浮気

旦那が浮気した際、賢い妻が取るべき対応とは?関係維持と離婚それぞれの場合で解説

夫が浮気・不倫していると確信した瞬間、大きなショックと精神的な苦痛を受けるでしょう。

その結果、感情に任せたアクションを起こす人は多くいます。しかし、考えもなしに行動するのは非常にマイナス面が大きいです。

関係を維持するにせよ、離婚をするにせよ冷静な行動を取るべきです。それこそが賢い妻の対応であり、明るい未来を切り拓くために必要なことです。

本記事では、旦那が浮気した際に賢い妻が取るべき対応について詳しく解説していきます。

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Contents

旦那の浮気に「賢い妻」はどう対応する?

旦那が浮気した際、妻としていかに立ち回るかはとても重要です。

対応の仕方によって、その後の展開が大きく変わるからです。

ここでは、浮気・不倫をされた時、賢い妻としていかに行動すべきかについて説明します。

とにかく冷静に!浮気疑惑の段階では問い詰めない

妻として「夫が浮気している」と直感することや、不倫を示唆するような物証を見つけることがあるかもしれません。

しかし、まずは冷静になって本当に夫が浮気をしているか否か真実を見極めましょう。

それが賢い妻として最初に取るべき行動です。

直感や少ない物証しかない疑惑の段階で、感情に任せて夫を問い詰めるような行動はNGです。とにかく冷静になって行動しましょう。

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許せない場合は離婚や慰謝料の請求を検討する

真実を見極めた結果、旦那の浮気や裏切りが確定したとしましょう。

おそらく、心は傷つき、「許せない」という気持ちが湧き上がるでしょう。

その際も勢いに任せた行動はしないようにしてください。

例えば、不倫相手の家に乗り込んだりしてしまうと、不要なトラブルを引き起こしたり、最悪の場合はあなた自身が罪に問われたりすることもありえます。

冷静になって、離婚や慰謝料の請求を検討しましょう。

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旦那の浮気を放置するリスクは?

旦那の浮気が発覚しても、「動じないのが賢い妻」と考えて放置をする人は多くいます。

「夫のことを信じたい」「自分が耐えていれば済むことだ」「事を荒立てて、今の平穏な暮らしを乱したくない」といった思いもあるかもしれません。

しかし、旦那の浮気に対して何もアクションを起こさないことによる弊害も多数存在します。ここでは、浮気を放置するリスクについて解説します。

旦那から離婚を求められる

浮気を放置する理由の1つに、「現状の平穏な暮らしを継続させたい」という思いが挙げられます。

しかし、浮気期間が長くなればなるほど夫と浮気相手との関係が深くなっていきます。

そして最悪の場合、夫から離婚を切り出されてしまうことになりかねません。

つまり、今の暮らしを守るためにと浮気を放置した結果、今の生活が根本から壊されてしまう可能性があるのです。

特に浮気相手が未婚の女性の場合、「早く奥さんと別れて、私と一緒になって」と迫るケースは非常に多いので注意が必要です。

浮気がエスカレートする

浮気を放置すると、旦那は「自分の浮気はバレていない」と安心します。

その結果、浮気がエスカレートしてしまうことは往々にしてあります。

具体的には、何度も浮気を重ねて浮気相手に対して本気になってしまったり、避妊せずに性行為に及んだりします。

そのような事態を防ぐためにも、浮気を放置するのは得策とは言えません。

なるべく早く対策を行うべきです。

浮気相手が妊娠する

「浮気がエスカレートする」でも述べたように、何度も浮気を重ねていると浮気相手が妊娠する可能性が高まります。

しっかりと避妊してセックスしていたとしても、妊娠する確率はゼロではありません。

妊娠してしまうと事態はさらにこじれます。例えば、浮気相手が「シングルマザーでもいいから産みたい」と言ったらどうでしょうか?その場合は、認知や養育費の問題が浮上します。一方で堕胎・中絶を強要すれば、逆に慰謝料を請求される恐れもあります。

旦那の浮気を放置することは、浮気相手が妊娠する可能性を容認することと同義だという理解が必要です。

浮気相手の配偶者に慰謝料を請求される

旦那の浮気相手が既婚者の場合、つまりW不倫と呼ばれるケースでは、浮気相手の配偶者から旦那が慰謝料を請求される可能性があります。

もちろん、あなた自身も浮気相手に対しては慰謝料を請求できます。しかし、請求できる金額が同額になるとは限りません。

もしも、自身が請求できる慰謝料よりも、相手から旦那が請求される慰謝料の金額が大幅に上回った場合、家計に大打撃を受けます。

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旦那との関係を維持したい場合の「賢い妻」の対応

旦那の浮気が発覚したとしても、夫婦関係を継続するのも選択肢の1つです。

夫婦関係を継続するには、関係の再構築が必須になります。

ここでは、旦那との関係を維持したい場合に、賢い妻として取るべき対応について解説します。

不倫の証拠を提示する

関係修復に向けて、「浮気について知っている」と夫に伝えるところからスタートしましょう。

そのためにまず、不倫の証拠を収集し、提示してください。

客観的な証拠がなければ、夫は言い逃れをする可能性があるからです。

浮気について話し合う際は、決して感情的になってはいけません。あくまでも冷静に話すように心がけてください。

うやむやにせず夫婦で話しあう

浮気の証拠を提示すれば、夫は事実を認めるでしょう。しかし、それで終わらせてしまっては、夫婦関係は修復できません。

しっかりと、浮気に至った原因や理由について話し合いましょう。そして、その原因の解消をどうすべきかまで夫婦で一緒に考えることが重要です。

もちろん夫の言い分に納得できないこともあるかもしれません。

しかし、やり直すと決めたならば、決して怒らずに意見を交わし合い、夫婦関係の再構築に努めるのが賢い妻です。

安易に許さず次はないと釘をさす

浮気の事実を突きつけられると、夫は「申し訳なかった」と謝罪してくるでしょう。

この時に安易に許してしまう妻は、賢い妻とは言えません。

おすすめは、「次に浮気・不倫をした場合は、離婚をする」「浮気・不倫をした場合は、●万円の慰謝料を支払うものとする」といった内容を記した夫婦間契約を交わすことです。

「次はない」としっかりと形に残る形で釘を刺すのです。

自分が悪かったことは素直に認める

夫が浮気に至った原因の中に、もしも「自分にも反省すべき点があった」と少しでも感じた部分があれば、素直に認めるようにしましょう。

そして、反省の言葉を夫にしっかりと伝え、互いに改善できるように話し合いましょう。

浮気をされて「自分にも悪い部分があった」と認めるのは耐え難いと感じるかもしれません。

しかし歩み寄る姿勢を見せることで、夫も気持ちを入れ替えやすくなります。

何度も蒸し返さない

浮気・不倫についてしっかりと話し合い、関係構築に向けて夫婦で進み始めたら、今回の浮気については蒸し返さないようにしましょう。

夫の言動に対して、「浮気をしたくせに」と思う場面もあるかもしれません。しかし、それを口にしてしまっては、関係の修復は進みません。

もちろん、浮気されたことによる精神的な傷がなかなか癒えない場合もあります。

その際は、一人で抱え込まずカウンセリングを受けるなどしてください。

夫婦間のルールを定める

二度と浮気をさせないために夫婦間のルールを決めましょう。次のようなルールを定めるのがおすすめです。

夫婦間のルール
  • 1週間のスケジュールを事前に必ず伝えるようにする
  • スマホの中身を自由に見られるようにする
  • 家族と過ごす時間を必ず作る
  • 急な予定変更の場合は、テレビ電話で周囲の状況を伝える

ただ、あまりに厳しいルールを設定してしまうと夫のストレスが大きくなるため注意が必要です。

旦那と離婚したい場合の「賢い妻」の対応

旦那の浮気をしたとい事実が明らかになった結果、どうしても許すことができず離婚という選択肢を選ぶ場合もあるでしょう。

ここでは、賢い妻として離婚に向けて取るべき対応について解説します。

離婚条件について考える

離婚を決意すれば、「今すぐにでも離婚したい」と思うかもしれません。

しかし、離婚するにしても離婚条件をしっかりと考える必要があります。

今後の生活や子どもの成長にも大きく関わってきますので、絶対に妥協してはいけません。

離婚条件としては、最低でも次のような点について考えてください。

離婚条件
  • 離婚時期
  • 親権および養育費
  • 財産分与
  • 慰謝料の請求

離婚後の生活について考える

離婚後の生活についても考えていきましょう。

移住食をどうするのか、収入はどのように確保するのかなどを具体的に準備していきます。親権を持つ場合には、子どもに関わる各種手続きが必要になる可能性もあります。

やるべきことは非常に多く大変なのは間違いありません。

そのため「ある程度の準備ができるまで離婚しない」というのも1つの手です。現状の生活を送りながら、離婚後の生活基盤を着々と整えていくのです。

離婚について夫婦で話し合う

離婚の条件と離婚後の生活についてしっかりと考えた後は、夫に離婚を切り出しましょう。

離婚について夫婦で話し合って、離婚という結論に達すれば裁判は必要なく、役所に離婚届を出すだけで離婚は成立します。

仮に夫が離婚したくないと主張した場合や、親権や慰謝料額などの離婚条件で揉めた場合には、離婚調停や離婚裁判へと移行することになります。

慰謝料を請求したい場合の「賢い妻」の対応

離婚する際にポイントとなるのは慰謝料の請求です。

浮気の慰謝料の相場は一般的に50万円から300万円と言われています。離婚した際は金額が高くなる傾向があります。

この金額を安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれでしょう。

ただし、離婚後の生活を考えれば、とても重要なお金になることは間違いありません。

ここでは、慰謝料請求に向けて、賢い妻が行うべきアクションを説明します。

まずは浮気の証拠を確保する

慰謝料請求に欠かせないのは、浮気の確実な証拠です。

法的に不貞行為(配偶者以外と肉体関係を持つこと)があったと客観的に認定できる証拠が必要となります。

例えば、夫のシャツに口紅が付いていたとします。妻としての直感と合わせて、立派な浮気の証拠だと言いたくなるかもしれません。

しかし、「満員電車で知らない女性に付けられた」や「飲み会の際に付いただけ」と夫が主張したらどうでしょうか?

もしかすると、夫の主張が認められ、裁判では証拠として採用されないかもしれません。

そのため、言い逃れできない確実な証拠が必要になるのです。

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法的措置に向けた証拠収集は探偵に依頼する

前述の通り、自身では浮気の確実な証拠だと思っていても、裁判では全く通用しない場合があります。

そのため、法的措置に向けた証拠の収集はプロである探偵に依頼するのがおすすめです。探偵は何が有力な証拠になるのかを熟知しており、裁判に勝てる証拠を集められる可能性が格段に高まります。

また、自分で証拠を集めると、夫のプライバシーを侵害してしまうなど、違法行為をしてしまう恐れがあります。そうなると、逆に夫から訴えられる危険性もあります。

プロの探偵ならば合法的に証拠を集めるため、そのような心配も必要ありません。

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具体的な法的措置に関しては弁護士に相談する

証拠を集めたあとは、法的措置を行いましょう。もちろん個人でも法的措置を行えますが、可能な限り法律のプロである弁護士に依頼しましょう。

離婚専門の弁護士も多くいますので、必ずあなたの強い味方になってくれます。

また、離婚を考える中では、慰謝料だけでなく、親権や財産相続などいろいろなことを考えなければなりません。

そういった相談にも弁護士は乗ってくれますので、頼るようにしましょう。

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旦那の浮気に対するNGな対応

旦那に浮気が疑われる際、取るべき対応はいろいろ考えられます。

一方で、賢い妻として絶対に取ってはいけない対応もあります。

NGな対応を取ってしまうと、関係修復を望んだとしても、もしくは、離婚という道を選ぶにしても、マイナスな影響を及ぼすからです。

ここでは、賢い妻として取ってはいけない、旦那の浮気に対するNGな対応について解説します。

浮気を放置する

「旦那の浮気を放置するリスクは?」の項目で述べた通り、浮気を放置すると「旦那から離婚を求められる」「浮気がエスカレートする」「浮気相手が妊娠する」「浮気相手の配偶者に慰謝料を請求される」といった多様なリスクがあります。

もちろん「旦那を信じたい」という思いから放置したくなることもあるでしょう。

しかしながら、信じているからこそ、放置するのではなく、真実を明らかにするべきなのです。

旦那に冷たい態度をとる

「浮気した旦那なんかと顔も合わせたくない、話もしたくもない」と思うのは自然な感情でしょう。

しかし、そのような冷たい態度を取り続けるのはNGです。

なぜなら、旦那の心があなたから離れてしまったり、旦那にとって家庭が安らぐ場所でなくなり浮気がエスカレートしたりと、総合的にマイナスの影響が大きいからです。

最終的には「浮気相手と新しい家庭を築きたい」と旦那が思ってしまうこともあるでしょう。

感情的に責める

浮気・不倫をされたら、感情的に旦那を責めてしまう人は多くいます。

しかし、これもNGな対応と言えます。感情的な対応には、感情的な反応しか返ってこないものだからです。

仮に、「浮気をしてしまって申し訳ない」と旦那が思っていたとしても、妻から感情的に責められてしまったら「そこまで言われる筋合いはない。そっちにだって原因があるだろう」と正当化の気持ちが湧き上がりやすくなるのです。

だからこそ、賢い妻として冷静に、クレバーに話を進めるようにしてください。

違法な手段で浮気調査を行う

浮気の証拠を集めるのは非常に大切なことです。しかし、違法な手段で浮気調査をするのはNGです。

最悪の場合、あなた自身が罪に問われ、訴えられる可能性もあります。

例えば、「夫のスマホの中身を勝手に見る」「LINEやメールを勝手に操作して、中身を見る」「夫のスマホにGPSアプリをインストールして監視する」「録音機器を夫の私物に潜ませる」「浮気相手の自宅に侵入する」などを行ってしまうとプライバシーの侵害や不正アクセス禁止法、不正指令電磁式記録共用罪、住居侵入罪などに抵触する恐れがあります。

特にスマホを見たり、LINEやメールを見たりする行為は、罪の意識なくやる方が少なくありません。

しかし、訴えられる可能性がある行為だと十分に理解してください。

浮気された自分を責める

「浮気された自分に落ち度があった」と過度に考えてはいけません。

いかなる理由があっても、浮気をした方に罪があるからです。

自分を責め過ぎてしまうあまり旦那に従順になってしまい、さらに浮気をされてしまう……といった悪循環に陥るケースもあります。

「浮気される側にも原因がある」といった言説もありますが、浮気を正当化する言い訳の1つに過ぎません。

仮に原因があったとしても、浮気をする側が悪いのです。どんな状況であっても、浮気をしない人はしないからです。

もちろん関係修復に向けて動き出してからは、改善すべき部分を改善することは大切です。

浮気相手に嫌がらせする

旦那の浮気相手に対して報復したいと考えるのは、妻として当たり前の感情と言えるでしょう。しかし、報復の仕方を誤ってはいけません。

例えば「浮気相手に暴力を振るう」「相手の職場に浮気について書いたビラを巻く」「SNSに相手を抽象する書き込みをする」などの嫌がらせ行為は絶対にNGです。あなた自身が処罰される恐れがあります。

また「世間に浮気をばらされたくなければ、旦那と別れろ」といった交渉も、脅迫罪に問われる可能性があります。

制裁・報復を行うならば、慰謝料請求をはじめとした法律に則った方法で実施しましょう。

夫の浮気が何年経っても許せない!浮気発覚後に年数が経っても仕返しできる?「夫の浮気が何年経っても許せない」という方に向けて、その気持ちを整理する方法や、仕返ししたい時の方法を紹介いたします。...

考えもなしに離婚を切り出す

離婚については、熟考してから切り出すようにしてください。結婚前の恋人同士が別れるのと離婚とでは天と地ほどの差があります。

もしも、子どもがいる場合はなおさらです。

最終的に離婚するにしても、離婚後の生活の基盤を作ってから離婚しなければ大変な苦労をすることになります。

また、あなたが簡単に離婚することで「邪魔な妻が身を引いてくれて、すぐに一緒になれる!」と旦那や不倫相手がただただ喜ぶという結果にもなりかねません。

そのため、一時の感情に任せて離婚を切り出すのはNG行為です。

証拠もないのに離婚すると周囲に告げる

周囲に「離婚する」と話してしまうと、引っ込みがつかなくなります。

もしも、浮気が誤解だった場合は、婚姻を継続するケースが多いでしょう。

すると「あれだけ離婚すると言っていたのに、なぜ離婚しないのだろう?」とあなたに対する周囲の見方が変わります。何より、旦那の名誉を毀損してしまいます。

仮に本当に浮気していた場合でも、話し合いの結果「やり直したい」と思うこともあるはずです。

しかし「離婚する」と周りに告げていると、周囲の目を気にして正しい判断ができなくなる恐れがあります。

浮気の確かな証拠があり、「離婚する」という強い決意ができるまでは、安易に周囲に「離婚する」といった話はしないようにしてください。

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記事監修者
鷹の目探偵事務所 編集部
この記事は鷹の目探偵事務所編集部が企画・執筆いたしました。 ※本記事は公開日時点の法律に基づいて執筆しています。 本店所在地:東京都豊島区南大塚3-54-3山内ビル301 住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目15番6号5番街共同ビル301

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