠隠滅されるケース

ドライブレコーダーは浮気の証拠を押さえるのに有効である一方、タイプによっては証拠隠滅が可能なものもあるので注意が必要です。

例えば映像や音声が不自然に途切れていたり、意図的に削除されていることがあれば、何らかの事情があって意図的に情報を消している可能性が高くなります。

SDカードを抜かれる

記録を閲覧している最中に、音声や映像が不自然に途切れている場所があれば、ドライブレコーダーのSDカードが抜かれた可能性があります。

ドライブレコーダーは揺れやすい車に設置するものなので、簡単にSDカードが抜けるはずはありません。もしデータに抜けがあるのであれば、パートナーが意図してSDカードを外したか、保存されたデータを閲覧して記録を削除している恐れがあります。

音声の記録をオフにされる

浮気相手を車に乗せる際、ドライブレコーダーの音声記録をオフにする場合があります。機種によっては運転席や助手席の映像を残すことができないドライブレコーダーも存在するので、その場合は音声が残っていなければ浮気の証拠にはなりません。

しかし、もし音声を消しているのであれば、聞かれたくない理由があるはずです。助手席に乗せていなくとも、浮気相手と電話している可能性も考えられます。

ドライブレコーダーを使った浮気調査の注意点

ドライブレコーダーは浮気調査において有用なアイテムですが、使用するにあたってはいくつか注意しなければならないポイントがあります。

ここからは、ドライブレコーダーを浮気調査に使う際の注意点を紹介いたします。

動画が自動的に書き変わる場合がある

ドライブレコーダーの本来の使用目的は、事故が発生した時の映像を後から見返すことです。そのため、古い映像は上書きされる性質があります。もし浮気の証拠を録画・録音していても、上書きされているせいで見られなくなる可能性があるのです。

音声や映像の記録にmicroSDは、容量の大きいものを使用することをおすすめします。通常のSDカードは64GBで5時間分の記録が可能なので、それよりも多いものを用意しましょう。

パートナーにバレるリスクがある

ドライブレコーダーをパートナーに相談なく設置した場合、浮気調査がバレてしまうリスクがあります。「事故やトラブルを防ぐため」という言い訳はできますが、一度疑惑を持たれてしまうと、その後も警戒状態が続くリスクがあります。

パートナーに浮気調査を疑われないためには、きちんと話し合い、あくまでも事故に遭った時を想定して備えとして購入すると納得してもらう必要があります。

ドライブレコーダーを切られる可能性がある

ドライブレコーダーの記録を後で確認した際に、特定の時間帯で映像が不自然に途切れている場合、それは浮気行為を隠すために意図的に装置が停止された可能性があります。

映像が存在しない時間帯は、浮気相手との密会が行われていた可能性があります。直接的な証拠が得られない場合でも、ドライブレコーダーの記録が途切れている時間帯を確認することで、浮気の確証に繋がることがあります。

違法になる場合がある

浮気調査において、自分とパートナーが二人で所有している車にドライブレコーダーを設置することは通常問題ないとされています。

しかし、浮気相手の車や他人が所有する車に無断でドライブレコーダーを設置する行為は、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。

また、浮気相手の車にドライブレコーダーを設置することは非常に困難であり、駐車場などに侵入して設置しようとすると不法侵入にあたる可能性もあります。

ドライブレコーダーのみで浮気の証拠は集められない!

ドライブレコーダーで取得した録音・録画のデータだけでは、浮気を理由とした離婚や慰謝料請求を成立させるための決定的な証拠にならない場合もあります。

探偵事務所に依頼すればドライブレコーダーから取得できる情報からさらに分析を行い、法的に有効な証拠の収集を効率的に行うことができます。また、法律に違反するリスクもなく、安全に浮気調査を行うことが可能です。

パートナーの浮気が怪しい…と感じている方は、探偵事務所に依頼することをおすすめします。

記事監修者
鷹の目探偵事務所 編集部
この記事は鷹の目探偵事務所編集部が企画・執筆いたしました。 ※本記事は公開日時点の法律に基づいて執筆しています。 本店所在地:東京都豊島区南大塚3-54-3山内ビル301 住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目15番6号5番街共同ビル301

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